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カテゴリ:ま行=BL小説
イラストは、笹生コーイチさん。
「花降る夜に愛は満ちる」 幼い頃に母親を亡くし、伯父の伯爵に引き取られて育てられたウィスティリア。 伯爵家所有の花畑で、花を育てるのが大好きです。 来年の春の17歳の誕生日を迎えて成人すれば本格的にリーリエの栽培に携わるつもりでいました。 一緒に育った従妹のアルエットに頼まれた人気のお店のお菓子を買いに町まで行きます。 そこで、綺麗な黒猫をみかけました。黒猫について行くと広場に出ました。 黒猫は広場の噴水の縁に座っている青年の足元に座ります。 黒猫と同じ黒髪の青年はウィスティリアをじっと見つめます。 彼はグレンと名乗ります。ウィスティリアは・・・。 屋敷に帰ると、アルエットにお見合いの話がありました。 第2王子の花嫁候補になったのです。最終的に選ぶのは王子様ですが、その見合いのため王都へ行かなければなりません。そこで、他の花嫁候補と一緒に数週間過ごすのです。 しかし、見合いを嫌がったアリエットが家出をします。断るわけにもいかず、美しさでは引けをとらないウィスティリアが、病気がちだった娘フロイラインとして参加することになってしまいました。 伯父のため参加したウィスティリアです。 そこで、広場でであったグレンと再会します。グレンは、あまり人前にはでないという噂の第3王子でした。グレンはすぐにウィスティリアだと気づきました。そして・・・。 「赤い花びら、白い花びら」 その後のウィスティリアのお話。 おとぎ話のようなお話でした~。 可愛くて楽しかったです。悪者も出てこず、順調に恋に落ちていくお話ですね。 第2王子も素敵な人だったので、良い人が見つかればいいなと思います。 出来れば、そのお話が読みたいですね~。(^-^) グレンとウィスティリアの恋。 そのときアルエットは・・・。(^^*) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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