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関西でも、しびれくらげやで

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2009.10.05
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2016年のオリンピック開催地が、ブラジルのリオデジャネイロに決定した。

2次選考での東京落選の情報を聞いた瞬間、
4年に渡って活動してきた「2016年東京オリンピックを望む学生の会」の活動が終了した。

しばらくブログを書いていなかったけれど、
さすがにこのことだけは書き留めておきたい。



10月2日に東京タワーで行われた開催地決定の瞬間を迎えるイベント会場。

1次選考でライバルのシカゴが落選した瞬間、
本当に東京にオリンピックが来るんじゃないかと思った。

夢がかなっちゃうのか!? 本当に興奮した。

その10分後に飛び込んだニュース。

自分はワンセグで現地中継映像を見ていたので、
イベント会場にニュースが伝わるより早く、周りにいる人より早く、
東京落選のニュースを聞いてしまった。

その場にへたり込んだ。

周りでがんばってイベントを手伝っているみんなに伝えることもできず、
とりあえず目の前にいた龍に「ダメだったみたい」とだけつぶやいた。

その後すぐ、東京落選のニュースがイベント会場にも伝わり、
2016年東京オリンピックを望む学生の会の活動も終了した。



2016年東京オリンピックを望む学生の会の活動がスタートしたのは、
2005年の2月。

今はなき、六本木のNPOハウスから。

そこに集まったのは、自分を含む社会人4人と数名の学生。

10人かそこらで、この活動はスタートしたわけだ。

それから4年以上にわたって、
2016年に東京にオリンピックが来ることを信じて、
来たらどんなに楽しいだろうと夢見て、
この活動を続けてきた。

学生の会のサイトの「活動一覧」を見返してみると、すごいじゃないか。


本当に学生の皆は良くがんばったと思う。

立ち上げ当初から社会人だった自分は口を出すだけで、
実際に活動したのは、何十人もの学生達。

学生が、だよ。

この活動一覧にあるような活動ができる学生、すごいと思う。


自分は広告代理店で働いているけど、
未だに2005年に行われた「日本にオリンピックを呼ぼう!シンポジウム」くらい
メディアを呼べたイベントは稀だ。

PR会社の手なんてもちろん借りず、すべては学生の努力と根性。

一人一人がメディアに挨拶することから初めて、仲良くなって、
イベントを取材してもらった。

メディアだけじゃなく、
招致委員会の人だって、
色々協力してもらったアスリートだって、
たくさんの社会人にだって、
挨拶から初めて、仲良くなって、学生の情熱を伝えて、協力してもらったわけだ。

ビジネスではなく、全てはボランティア。

すごい。これだけの活動をしてきたことは、絶対に誇るべきこと。


ただ終わってみて正直に思ったのは、
「自分も現場の当事者として参加したかった」ということ。

メディアとのやりとり、招致委員会とのやりとり、
すべては学生の会だから学生がやったけど、
そのたびに「いいなぁ」と思っていた。正直。

でも学生だからできたこと、だとも思う。


「いつでも土下座できる体勢で打ち合わせしました」と言って、
シンポジウムでのすばらしいオープニング映像を勝ち取った学生がいる。

東京の色々なプロスポーツ団体と地道に交渉して信頼を勝ち取り、
東京マラソンの会場とか神宮球場でのイベントを勝ち取った学生がいる。

そして開催地決定の瞬間にはコペンハーゲンに乗り込んだ学生がいる。

なにより、招致委委員会からの信頼を勝ち取ったのだ。


4年間がんばってくれた各代の学生には本当に感謝だ。

口を出すだけだった自分も、色々貴重な経験をさせてもらい、
勉強させてもらい、楽しい瞬間を味合わせてもらった。

最高の仲間もたくさんできた。

六本木パセラでのバカみたいなカラオケも、
最初は4人だったんだ。

今では、パセラの一番大きい部屋じゃないとダメなんだ。

やって、良かった。





・・・でも、


ああ、勝ちたかったなぁとやっぱり思う。


楽天イーグルス立ち上げに関わった時、
地元仙台で満員になったスタジアムを見たときの感動。

今でも忘れないあの感動を、もう一度新しい仲間と味わいたかった。


残念だが、しょうがない。


最後に、この写真。


im20091002AS1G0204X0210200913.jpg


リオの人たちは、本当にうれしかったんだろうなぁ。

リオで行われた開催決定を見届けるイベントは、
もう夏フェスみたいだった。

何千・何万という人が、最高の喜びを味わった。

うらやましい。

でも、リオの皆様、おめでとう。





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Last updated  2009.10.06 04:26:14
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