きょうも、ホテル層雲の日帰り入浴へ行ってきた。天気予報では、北海道全域に雪の注意報が出されていたが、上川町から層雲峡へ向かう途中、本当に雪が降ってきて、先週タイヤ交換したばかりだったので、かなり焦った。露天風呂でも、昨日の快晴とは一転して雪が舞い、時折吹雪いていた。4月中旬に入っても、まだまだ油断できないとつくづく感じた。
芝居の始まる30分くらい前に、ステージの一番中央手前の席を確保して、もう一風呂浴びようと廊下へ出ると、声を掛けられた。私はその人が、劇団大和の座長さんだとは気付かずに、「団員の方ですか?」と失礼なことを述べてしまった。なぜなら、舞台の上での化粧を施した姿しか拝見したことがなかった上、イメージしていた素顔とは全く違っていたからである。正直言って、メイクなしでも十分通用する二枚目の座長さんだった。見海堂駿の若かった頃を彷彿させるような雰囲気があった。
今回のお芝居の演目は、「二階の奥さん」という涙と笑いの時代喜劇だった。座長に、「芝居ネタは幾つあるのですか?」と訊ねると100本近く持っているとの答えにも驚かされた。後半の舞踊ショーでは、城愛華の演じるモダンな動きに観客たちを釘付けにさせた。パントマイムの如く踊るその華麗な姿は、まるで生き人形そのものだった。また、きょうは朗報があった。4月で千秋楽を迎える予定だった劇団大和の芝居公演が一ヶ月延びて、5月末に延期になったことである。
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