八重樫を何度も窮地に
http://urx.nu/cNGOYOTARO覚え書 2014年09月06日プロボクシング 世界ダブルタイトルマッチ&村田諒太第5戦(2014年9月5日)◆2014年9月5日(金)、代々木第二体育館で行われた村田諒太の第5戦と井上尚弥(WBCライトフライ級王者)、八重樫東(WBCフライ級王者)の世界ダブルタイトルマッチをテレビで観戦しました。八重樫は敗れましたが、いずれもボクシングファンを納得させる好試合でした。☆ミドル級(10回戦)ロンドンオリンピック金メダリストでWBCミドル級12位の村田諒太(28,帝拳)が、同級21位でメキシコ王者のアドリアン・ルナ(24,メキシコ)と対戦した。村田は、2013年8月のプロ転向から5戦目、過去4度の試合は全てKOで勝利している。村田は再三ラッシュをかけ優勢に試合を進めたが、KOには至らず、自身初の最終10ラウンドまで戦い抜いた。大差がついた判定で勝利し、プロ5連勝を飾った。☆WBC世界ライトフライ級タイトルマッチ王者・井上尚弥(21,大橋)が挑戦者サマートレック・ゴーキャットジム(29,タイ)を11回1分8秒TKOで下し、初防衛に成功した。初回から井上の圧倒的に優勢な試合運びになり、4回と6回にダウンを奪った。11回に連打で猛攻したところでレフェリーがストップし、TKO勝ちした。井上は今後フライ級に転向し、2階級制覇に挑戦するということである。☆WBC世界フライ級タイトルマッチ4度目の防衛を目指す王者・八重樫東(31,大橋)は、プロアマを通じて無敗の挑戦者、同級1位のローマン・ゴンサレス(27,ニカラグア)と対戦した。ゴンザレスは、巧みな動きと的確で強烈なパンチによって八重樫を何度も窮地に陥れ、9回2分24秒TKOで勝利した。八重樫は3回に左フックでダウン、9回にもダウンし、レフェリーが試合を止めた。ゴンサレスはミニマム級・ライトフライ級・フライ級の3階級制覇を達成、プロ成績を40勝全勝(34KO)に伸ばした。八重樫は24戦20勝(10KO)4敗。