<狼ヘッドを「鉢底ネット+軽量樹脂粘土」で作る>
1号製作日記はこちら <狼ヘッドを「鉢底ネット+軽量樹脂粘土」LEDギミックアイで作る> 2号製作日記はこちら <狼ヘッドを「鉢底ネット+和紙+和紙工芸レジン」LEDギミックアイで作る> 3号製作日記はこちら <狼ヘッドを「ヘルメット使用+エポキシパテ+トリカルネット」LEDギミックアイで作る> 4号製作日記はこちら 3号 MAN WITH A MISSION風 狼ヘッド自作への道1へ戻る ※ご注意※ 2016年12月追記 「MAN WITH A MISSION」の公式twitterの告知で、 メンバーに似せた自作のコピーヘッド(「マンウィズ」の名称をつけたヘッド)の販売は禁止行為 とされています。 著作権や肖像権に違反する行為です。 コピーヘッドの販売者は、裁判の賠償金を支払う事態を想定してください。 今回、粘土を使用しないので、作業工程が変わります。 代わりに使用するのがコレ。
和紙を使って、染みこませて、固形化させるレジンです。 レジンという素材とはなんぞや? レジン=樹脂だそうです。 なので、材質はいろいろ。 石油系の有機溶剤から、膠といった天然由来のものまでおおざっぱに含むようです。 専門家ではないので間違った解釈をしているかもしれません。 個人的な感覚で記述しているので、正確なことはちゃんと調べてくださいね。 いろいろ使ってみた結果、私自身がどうも有機溶剤系にアレルギーがあるようです。 先日、作家さんからコメントをいただいたところによると、エポキシ系は固形化するとほぼ無害になるので比較的安全な素材のようですが、キシレン系は固化しても常に微量の揮発物質が出るらしく、アレルギーのある人には向かないそうです。 今回使用するレジンですが…ニオイが甘酸っぱいです。 酢酸系なので、木工用ボンドや洗濯用ノリとして使われている、あの白い液体と同様だと思われます。 まずは、和紙をA4用紙サイズに切って、型紙を印刷します。 その型紙の余白を切り取り、木工用ボンドを塗って鉢底ネットに接着します。 ![]() IMG_1562 posted by (C)ユライ 和紙がきちんと接着するまで吊して干して乾かします。 乾いたら、インクが滲むのを無視してたっぷり「和紙工芸レジン」を染みこませます。 再度しっかり乾燥させます。 きちんと和紙に染みこんだところは半透明になります。 ![]() IMG_1565 posted by (C)ユライ 型紙の糊しろを取って切り出します。 触ってみると、和紙だけの時よりは、薄手のプラスチックのような丈夫さがあるようです。 マズル部分だけは形状的に剥がれやすいため、木綿糸で縫い合わせてから、ほかはホットボンド(グルーガンスティック)で接着します。 ![]() IMG_1567 posted by (C)ユライ 思った以上にしっかりした形状が完成しました。 続いて、鼻を焼成用粘土で作ります。 完成した物を、アルミホイルの台に載せて、オーブンで焼きました。 ![]() IMG_1570 posted by (C)ユライ シリコンで型取りして、キシレン系の黒レジンキャストで抜いてみました。 はじめてにしては、なかなかの完成度。(笑) 抜いた複製のほうを使用します。 しかし…、カワハロ時に自作ヘッドが思った以上に大きいことが判明したので、4号からは小顔を目差すことにより、このシリコン型はお蔵入りに…。(^-^;) まぁいいか、練習だと思えば。なかなかにお高い練習代だけど。(o;ω;o) ![]() IMG_1645 posted by (C)ユライ そして、更に失敗は続く…。 少々、耐久性に不安があったので、例のキシレン系黒レジンキャストを上掛けしてしまったのが運の尽き。 ![]() IMG_1648 posted by (C)ユライ うわ、コリャマズイヨマズイヨーーーーーッ!!! Σ(; ゚Д゚) さっき作った鼻の複製品どころのニオイじゃないわー!!! キケンなニオイだ…。 本能がカナリヤベェよ、と告げている。(笑) ![]() IMG_1649 posted by (C)ユライ 固化してから、試しに被ってみると呼吸が苦しくなって、目の前がグラグラする…!!!(T-T) 数日置いておけばなんとかなるかと思ったけど、やっぱり気のせいではなく、本当にダメそう。 皮膚もビリビリするんだよね…。うんダメだと思う、わりとマジで。 ただ、ひとつだけお断りをしておきます。 これは、あくまでも「個人的な反応」。 この反応が出たときに使ったモノが悪いのかと思ったけど、同じ物を使用している作家さんもたくさんいるので、これは製品が悪いのではなく、自分の体質の問題。 なので、作る人がキシレン系のレジンキャストを使っても問題ないはず…(たぶん)。 ただし、キシレン系が有害物質であることは間違いないので、身体に優しいノンキシレン系を使うのもひとつの方法ではあります。 ![]() IMG_1651 posted by (C)ユライ しかし、どうにも…半日かぶって、無事で過ごせる自信がない…。 当日のカワハロパレード中、ブッ倒れる訳にはいかない…大迷惑になる…ので、作り直しを決意。。゚(゚´Д`゚)゚。 時間がないよぅ…。(T-T) ![]() IMG_1668 posted by (C)ユライ 鼻を接着しちゃったけど、引っぺがして再利用。(^-^;) そして、もう一回ヘッドシェル作成開始。 和紙がない(!!)ので、キッチンペーパーで代用。( ´艸`) 製作費と相談して、だんだん適当になってきているのは大目に見てやってください。(笑) ![]() IMG_1669 posted by (C)ユライ どうしてもマズルが広がり目になってしまうので、写真では和紙工芸用レジンが固化するまで輪ゴムで固定してます。 3号 MAN WITH A MISSION風 狼ヘッド自作への道3へ続く ![]() 人気ブログランキングへ ↑参考になりましたら、ぜひ1クリック&タップのご協力を!↑ 製作時の疑問はここで解決! 狼ヘッドを製作希望者のためにmixiコミュニティ「絆mission」を開設しました! ブログでは公開してない情報もコッソリ載せてたりしますよ。(笑) ![]() 入会申請、絶賛解放中。(笑) ご参加をお待ちしています! ↑お気軽にクリック&タップ!↑ ![]() MAN WITH A MISSION風 狼ヘッド自作への道 特設ページへはこちら ↑お気軽にクリック&タップ!↑ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年01月16日 00時27分57秒
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