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カテゴリ:ピンポン
先日のキャンプ(合宿)は夕食前までスタッフが自分一人だったので、パンづくりや飯盒炊さんなどの指示で手一杯で写真を撮る暇がなかった。記録としてアップできなかったのは残念だったと思っていたが、子どもたちはそれなりに楽しんでくれたようだ。帰ってからもらった保護者のメールなどでもその様子が知られた。
ボランティアで卓球の指導をして、毎週日曜午前中を子どもたちと一緒に過ごすのは、ある意味で楽しみだが、時としては苦痛でもある。ときどきやめてしまいたい衝動に駆られるのも事実だ。特に保護者の無理解や、その無理解がそのまま子どもに反映しているのを感じると、子どもごとお引き取り願いたいと思うときも多いし、それ以前に、こんなことを10年以上も続けている自分がお馬鹿に見えるときがある。10年×12ヶ月×1ヶ月5回×1日3時間 この時間を他のことに使っていたら、何か他のことができただろうと、やりたくて後回しに積んである事を指折り数えたりするときもある。 しかし、時に挫けそうになるそんな時に、ふっと「もう少しだけ続けてみるか」と思わせる子どもたちの言葉や仕草がある。できなかったサーブが打てるようになったとき。100回ラリーが続けられたとき。体重の移動がうまくできてスマッシュがきれいに打てたとき、などなど。そんなことに支えられて続けていられるんだろうな? 今日、帰宅すると、家内が、キャンプのとき楽しかったので、Mさんがお母さんと一緒にパンを焼いたといって、かわいらしいパンを2個とどけてくれたという。野外でダッヂオーブンでつくるパンと違って、発酵もきちんとできているようで、柔らかなおいしいパンだった。あんなことがきっかけで、お母さんと一緒に台所に立ったであろうMさんのことを思うと、まだ暖かいパンと同様、ほっこりとした気持ちになる。あんな乱暴なパンづくりでもやって良かったなと思ったりする。こんなことがあるから、あの報われないボランティアも、まぁまだ続けてみようと思うのかもしれない。 Mさん、ありがとう。おいしかったよ! ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009/08/07 09:26:20 PM
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