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『日々是好日』

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♪Mood Swings他～TE KoKo[2001]Cloudy Bay

　昨晩は泥のようにねむりました。今朝起きてシャワーを浴びたら活力が湧いてきて「よし！　今日もやるぞぉ！」って気分です。今日は１年普通科の「情報Ｃ」という授業で、自主制作ＣＭを作成しているのですが、１年間の総決算の作品発表会です。　ＣＤが２枚届いた。「akiko / Mood Swings」「XUXU / pianists」の２枚。　akikoの方はMulti-ch/SACDとのHybrid Discになっていて税込\3000也！　ヴァーヴ（ビクター）さんに拍手！　今回のアルバムはDJ須永辰緒とのプロデュースで、DJから始まり、かなりクラブジャズ的な雰囲気。美味しい酒を傾けながら、夜に聴きたいアルバムだね。　XUXUは「しゅしゅ」と読む女性４人組のヴォーカル・グループ。和製マンハッタン・トランスファーって感じでしょうか？（例えが乱暴で、ちょっと違うけど……）このアルバムは４枚目のリリース。前から気になってたグループだが、購入はこのアルバムが初めて。９人のジャイアント・ピアニスツの18番をそれぞれ取り上げ、ヴォーカル・アンサンブルで再現した。なんと一発録りらしい。音楽性はもちろんだが、その緊張感のある録音と音質も特筆すべきアルバム。お薦めです。XUXUの方は楽天で検索しても商品が出てきませんでしたので、リンクになってません。悪しからず。（私はAmazonで買いました）　　参考リンク：スーパーオーディオCD　相変わらず仕事は忙しいのだが、元気が出たので、今夜はクラウディー・ベイ／テ・ココ[2001]をちびりちびりと開けながら、久しぶりに楽天徘徊している。３月１日に卒業を迎えるＨＲの生徒に贈る文章を考えながら、合間に息抜き（といいつつ、すでにほろ酔い）。　テ・ココは数日前に届いたばかり。初めて買って飲んだが、辛口のソーヴィニヨン・ブランという既成の概念を打ち破るような、アロマティックで官能的な白。オーク樽の香りに加え、爽やかなのに芳醇でふくよか……例えれば、一見爽やかでＣＯＯＬだけど、実はその奥から艶っぽい色香がふっと自然と漂ってしまう……そんな大人の女性。そんな女性好みだけど～♪　で、美味い。もちろん、お薦め。でもちょっといつも買える値段ではないなぁ。　そういうわけで今夜はちょっと贅沢してます。　XUXUは例えるなら、マンハッタントランスファーより、シンガーズ・アンリミテッドに近いかなぁ。７０年代の名盤「シンガーズ・アンリミテッド／ア・カペラ」は今聴いても新鮮な感動ですねぇ。良く行くジャズバーのマスターに大学時代に教わって聴いたアルバムですが。ヴォーカル・アンサンブル（ア・カペラ）好きの方で知らない方はぜひ、聴いてみてください。　

February 26, 2004

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無題

　なんかここ数日、多忙を極めて、わずか10分の細切れ読書の時間さえうまくとれない。読書できないと精神的ストレスも溜まるが、肉体的にも疲労の極致です。日記の更新もままならない状態です。とりあえず、最近の掲示板に書き込んでくれたのに返事出来なかった方々のＨＰに書き込みしてきましたが、それ以外のリンクしている、または訪問してくれている方々、申し訳ありません。訪れても素通り状態ですが、近いうちにゆっくりお邪魔して書き込みいたします。　只今午後９時10分前。やっと勤務から解放された。今から帰って、風呂入って飯喰って寝るぞ！　まずは肉体を休ませるのが先決。明日も仕事が山積だぁ～。

February 25, 2004

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鶏解体（写真付き）

　今日はもうすぐ卒業する生徒たちと一緒にＨＲ（ホームルーム）の企画で鶏の解体実習を行った。うちのＨＲは普通科で、ほとんどの生徒が大学進学だが、同じ学年に農業科もあるため、今回はその農場と農場の先生方に特別にお世話になった。　以下鶏の解体の模様を写真にて。 (1)鶏舎から鶏を出す　 (2)頸動脈を切り放血する (3)放血し終えた鶏の肛門より糞を出す　 (4)放血・脱糞後の鶏 (5)これから脱羽のためゆでる　 (6)お湯の温度は75℃ (7)いったん冷却する　　 (8)脱羽機で脱羽する (9)残った羽をむしり取る　 (10)解体のため加工室へ移動 (11)解体前の鶏　 (12)まず首を切り落とす (13)肛門を体から切り離す　 (14)内臓を取り出す (15)取り出した鶏モツ　この後、もも・手羽・ササミと部位毎に分けた後、調理して食べた。手羽を胴体からきれいに取るのが難しく、生徒たちのヘルプをしていたため、写真の方はこの後は撮れなかった。女子ばかりのＨＲ（男子は６名）なので、いつも男子ばかりを相手にしている農業科教員も実施前は「ホントに出来るかなぁ」と不安げだったのだが、なんのその、みな逞しくテキパキとこなしていた。　この日潰した９羽の鶏は、唐揚げ、照り焼き、焼き鳥、チキンカレー、チキンサラダとなり、みんなの胃の中に収まった。普通市場に出回る鶏肉は生後３ヶ月の若鶏だが、今回の鶏は食肉用品種ではないうえに年老いていたのでとても肉が固かった。しかし、食べるために自分たちで潰したものを丁寧に加工調理したので、感謝の気持ちも加わってか、噛めば噛むほど味わいよく美味しかった。感謝！

