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ヒロガルセカイ。

ヒロガルセカイ。

9 *15禁

9.

「私にここまで奉仕させるのはアヤが初めてだ」
「頼んでいません!」
震える肩で堪えています。
舐められるのは初めてです。
羞恥心で耳まで赤くなってきました。
舌の生暖かい感触に、むずがゆくなります。
「志信さん、」
呼んでも応えはありません。
手の届かない場所を つい、とつついてくるこの滑った感触。
内股も大きく震えて、もう崩れそうです。
大きく息を吐くと机の上に倒れこみました。

「アヤ」
ようやく舌が離れます。
アヤの内股に何かが零れていきます。
堪えきれずに放った精液。
「すみません・・服が汚れました」
「謝るな」
志信さんはアヤを抱き上げると、小さなベッドに体を沈めます。
「動くと痛いから」
アヤの濡れた両足を持上げると、くいっと膝を曲げさせます。
「恥かしい格好させないでくださいよ!」
「動くな」
「・・もう!」
志信さんがジッパーを下ろします。
耐え切れないのは志信さんも同じでした。
その大きさを見て、アヤが逃げ腰になります。
「や・・」
でも志信さんがぐっと挿入して来ました。
跳ねたアヤの肩に志信さんの指が。
「いや!乗っかってこないで!」
自由に動けないのがいやみたいです。
「動かさないようにしているんだ。抵抗するな」
アヤの煩い唇を塞ぐと、ぐいっと腰を入れてきます。
「んん~~!」
アヤがのけぞります。
それでも志信さんの攻めは容赦なくて、ぐんぐん押し込んできます。
圧し掛かる胸を両手で押しのけるように抗って、押し込まれる力に腰をとられて。
「あ・・ああ!」
アヤが高い声を漏らしました。
くん、と収まった感じがしたのです。
「志信さんの意地悪」
「どうして私が意地悪だ?」
うっすら汗をかいた体をあわせたまま。
「もっと・・・・いい部屋があるんじゃないの?」
「贅沢に慣れたな?たまにはいいだろう。こんな狭いところも」
「よくない・・」
するりと腕をおろすと、際を触って・・
竿の付け根のところを掌で押します。
「擦れるんですけど」
「そんな泣きそうな目で見るな」
ふっと志信さんが噴出しました。

「おまえには敵わないな」
志信さんは入れたまま、動きを止めました。
「私には、こんなに愛おしく思えるものがある。神に感謝したい」
「神じゃなくて、俺でしょう!」
アヤが背中に手を回します。
ぎゅっとしがみついて
「もっと俺に感謝してください」
「・・おまえは」



白く汚れたスーツのままでは人前に出られません。
「どうしましょうね」
アヤが下着姿で呆けています。
眠いようです。
「布団で丸めて・・」
「撲りますよ」
そこにノックが・・。

「誰だ!」
志信さんの声が荒げです。当然ですが・・

「克己です。親分が呼んでいますよ、新垣アヤさん」
「・・アヤは後で行かせよう」

「及ばずながら・・これを」

志信さんがドアを開けると黒尽くめの男がわんさかいます。
「なんだ、おまえら!」
「これをアヤさんに」
うやうやしく出されたのは、ドルガバのスーツです。
「要の着替えですが、とりあえず使ってください。あとで新しいのを誂えましょう」

「なんで着替えを」
志信さんが凍りつきました。

「アヤさんが気になりまして・・」
黒尽くめの男たちは俯いています。

「いや、聞くつもりは無かったのですが!
まさか・・まさか志信さんと、そのような関係とも思えなくて・・ついつい」
「どういうつもりだ。ひとのセックスを聞き耳立てるなんて」
志信さんも呆れます。
でもアヤは、さくさく着替えると
「親分さんのところに行ってきます」
眠そうにふらふらしながら歩き出します。
「お供します!」
克己があわてて後を追います。
他の連中も付いていきました。

「おまえら、何か勘違いしていないか。アヤは子供だぞ」
志信さんはシャツのボタンをかけながら、苦笑しました。
「丸め込まれてどうするんだよ」


「克己。お風呂はどこ?」
「1Fの奥と別棟の屋上に露天風呂があります」
「屋上に?」
アヤが目を輝かせました。
「用意しておきます」
「ありがとう!」
アヤの笑顔に怯みながらも
「アヤさん。すこしこれを」
そっとエンヴィをかけます。

「失礼ながら・・・・すこし体臭が香るので」
「匂うって言っていいんだよ。気を使うな」
でもアヤはそういいながらも恥かしそう。頬がさっと染まりました。
「親分は、なんの用事なのかな」
話題をそらして顔もそむけます。
「さあ。なんでしょうね」
克己はアヤの仕草に目を細めます。


→→親分さんが待っていますよ。そしてお風呂も。10話に続きます。


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