「過ぎたるは及ばざるが如し」とは言うが、昨年の秋から冬にかけて剪り詰め過ぎたのだろう、今年はアジサイが花芽を持たない。朝、瑠璃との散歩道のあちこちのアジサイが咲き出しているのに家のは咲かない。息子の高校の庭に咲いていたガクアジサイを挿し木したものだと1鉢もらったものを地植えしたら途方もなく大きくなったので2度植え替えをしたが勢いが衰えず、蜂の巣箱の出入り口を塞ぐのでバッサリと剪ったのだが、少し剪り過ぎたらしい。今年は、紅という白から紅に色変わりするヤマアジサイが2株のみ、まだ小さかったので剪定を免れたので、今、白い花を付け出した。
剪り過ぎたといえば、サルスベリも幹に蟻が行列をなして若芽の先に向かっていて、枝がミイラのように枯れてきたので、元気な枝を数本残してバッサリやった。これも新しい枝葉は出てきているが花芽を持つかどうかわからない。
しかし、不思議なのは、昨年よく実った庭に1本ある無花果だが、これはうれしかったので、そのままにしておいた。隣との境に隣の無花果が数本あって、これは昨冬戻ってきた隣の息子さんがバッサリとそれこそ幹を残して丸坊主にした。ところが隣の無花果は新しい枝葉が出て無花果も実を結び始めたが、そのままにしておいた家の無花果は今のところ実を結ぶ気配がない。う~ん、植物は難しい。そのときの植物の気分(表年/裏年)もあろうし、剪定の時期や家はしたことがないが施肥の有無もあるのだろう。1年サイクルじゃ、コツをつかむまでどれだけかかることか?
まぁ、なるようにしかならないから、あまり気張らないで、変化を楽しもう!