February 24, 2004

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霜が降りない朝

　昨夜、夜更けになってからもの凄い突風が吹き荒れて、まるで天空が怒りに唸っているように聞こえた。そのせいか今朝の空は（まるで空の大掃除したみたいに）風で雲が片っ端から吹き飛ばされたらしく、塵一つ浮かんでいない透き通る青空が拡がっている。

February 23, 2004

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ＮＥＣ優勝！～めぐりあう時間たち～豚丼

　マイクロソフト杯決勝をＴＶで観戦。やはりＮＥＣ優勝！　東芝府中ＦＷもＮＥＣと互角の強さだが、やはり接点においてＮＥＣの方が巧さ（狡さ？）と強さにおいて勝っていた。　しかし、前半リードするも、後半は東芝が盛り返しＮＥＣは防戦一方。しかしマイクロソフト杯でのＮＥＣは防御も強い！　フェイズ３（３次攻撃）～フェイズ４～フェイズ５と続くと、ＮＥＣ防御網でのハードタックルで東芝は凡ミス。あるいは接点の人数と強さで負けターンオーバー（ボールの主導権を奪われること）される。東芝もロスタイムになっても執拗にＮＥＣ陣内に果敢に攻め込むが、ＮＥＣは体力の限界が来てもディフェンスの手を緩めずゴールラインを割らせなかった。　今回のトーナメントを終え、やはりスキル（個人技術）とタクティクス（チーム戦術）も大切だが、フィットネス（身体能力）とメンタルタフネス（精神力）の強さがラグビーでは重要だということを改めて思い知った。もちろんスキルとタクティクスはいうまでもなく大切だが、その２つが同じようなレベルにあるチーム同士の場合には別な要素の違いは大きいということ。　来週の日本選手権４回戦には再びＮＥＣが登場する。このまま今シーズン勢いで突っ走れるか。それとも、東芝府中・神戸製鋼・サントリーの雪辱はなるか。またまた楽しみである。　夜、自宅にて「めぐりあう時間たち」（スティーブン・ダルドリー監督・2002・米）をDVDで視聴。　この映画は予告で知って絶対見たいと思い……封切りと同時に見たかったのだが見に行く時間が取れず結局見逃してしまい……DVD発売を知り予約してまで買ったのだが……買ったとたんに同僚が借りていってしまい……結局今日初めて見ることとなった。　ストーリーはヴァージニア・ウルフという実在の女流作家とそのウルフが書いた「ダロウェイ夫人」という小説を枕にして書かれたストーリーである。時代を超えた３人の女性ヴァージニア・ウルフ（ニコール・キッドマン）、ローラ・ブラウン（ジュリアン・ムーア）、クラリッサ・ヴォーン（メリル・ストリープ）それぞれの人生における運命の１日を描く。何の関連もないような３人の人生であるが、実はそれが時代を超えてお互いに影響し合っている。ピューリッツァー賞を受賞した原作はマイケル・カニンガム。　いやぁ～。やっぱり見て良かった。見終わった後に、何か大切なものが（はっきりとした感情ではなくもやもやっとした、しかし人生の核心に触れる何かが）心の中に残る映画である。原作・脚本・監督・俳優そして音楽と一見目立たずに地味ではあるが、すべてにおいて玄人中の玄人がいい仕事をした作品である。リチャード役の男優がどこかで見たと思ったら、この前見た「この前見た「ライトスタッフ」のグレン（エド・ハリス）だった。最近見た映画の中では、一押しだね。でも、すっきりしない結末が嫌いな人はだめかな？　希望のある単純で明るいラストじゃぁないしね。（ただし「ダンサー・イン・ザ・ダーク」ほど暗く絶望的じゃあないけどね）　　そういえば、昼間「すき屋」の豚丼（てっきり「ブタどん」だと思っていたら「トンどん」と読ませるらしい）を食べてきた。一連の牛丼騒動で、同僚が「豚丼もいけるよ！」と言っていたので、気になっていたのだ。まあ結論から言えば、それほど旨くなかった。ちょっと豚肉がポサポサで固かった（尤もすき屋の場合は牛丼もそういうときがあるのだが）。200円のミニで良かった。

