ふつうでふつうの毎日。

レディースデーだ。映画1000円だ！！
「リョータ、ママと妖怪ウォッチの映画を見に行く？」と誘ったら、
「パパとみたからもういい。」と断られてしまいました。

そしてお年玉兼誕生日プレゼントで貰った、
マリオパーティに朝から夢中。
ママよりマリオ、、、

今日は実家の母の誕生日。
母はあと何回誕生日を迎えることができるんだろう。
父の介護に疲れて死んでいくんだろうか？
それとも父を看取った後、自分の時間を取り戻して余生を過ごせるんだろうか？

実家の父は介護レベル3で、母の介護なしではまともに生活することができない。
少しでも母の介護が楽になればいいという考えは全くないようで、
デイケアもショートステイも拒否。
介護ベッドさえ拒否。
布団から起き上がることができないので、母に起こしてもらい、
手をひいてもらわないとトイレに行くことも出来ない。
ケアマネさんから母の負担が減るからと、介護ベッドをすすめられても拒否。
そのせいで母はひざを痛めて、整形外科に通う羽目に、、、

実家滞在中に、父に「何で介護ベッドをいれないの？」と聞いてみた。
そしたら母が夜中におかしい行動をするので、
自分が一緒に布団で寝てあげないといけないんだと訳の分からないことを言いだした。

いやそれは介護疲れで寝ぼけちゃうこともあるでしょ。
そして衝撃の発言。
「俺が先に死んだら、お母さんの面倒、誰がみるんだ！！」

え？
介護されてるお前が言うセリフか？

「じゃあお母さんが先に死んだら、お父さんの介護は誰がするのよ？」
「俺のことはどうにでもなる！ほっとけ！」

え？
自分ひとりじゃトイレにも行けないのに？

「お母さんが先に死んだら、自分が一番行きたくない施設に入って、
その施設で死ぬんだよ。」
「そんなことはどうでもいいんだ！自分の事は自分でできる！！」

いや、自分の事は自分で出来てないから介護レベル3なんじゃないですか？？

っつうか、何と言うか、、、言葉を失う。
じゃあ、母は父の介護をして一生を終えろってことなの？
この人、自分が「死ぬ」ってこと考えてないな。
いつか元通りに動けるようになる、
いつか元通りに動けるようになってクルマの運転も出来るって思ってる。

現実を受け入れられないんだな。