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テーマ:本日のお勧め(376707)
カテゴリ:好きなモノ
藤田宣永さんの『恋愛事情』をやっと読み終えました。6編の短編小説が集録されていますが、その一編一編がとても深く読み応えのある作品ばかりです。読み終わるたびに「うーん」と唸りながら考えさせられています。
藤田さんの奥様は、作家の小池真理子さんです。夫婦で作家、しかも夫婦で恋愛小説を書いているというのは一体どういう感じだろうと、興味と関心をいつももってしまいます 収められている6編のタイトルは『土鍋』『封を切る』『修羅の狭間』『残像』『不在の女』『赤心』 どの作品も、男と女を深く見つめ夫婦のあり方、男と女の様々なケースを様々な角度から見つめながら書かれたストーリーばかりです。何処までが実体験で何処まが創造なのかと感じながら、これは甘いも酸いも噛み分けた人間でなければ書けないのではないかと勝手に思いながら読みました モノを書くというのは深い洞察と観察眼の上に成り立つことを今更ながら痛感しています 天気は曇り・・・昨日まではとてもイイ天気だったのに、今日は今ひとつパッとしません介護から帰ってやっと一息・・・息抜きに今から西村京太郎さんの『十津川警部シリーズ』のミステリーを読みます 時忘れ文字の波間に船を出す see you again お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.03.25 14:41:23
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