February 22, 2004

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赤鬼アンガスありがとう！

　深夜、スカパー・Ｊスポーツ・チャンネルにてラグビー日本選手権３回戦「釜石シーウェイブスvs関東学院大学」を観戦。　新日鉄釜石時代には社会人大会Ｖ９の偉業を成し遂げた釜石も、実業団からオープンなクラブチーム・釜石シーウェイブスに移行、低迷が続いていたが、３年前に元日本代表キャプテンでもあるアンドリュー・マコーミックをチームに迎えてから、めきめきと力を付けてきた。　マコーミックは東芝府中時代からアンガスの愛称で親しまれ、プレー中顔が真っ赤になることから「赤鬼」とも呼ばれてきた。初の外国人キャプテンとして日本代表を率いた後、一旦引退をしたのだが、２年のブランクをはさんで復帰、再びその持っているラグビー哲学を存分に若いチームである釜石シーウェイブスに注ぎ込んできたのだ。　試合は終始釜石が主導権を握るも、細かなミスが目立ち、怒濤の攻撃を仕掛ける割には、なかなか点差を拡げられない。終了直前まで13-7でリードしていた釜石だが、ロスタイムにトライとゴールを奪われ13-14でまさかの逆転負け。凡ミスの多さが試合結果に響いた。来シーズンのトップリーグ昇格を目指すには、プレーの精度を高めるという課題が浮き彫りとなったが、３～４年前の低迷していた釜石とは明らかに選手の意識が違ってきているのが垣間見えた試合であった。やはり３年前からのマコーミックの存在が大きかったのだろう。　試合終了後、勝った関東学院のインタビューが終わると、マコーミックがスタンドの観客（日本のファン）に向かって「ありがとう！」と深々とお辞儀をしながらゆっくりと競技場を１周した。釜石の応援団席前に来たとき、応援団の１人から大漁旗を受け取って、旗を持って競技場を走るアンガスに秩父宮のスタンドからは大きな拍手とねぎらいの歓声がわき起こった。こんなに日本のラグビーファンの心を掴んだ外国人選手は他にいなかったのではないだろうか。　赤鬼アンガスよ、君の決して華麗ではなくてもひたむきなプレーは日本のラグビーファンの目に焼き付いて離れない。心から感謝したい。「ありがとう。そしてお疲れさま！」

February 21, 2004

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とても大切な愛～Super12 Rugby開幕

　なぜか今「冬のソナタ」を初めとした韓国ドラマブーム。天邪鬼な私は「冬のソナタ」は見ていないが、ブーム以前から韓国映画は大好きで、わざわざ都心のミニシアターまで足を運んで見ていた。「猟奇的な彼女」「イルマーレ」「春の日は過ぎゆく」「ラスト・プレゼント」など。　チョン・ジヒョン主演の「猟奇的な……」が一番有名だが、「春の……」と「ラスト……」の２本で主演しているのがイ・ヨンエ（李英愛）。実は何を隠そう彼女の大ファン。『とても大切な愛』（二見書房）はそのイ・ヨンエの書いた随想。この手の本は「え～どうせ本人じゃなくってゴーストライターが書いたんでしょ」という疑惑はつきものだが、イ・ヨンエは何年もかけて温めてきたものを長い時間かけて一冊の本として書き上げた。　イ・ヨンエは10代から雑誌表紙モデルでデビュー後、韓国国内のCM出演を経て女優として活動しているが、学究心が強く、漢陽大学のドイツ語ドイツ文学科を卒業後、中央大学新聞放送大学院で演劇を学んだ。「酸素のような女」（出演した化粧品のCMでのコピー）というのがキャッチフレーズだが、当に彼女の自然で透明な美しさを現している。　この本を読むと、彼女の女優としての真摯な姿勢はもちろん、一人の自立した女性として、また人間としての生き方が伝わって共感する。　南半球でラグビーの「スーパー12」が開幕！　オープニングゲームは「Highlanders(Nz) vs Queensland Reds(Au)」の試合。スカパー・Ｊスポーツで観戦した。試合はハイランダーズが鉄壁のディフェンスでクイーンズランド・レッズを圧倒。39-8で開幕戦を勝利した。レッズはＷ杯準優勝のオーストラリア代表SOエルトン・フラットリーを今シーズンよりキャプテンに任命したばかり。フラットリーはPGを何本も外すなど、プレーも冴えなかった。　「スーパー12」は12週間に渡るリーグ戦を経て、5月22日のトーナメント決勝まで、熱戦が続く。　　　参考1：Ｊスポーツ・スーパー12特集　　　参考2："Super12 Rugby" Official Site

