テーマ:☆詩を書きましょう☆(8344)
カテゴリ:POEM
たとえば この生命が無くなったとしても 姿なき声で いつものように起こしてあげる 暖かくなったら 小手毬の白い花になって 近くにいるから たんぽぽの綿毛となり 空から着いて行く あなたの人生を狂わせてしまった せめてもの 償いに この生命が尽きたとしても
たとえば この生命が無くなったとしても 冬のある日には 雪となり あなたの肩に舞い降りるから その優しい温もりで 溶かして欲しい 夏の暑い日には 涼風となり あなたの頬を撫でて 去るから 想い出して欲しいとは 願わないから
もう少し歳が近かったら 困らせることなどなかった この生命 尽きたとしても いつも傍にいるから
あなたはこれ以上 私の涙に戸惑うことなく あなたの人生を歩んでいける この生命 尽きる前に もう少し早く出逢いたかったと それだけが 悔やまれる
あなたに「ありがとう」を伝えたい あなたをずっと想っている あなたを 忘れはしない そして いつも あなたを見守っている
昨日はどん底でした・・・
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