テーマ:徒然日記(22833)
カテゴリ:霊視体験
「オウムより悪い。すぐお止めなさい。地獄に堕ちます!」 宜保さんはそう言うと、黙り込んでしまった。
これは私が、母が亡くなって、すぐ横浜へ飛んで行き、個人霊視をお願いした時のことであった。母と霊界でのコンタクトを取ってもらい、宜保さんは母の想いを私に語り、私は母であると確信した直後の事であったので、そのショックも大きかった。第一、オウムよりも悪い宗教などあるはずが無いと思っていた。 私は実は、十七歳の時、盲腸の手遅れにより大手術を受け、その後、癒着という後遺症に悩まされていた。そして二十歳の頃、ある新興宗教に入会していた。当時その宗教は、私にとって精神的な慰めとなっていた。しかし元来、宗教というものに距離を置いていた私は、ほとんど会合にも出席せず、活動も行っていなかった。 宜保さんは、母の霊視をした後、母を供養するために、「何か宗教をしているの?」と私に訊ねたのであった。霊視の途中で、宜保さんが沈黙してしまうことは、非常に珍しいことであった。「どうしてですか?」と私が訊くと、「その宗教はウソばかりついている‥‥‥でもね、私が本当のことを言ったら殺されちゃうのよ!」宜保さんは、それ以上答えてくれなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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