February 20, 2004

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女は男のどこを見ているか～詩のボクシング

　『女は男のどこを見ているか』岩月謙司著（ちくま新書）を読んでいる。　この手の本を読むときには、書いてあることがいかに尤もらしくても鵜呑みにせず、疑ってかかって読むのが正しい読み方だ。暫く前にベストセラーとなった『地図が読めない……』の時にもそう思ったのだが、人間全般を「男・女」という２種類で行動・心理を類型化し分析することなど土台無茶である。しかし、そういう観点でかなり割り引いて読んでも、まあ前出の『地図が……』よりは面白いし、人によっては実際の生き方の足しになることもあるだろう。　女性は誰でも生まれながら多かれ少なかれ呪いにかけられていて、その自分にかけられた呪いを解いてくれる、真の智慧と勇気を持っている男を求めているという。智慧は単なる知識の集積ではないし、勇気は経験豊富なだけでは身に付かない。それは美しい行為の積み重ねであり、自分自身がブランドになることでもあると。　詩のボクシングの方は、２回戦まで終了しベスト１６が出揃った。敗者による復活トーナメントの方も２回戦途中まで進んだところで定期考査のため中断している。回を重ねる毎に、エキサイティングな戦いが繰り広げられ、敗者トーナメント１回戦では、組み合わせの妙でそのまま決勝戦にしてもおかしくないような試合があった。　選手も聴衆も、言葉のもつ力の大きさを改めて感じ、ひとつのことばによって同じ時間を共有する快感を味わった。腹の底から湧き出る真摯なことばに、聴衆は感動のあまり涙を誘われる場面も。かくいう私も涙腺が緩んで・・・・・・。魂のこもったことばは人の心を激しく揺さぶるんですね！

February 19, 2004

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無題

　月日が経つのは速いもので、新規採用から数えて今年で十六年目になりました。その間、数多くの人に支えられてきた結果として、現在の私があります。最近まで私は、殊更行動を起こさなくても、自分の目の前の仕事に自信と喜びと誇りを持っていれば良いと考えていました。しかし、何もしないという不作為による責任を考えるようになり、何かしなくてはと思うようになりました。世界を変えるための小さな力になりたいと思います。

February 18, 2004

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ＮＥＣ vs 神戸製鋼

　昨夜の日記の最後のところで、放映日を完璧に勘違いしたラグビーマイクロソフトカップ準決勝「ＮＥＣ vs 神戸製鋼」戦が、今日９時から録画で放送された。２本目のタバトーを開栓し、チビチビと舐めながら興奮してテレビ観戦。　いや～。１回戦直後の予想通り、ＮＥＣ強しだねぇ！　神戸製鋼はいいところ全然なし。神戸製鋼の選手と比べると一回りマッチョなＮＥＣ・ＦＷが、フィットネスだけでなくスキルとメンタルタフネスとの全ての面で神戸製鋼ＦＷを圧倒していたことが一番の勝因。ラインアウト、スクラムのセットプレーが安定し、モール、ラックではすべての接点でタフで勝っていた。　バックスでは、深めのラインでスピードが乗りきれずに、ウィング大畑、フランカー斉藤祐也のスピードを生かせずにジレンマに陥る神戸製鋼とは対照的に、ＮＥＣバックスは浅いラインで基本通りのストレートラン。リズム良くスピードに乗った波状攻撃をノーサイドまで途切れることなく続けた。　ふぅ～、う～ん、も～、唸らせられっぱなし！　ホント見て良かった。ＮＥＣのプレーには、日本ラグビー界に今まで欠けていた「何か」を見せつけられた気がして、爽快感に浸ってスカッとしたね！　決勝の東芝府中戦が楽しみ。

February 17, 2004

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パペット・マペット？～ワイルド・スピード

　昨日は結婚式。チャペルでの式開始（11:30）前からウェルカムドリンクでラズベリー入りのスパークリングワインを５杯くらい飲んで、それから披露宴～２次会～３次会まで、いやぁ～喰った飲んだ。終了したのは深夜０時でした。12時間飲み続けってことか！　２次会の景品で、１等賞品ではないのですが（７～８等位かな？）先週、幹事の同僚に頼まれて私が楽天から購入した「★マスク★カエル★うし★なんと3点セット!パペマペ変身セット♪」が当たっちゃいました。よ～くみると（当たり前ですが）オリジナルと違い、顔がちょっと不細工です。パペマペ風「カエル君・うし君マペット」なんでしょうね。子供が喜ぶからまあいいか。　今日は、２日酔いにもならず、午後から無事出勤し、さきほど勤務終了。ひさしぶりに、家に早く帰ります。　　スカパー・スターチャンネルにて「ワイルド・スピード」（ロブ・コーエン監督・2001・米）を視聴。カーアクションだけの下らない映画だろうと、バカにしてかかって見てたら、なんのその。ストーリーはまあ意外性はないが、よく練られていてちゃんと物語の中に惹き付ける魅力があるし、脇役のヴィン・ディーゼルがワイルドな男の匂いをプンプンさせた好演が光ってて「う～むなかなかやるなこの映画」って感じ。もちろん日本車ばかりのカーアクションシーンは全編にわたって刺激的。スープラ、GT-R、S2000、RX-7がニトロで爆走！（なぜか悪党の乗る車は３台のシビック？）爽快なカーアクションでスカッとしたい人向け。流血はないので、そういうのが嫌いな人も安心して見れるアクション映画。　　今夜（日付は17日になるけれど）は、日曜日に生中継を見逃したラグビーマイクロソフトカップ準決勝「ＮＥＣvs神戸製鋼」戦が深夜２時から放送になるので、頑張って見ようかと・・・・・・。まだ起きてる。結果は新聞で見ちゃったんだけど（ＮＥＣの圧勝）内容に興味があって、楽しみ。→勘違い。準決勝は今日は録画放送在りませんでした。

