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カテゴリ:ま行=BL小説
イラストは、小山田あみさん。
バーのカウンターに座る篝十火(かがりとうか)は、射ぬ枯れそうな強烈な視線を感じています。 しかし、今バーにいるのは、奥のボックス席に十人足らずの男性客のグループだけでした。 ソファーに若い連中にかしずかれるように三十代半ばに見える大柄な男が座りグラスを傾けていました。 誰が見ても男が何者かわかる雰囲気です。 男は、十火に声をかけてきます。 そして、男は十火のここにいるはずのない男の話をします。 藤木達也(ふじきたつや)、1年前に死んでいる男です。なぜ知っているのか? 目の前の男は、八島正宗(やしままさむね)と名乗りました。そして、十火を口説いてきます。相手にしない十火ですが・・・。 八島の舎弟の一人が妙な動きをするのが見えました。ほとんど本能で動いた動作です。 八島を狙った男を十火が撃ったのでした。助ける理由はなかったのですが・・・。 一瞬に出来事で、十火だとわかるわけは無いのですが、八島には知られていました。 そして・・・。 十火は、ヒットマンでした。今は足を洗っていますが・・・。 八島に命の恩人だといわれて、八島の屋敷まで連れて行かれました。 八島は、日本を牛いる広域○力団・八州会の会長でした。 八島は、またもや十火を口説いてきますが、断ります。 いとまを告げようとしますが、泊まっていけと押し切られて・・・。 面白かったです。 なんとも明るい○力団・会長です。八島は、まだ二十代で、十火より年下でした。 どこかひょうひょうとしています。クールな十火も巻き込まれていきます。 八島は、十火に夜這いをかけてきたり、十火をつれ回したりします。 一晩だけのつもりがなぜか屋敷にとどまっている十火でした。 八島には不思議なものが見え、予知能力のようなものがあるらしくて・・・。 八島の側近に村田という人がいます。八島が信用している人です。 何が起こっても平静です。この人のあわてる姿も見たみたいですね~。(^^*) カズという若者もいます。 ひとあじ違う○道ものでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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