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カテゴリ:ま行=BL小説
イラストは、史堂櫂さん。
NYの孤児院で暮らす春(はる)。十九歳の日本人です。 生後間もなく、教会の前で捨てられていました。教会で暮らす孤児たちは、養子縁組か国からの援助で就学するため教会を出ますが、ハルは全てを断り、給料のほとんどを教会に納めて、置いてもらっています。 ハルと一緒に教会で育ったセシルは、15歳のときNY市警のフランク夫妻の養女になって出て行きましたが、その2年後、殺されて、ハルの腕の中で冷たくなったのでした。 セシルの死の真相と最後の言葉「ライオンハート」の意味がどうしても知りたかったのです。 ハルは、自転車でアルバイト先へ向かいます。 その途中、前方から走ってくる車にクラクションを鳴らされて倒れてしまいました。 全てを圧倒するほどの威厳を持ったモデル並みの男性に助けられます。 ハルの勤め先は、テーブル席ばかりの明るいカフェです。 フランクはハルの店に良く顔を出してくれます。 フランクはハルに養子に来るように誘っているのですが・・・。 ハルは、仕事の帰り道、ビルから出てきた男の姿を見ました。 あのときの男性でした。そのとき、キラっと光るものが見えます。 銃身でした。ハルは何も考えずに銃を構える男に体当たりをします。 気を失ったハルは・・・。 助けられたハルは、知らない部屋のベッドで目を覚まします。 あの男性は、ヴィンセント・マランティノと名乗ります。 ヴィンセントは、マフィアのマランティノ・ファミリーのボスでした。 ハルを命の恩人として狙われる可能性もあるので側に置きます。 そして、ハルを気に入ったヴィンセントです。 マフィアを嫌がるハルですが、ヴィンセントは養子にしてしまいます。 セシルの形見のペンダントも取り上げられたハルです。 そして・・・。 さらりと読めました。 いろいろ謎もありますが、ヴィンセントはハルにメロメロですしね~。(^^*) ハルが誰を信じるか・・・でしたね。 事件は、思わぬ結果になります。 しかし、ヴィンセントのおかげで解決します。よかったです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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