February 16, 2004

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今日は結婚式

　今日（2/15）は同僚の結婚式につき、酒を浴びるほど飲んで、夜も帰宅しないため、以降の日記は翌日（2/16）に記述いたします。只今后前０時過ぎたばかりです。おやすみなさい。Ｚｚz。

February 15, 2004

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トップリーグに思う～生まれる森～noon他～ギフト

　今シーズンから、ラグビーの国内トップリーグが始まった。　「トップリーグって何？」という疑問にまずお答えしよう。今まではどうだったか、というと全国社会人選手権や、大学チームも含めた日本選手権が、日本のトップチームを決める大会であったが、どちらも一発勝負のトーナメント戦であった。その出場権を決めるリーグ戦は３地域（関東・関西・九州）に分かれて戦っていた。サントリーや東芝府中、ＮＥＣなどの東日本社会人リーグ（関東）神戸製鋼やヤマハ発動機、トヨタ自動車などの関西社会人リーグ、サニックス、九州電力などの西日本社会人リーグ（九州）という具合だ。　今シーズンから、強豪チーム同士の切磋琢磨による日本ラグビーの水準向上を目的に、３地域より上位12チームが参加し、トップリーグとして年間を通じてリーグ戦を行った。12チームの内訳は、サントリー・東芝府中・リコー・クボタ・セコム・三洋電機・ＮＥＣ・ヤマハ発動機・ワールド・神戸製鋼・近鉄・サニックスである。最終的には神戸製鋼が初代王者となったが、優勝争いも、降格争いも２転３転しながら、１月末の最終節までもつれにもつれ、最終節直前の第10節まで優勝争いのトップだったサントリーは最終節が終わってみれば４位という不本意な結果に終わるなど、初年度から激戦の様相を示した。地上波で放映しないのは非常に残念だが、スカイ・パーフェクＴＶ！のＪスポーツ・チャンネルで全試合放送している。　トップリーグ発足初年度は、結果的には、今までの社会人大会にないハイレベルの争いとなり、プレーする側も、観戦する側も、満足のいくリーグであったといえる。特にトップリーグＨＰの順位表・星取表を見れば判るが、12チームの上位と下位の実力差がほとんど無く、どこのチームが優勝争いに絡んでもおかしくないレベルであった。下位の地域リーグとの入れ替え戦も終わり、来シーズンは降格のセコム、サニックスに替わり、トヨタ自動車と日本ＩＢＭとがトップリーグ入りすることになった。特にトヨタは日本代表スコッドを４人も擁し近年日本一になった経験のあるチームである。後半ケガ人続出で不調だったタレント軍団サントリーの巻き返しもあり、来シーズンは今シーズン以上に混戦必死であろう。　その前に、明日「三洋vs東芝、神戸vsＮＥＣ」の準決勝が行われるマイクロソフトカップに注目だ。このマイクロソフトカップは、前期のトップリーグ上位８チームで行われるトーナメント戦だ。すでに先週１回戦を終了し、上記４チームが勝ち上がっている。中でもＮＥＣはリーグ戦後半からめきめきと調子を上げ、トーナメント１回戦ではサントリーを大差で撃破している。浅くスピードの乗ったバックスの攻撃力は、この４チームの中でも１番ではないか。対する神戸も日本代表スタンドオフのミラーが完調とはいえないまでも復帰し、その試合巧者ぶりは一日の長がある。明日は、同僚の結婚式なので、生で試合を見られないのは残念だが、録画放送を見るのを今から楽しみにしている。　クラブチームや地区対抗大学覇者も加わり、計22チームで争われる日本選手権もすでに開幕し、今日明日と２回戦を行っている。１回戦でクラブ地区対抗覇者の福岡大と、クラブ日本一のタマリバが惜敗してしまったのは残念だが、来週21日には、前述のトヨタとＩＢＭが登場する。来シーズンのトップリーグを占う意味でも注目の２チームだ。　マイクロソフト杯の覇者は2/22、日本選手権優勝チームは3/21に決定する。それまでラグビーファンにとっては目の離せない好ゲームが続くことだろう。ただ１つ気がかりなことは、日本協会が予想したほど観客動員が伸びなかったことを理由に、来シーズンの試合方式を再検討していることだ。せっかく高水準のゲームが年間を通して行える環境を作ったのだから、スポンサーやコストの問題で頓挫することのないように、踏ん張ってもらいたい。　長々と私見を述べたが、こんなに面白いエキサイティングなスポーツを見ないなんて勿体ない。ぜひみんなでラグビーを見に行こう！　　　　　　　　　　　　参考リンク〔その１〕：ジャパンラグビートップリーグ　　　　　　　　　　　　参考リンク〔その２〕：マイクロソフトカップ　今日はみなさん、Happy Valentine でしたか？　私は明日、土浦市で同僚の結婚式が行われ、２次会幹事の手伝いとかもある関係でそのままホテルに宿泊です。したがって、月曜の午前は有給休暇を取るため、休日出勤（もちろんボランティアで・・・・・・トホホ）して仕事してました。きっとみなさんいい休日を恋人や夫婦で過ごしているんでしょうねぇ。羨ましい。というわけで、ヴァレンタインには無関係の休日でした。　島本理生の『生まれる森』を読了。彼女の持ち味である瑞々しい感性が前面に出た良い作品だと思った。　主人公はごく普通のどこにでもいる大学生だし、彼女を囲む友人や家族もとりたてて特殊な生い立ちがあるわけではない。しかし、登場人物はみな繊細で純な心の持ち主であり、主人公の心の襞に在る傷と痛みを敏感に感じ取りながら、一緒に成長していく。　この小説を在り来たりで刺激のない、陳腐な小説と見るか、ピュアで瑞々しい感性の、優れた恋愛青春小説として読むかは、好みの別れるところであろうが、私は後者の立場を支持したい。何よりも混沌とした今の時代にあって、彼女のその普通っぽい感覚が素晴らしいと思う。この先応援したい作家の１人である。　ＣＤが３枚届き早速試聴。「Van Morrison / What’s wrong with this picture?」「Alanis Morissetts / MTV Unplugged」「noon / better than anything」の３枚。　ヴァン・モリソンはブルーノートレーベル移籍後の初アルバム。大御所ヴァン・モリソンの歌声は今なお健在！　アラニスはＭＴＶのアンプラグド・ライブを収録したもの。彼女の歌声はライブ録音の方が良さが際だつのではないだろうか。最後の"noon"はメジャーデビューしたばかりの日本人ジャズ・ヴォーカリスト。ボサノヴァが中心の選曲であるが、ジョビン、マンシーニ、バカラックなどの名曲を取り上げたスタンダードアルバムである。休日の午後や、夕暮れ時に聴きたい、肩の力を抜いたリラックス出来るアルバムに仕上がっている。今後が楽しみなアーティストだ。　　　　　　　　　　参考："noon"オフィシャル・ホームページ　　"noon / better than anything"　深夜いつものスカパー・スターチャンネルにて「ギフト」（サム・ライミ監督・2000・米）を視聴。　ケイト・ブランシェットが、田舎に住む占い師であり、また夫に先立たれ３人の子供を１人で育てる気丈な母役を演じる。彼女の存在はこの映画で初めて知ったが、美しく知的で精神的に強い女性の役柄を見事にこなしている演技派女優だ。ただ、途中から結末が予測できてしまい、あまりどんでん返しがないのがちょっと不満といえば不満か。でも秀作には違いない。ちなみにキアヌ・リーブスも脇役で出てますのでファンの人はお試しあれ。　

