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2011年07月12日
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霊魂不滅というのはどういう意味でしょうか

霊魂ということについてですが、人間が生きている状態が霊です。新約聖書ヨハネによる福音書4章24節に、「神は霊であるから、礼拝をする者も、霊とまこととをもって礼拝すべきである」とあります。
 霊という言葉は、聖書の中にたくさんあります。例えば、新約聖書のローマ人への手紙8章6節には、「肉の思いは死であるが、霊の思いは、いのちと平安である」と書いてあります。
 皆様方がこうして座っておられるという具体的な現前が、実は神なのです。
 皆様方の目が見えるという現前、椅子に腰をかけていらっしゃるという現前です。現前は現実よりもっと瞬間的なものでありまして、現実はかなり幅があるのです。
 現前というのは、たった今、今という瞬間だけなのです。これが神です。今、今、今という瞬間が重なって、永遠ができているのです。神というのは、現在、皆様が見たり聞いたりしているその事自体なのです。
 霊というのは、人間が生きている事柄なのです。いわゆる人生というものなのですが、人生は肉体的なものでもあるが、精神的なものでもあります。精神と肉体を一つにしたものを人生と呼んでいます。
 人生は一本の線になっています。
 今というのは、現前だけなのです。現前が重なったものが、人生となっているのです。こういうものが霊です。
 魂とは、霊を霊としている基本的な原動力、エネルギー、精神力といったものです。
 働きの根源である魂と、現われている状態、即ち霊の両方があわさって、人生といえるのです。
 人の魂はどこからきたのかといいますと、次のようになると思います。宇宙、大自然には、人格の根源、エネルギーの基本のようなものがなければならない。例えば、地球が自転、公転しているのは、その理由があって動いているのです。
 そのようなエネルギーの基本のことを、神という言葉で説明しているのです。これを神と言っても言わなくてもよいのですが、神としか言いようがないので、神と言っているのです。
 これは絶対と言っても良いのですが、とにかく絶対から派生してきたものが魂です。人間の命の根源が絶対なのです。これが、この世へ肉体的な形で現われています。
 そして、魂は何をしているかと言いますと、生活を経験しているのです。生活を経験している状態において、命の実体を把握しているのです。
 命の実体とは、絶対の実体ということですが、これをつかまえると人間は死ななくなるのです。
 本来、人間の魂は絶対から出てきたものですから、死ぬはずがないのです。
 ところが、今の人間は、このことを知らないのです。だから死ぬことになるのです。霊魂の本性は不滅です。死なないのです。これが霊魂不滅ということの一つの説明です。
 もう一つの説明は、人間が現世に生れてきたのは、現世だけで終ってしまうのではないということです。
 生きているうちに神を発見すれば、魂は死なない状態で永遠に続くのです。
 ところが、神を発見しなければどうなるかといいますと、人間の魂は神からでてきたものでありますから、死にたくても死ねないのです。
 肉体は消耗品ですから、滅びます。心臓は止まります。脳波は止まります。肉体は死にますけれど、魂は神から出てきたものですから、困ったことになるのです。
 現世で神が分かれば、魂の目がばっと開くのです。そうしますと、命に対する知恵がはっきり分かります。イエスが復活したような状態になるのです。ところが、不幸にして神が分からない状態ですと、現在の日本人はほとんどそうですが、命とは何かということが分からない状態で死んでしまうと、地獄となるのです。だから困るのです。
 人間が死ぬのはいやだと思うのは、現世で命が分かっていないからなのです。霊魂不滅というのは、死ねないということなのです。
 旧約聖書には、人間の肉体的な生命を認めるような形で書いている所がたくさんあります。新約聖書と旧約聖書とでは、原理が違うのです。旧約時代には、神は肉体存在の人間を認めているのです。そこで、モーセの十戒が人間に与えられたのです。これがユダヤ教です。
 魂は、現世において生きている状態をさしている場合が、旧約聖書にはたくさんあります。従って、魂が死ぬという文字が使ってあるのです。
 現在、あなたが生きておいでになる状態を、魂とよんでいるのです。これは正確に言いますと、英訳でリビングソール(living soul)というべきものですが、リビングという文字を使わないで、単にソウルといっているのです。これは魂のことです。ですから、魂が死ぬというのは、旧約聖書にはたくさんあります。
 新約聖書では、魂が牧者に帰るとか、人間の魂はリビングソールだという意味のことを書いています。この場合でも、生きている状態を魂と言っている場合と、人間の能力を魂と言っている場合とがあります。魂は現世に生きている間だけのこととは違うのです。生れてくる前にもありましたし、現世を去ってからもあります。これが霊魂不滅という意味なのです。





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Last updated  2011年07月13日 04時11分31秒
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