February 14, 2004

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CCCD絶対反対！～Norah Jones

　注文していた、ノラ・ジョーンズの新譜「Norah Jones / Feels Like Home」（US盤）と、『図書館の神様』（瀬尾まいこ著・マガジンハウス）が届いた。　ノラの新譜については、国内版がCCCD（コピー・コントロール・CD）ということで頭きた！　もちろん購入はCCCDではないUS盤。とうとうブルーノートレーベルまでCCCDとは・・・・・・。前のアルバム"Come Away With Me"はSACD盤まで出したので、今度は最初からハイブリッド盤かと期待してたのに。よりによってCCCDとは。せっかくアーティストとかレコーディング・エンジニアとかが最高の音を作っても、CDにする最終工程で音質を悪くする処理をするなんて冒涜！　信じられない！　これからは他のブルーノート盤もCCCDになるのかと思うと・・・・・・このままCCCDが拡大すれば、本当の音楽ファンの国内盤不買運動になり、業界にとっても逆効果になると思うのですが、東芝EMIさん、ぜひ考え直してください。　メーカーでは音質は変わりませんなんて言ってますが、私も実際には（悪い）影響はあると思います。CCCDについてよく知らない人は、ぜひ下記のサイトを見てください。わかりやすい説明と、著名アーティストやエンジニアの意見が載っています。"No! CCCD"のロゴマーク（トップページの楽天ブックスバナー隣にも貼り付けました）もあり、リンクフリーだそうですので、趣旨に賛同の方、「CCCD反対！」の輪を拡げましょう。　　　　　参考：C堂 CCCD(コピーコントロールCD)特集へのリンクです　　

February 13, 2004

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面接～生まれる森～ズーランダー

　本日は推薦入試。面接係を行ったので、疲れた～。　島本理生の『生まれる森』が楽天ブックスから届く。読み始めたものの、やらなければならない仕事が多すぎて忙しく、小間切れの読書時間でさえもなかなか取れない。ストレスが溜まる～。　スカパー・スターチャンネルで深夜「ズーランダー」（ベン・スティラー監督／主演・2001・米）を視聴。この前見たのだが、この映画のあまりのバカバカしさとくだらなさが好きで、ついついまた見てしまった。FGTHの懐かしいRelaxのテーマに乗って、スーパーモデル役ベンのおつむのネジが外れた様子も可笑しいが、以外にクリスティーン・テイラーの清楚な魅力が光っている。なんと、クリスティーン・テイラーはこの映画の直後、監督／主演のベン・スティラーと実生活でも、映画さながら結婚してしまったらしい。まあ、この手の話はよくあるが、ねぇ。　くだらない映画で笑いたい人、ぜひご視聴あれ！

February 12, 2004

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書評家組合～手作りピザ

　bibliophiles/書評家組合へ仮登録していましたが、本日めでたく343番目のウェブリングに本登録されました。このサイトは、書評を提供するサイトを輪（リング）のように相互リンクするものです。トップページの楽天ブックスバナーの上にあるナビゲーションバーから、bibliophiles/書評家組合のウェブリングに入れます。　午前中、ピザを自作。　280gの小麦粉から、6枚のピザが焼けた。6枚の内訳は、ベーコン(2)、ソーセージと茸とアスパラ(2)、シーフード(1)、ツナとミックスベジタブル(1)。さすがに全部は食べられず、１枚半残ったが、４枚半はみんなでペロッと食べてしまった。これだけの量をピザ屋で喰ったら大変な金額だね！　今回は予備発酵なしで焼く薄型生地タイプだが、味の方も上々。本日のピザ生地のレシピ（薄型6枚分）　　小麦粉（日清製粉の強力粉）・・・・・・・280g　　ドライイースト・・・・・・・・・・・・・小さじ1　　バター（無塩醗酵）・・・・・・・・・・・14g　　スキムミルク（クリープで代用）・・・・・大さじ1　　砂糖（沖縄のきび砂糖）・・・・・・・・・大さじ1　　塩（イタリアの天然塩）・・・・・・・・・小さじ1　　オリーブオイル（エクストラバージン）・・少々　　水・・・・・・・・・・・・・・・・・・・180ml〈具材〉シュレッドチーズ（お徳用のナチュラルチーズ）・ピザソース（市販のもの）・ミックスベジタブル・シーフードミックス（冷凍）・ベーコン・しめじ・グリーンアスパラ（冷凍）・ウィンナーソーセージ・ツナ（缶詰）

February 11, 2004

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古川日出男『１３』～Domaine du TABATAU

　古川日出男『１３』を読了。　第一部での響一、ローミ、ウライネの克明に描写された人物像と背景のディティールからは、後半での運命の絡み合いと展開を期待したが、第二部では登場人物に寄り添った掘り下げた描写はあまりされずに、客観的に描かれた断片の積み重ねに終始してしまったのが残念だ。　しかし逆に言えば、その捻りを加えた手法が、この小説を単なる大衆娯楽作品に終わらせずに、実験的で、含みを持たせた純文学的な性質を与えているとも言えよう。エンターテイメント小説として、この作品にすっきりとした結末を求めようとする読み手には、消化不良気味の読後感を与えるであろうが、解釈の余地と余韻を持たせた後半部分が、まさに作者の意図した挑戦でもあるのだろう。　個人的には、魅力的なこの作品の登場人物と素材で、エンターテイメントに徹した1.5～2倍の長さの大長編作品も読んでみたい気もする。　ないものねだりだろうか。　昨夜、寝る前に開栓し飲んだキュベ・ジュヌヴィヴ・シャルドネ[2002]ドメーヌ・タバトー（南仏：ヴァン・ド・ペイ／白）を今夜も読書しながらチビチビと。　まあ甘くもなく辛過ぎもせず、可もなく不可もなくって感じ良い意味で中庸のワインですかねぇ。あまり評価が高くないのは、前評判で期待しすぎたからかもしれない。香りはそれほどでもないのだが、まろやかでふくらみがあってヴァン・ド・ペイにしては上出来かって感じですね。日常の食事と一緒に肩肘張らずに気軽に美味しいワインを飲む。まさにそんなシチュエーションにはぴったりの白。

February 10, 2004

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もうだめ・・・・・・

　昼間の息つく間もない仕事で擦り切れた精神は、帰途の焼き肉屋で同胞と、クッパとレバ刺、若布スープと辛子味噌ラーメンを食べながら、下ネタありのバカな話をして腹がよじれるほど笑ったら癒された。でもボロ切れのように疲れた体を休めるために、もう遅すぎる時間だが、考えることもイロイロありすぎるのだが、今はとりあえず何も考えずに、泥のように眠ることに決めた。あと数時間もすれば、朝陽の中、ダイヤモンドダストが舞うだろう。

February 9, 2004

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パイの物語～とろり湯～冷麺

　書店にて『パイの物語』（ヤン・マーテル著；唐沢則幸訳／竹書房）を購入。2002年度ブッカー賞受賞作。このイギリスの文学賞「ブッカー賞」はどこかの国の最近話題をさらっている文学賞とは違って、世界でも信頼の置ける（受賞作品を読んでハズレがないという意味で！）賞のひとつだと思っていい。ヤン・マーテルはスペイン生まれ（両親はカナダ人）、現在モントリオール在住の４０歳。　夕方、買い物から帰宅してお湯物語HOTとろり湯を入れて入浴。これヌルヌルポカポカして気持ちイイ。唐辛子と生姜エキスが入っているんだけど、他の唐辛子や生姜エキス入り入浴剤と違って刺激が少なく、ヒリヒリしたりしないので子供やお年寄りがいる家庭でも大丈夫。最近の入浴剤の中では一番のＨＩＴ！　夜更けに、夜食として冷麺を作って食べた。冷麺には大きくわけて２つある。「平壌冷麺」と「盛岡冷麺」。今日は「平壌」を食べた。冷麺ファンの皆さん！　どちらが好きですか？（日記なのに、問いかけの形は可笑しいね・・・・・・）本場韓国の平壌冷麺（そば粉が入ってる）日本でアレンジされた盛岡冷麺

February 8, 2004

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成績評価～ライトスタッフ

　本日はちょっと寝坊をして、９時に休日出勤。卒業生の成績処理のため、提出物の評価をする予定。丸山眞男の『現代政治の思想と行動』から「現代における態度決定」という部分に関する論述式問題の評価が一つ。　丸山の文章については、以前の日記でも少々触れたが、とても４０年前に書かれたものとは思えない、まさに現在の政治状況を予見していたかのような精神的遠視かつ理知的な文章である。生徒によってはちょっと消化不良のところもあるが、なかなかどうして、イラク問題と結びつけて、かなり自己に引きつけて読み込んでいる解答もあり、頼もしく思う。　あと一つは、３年間の生活を題材にした新聞型式の課題。こちらはそれぞれに強烈な個性が出ていて、評価が難しい。　深夜、スカパーにて「ライトスタッフ」（フィリップ・カウフマン監督・1983・米）視聴。以前見た映画だが、ついついまた見てしまった。２０年前の３時間を超える長い映画ながら、７名の宇宙飛行士とその妻の葛藤や想いを丁寧に描き込んだ人物描写が素晴らしい。グレンの妻に対する静かな愛情、宇宙飛行士にならなかったテストパイロット・イエガーの挑戦は圧巻である。

February 7, 2004

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２次会景品～１３～ハリーポッター

　3/8に同僚の結婚式が土浦で行われる。別な同僚が２次会の幹事を頼まれたので、その彼と一緒にゲームの景品を、あ～でもない、こーでもないと言いつつ、昨夜楽天で買い漁った。会費の割には、上位はけっこう豪華賞品！　自分で欲しいモノがたくさんあり、当たるといいな～と注文しながら思う。ヌーブラ（もどき？）はいらないけど・・・・・・。　楽天で買ったものは、購入金額の高い順に、以下のとおり。　 (1)　polaroid PDC2070 210万画素デジタルカメラ/Che-ez! CRAKKERセット　 (2)　タニタ　体組成計インナースキャン　BC-511-WH(ホワイト)　 (3)　鏡つき!防水加工　シャワーCDプレイヤー　 (4)　さらにスゴイ!エレクトリックダーツがこの価格!何と3980円　 (5)　幸せを呼ぶ手造りハムセット♪感謝感謝の謝恩セール(TT)　 (6)　『ヌーブラ』でおなじみ新感覚ブラジャー『ファンシーブラ』歳末在庫一掃セール　 (7)　い草の低反発枕　 (8)　シチズンAVER　電波目覚まし時計フラットシルバー塗装　→《欠品中で注文キャンセル。頼めませんでした！》　 (9)　シャトー・ピュイグロー[2001]　(10)　★マスク★カエル★うし★なんと3点セット!パペマペ変身セット入荷♪　(11)　ぷくぷくエンジェル　恋するペット　ペコロン　★ネオNOVAウサギ宣言★さんのフリマにて、「[福袋]ビンゴゲームの景品福袋」も落札。お世話になりました。助かりました、どうもありがとう！　その他、EasySeekフリマにて「ナムコ・ナンジャタウン・パスポート／ペア」を購入。　『１３』（古川日出男著／幻灯社）を読んでいる。　特異な色彩感覚を持つ日本人の少年・響一、響一の従兄がザイールの部族への恩返しのため日本へ連れてきた狩猟民族ジョ族の子供ウライネ、そして同じザイールの農耕民族ワツァ族の少女で幼少時に奇妙な体験を持つローミ。響一は中学卒業後に高校へ進まず、ザイールで１年間過ごす道を選択する。　この先に響一を待ち受ける運命は？　帰宅して、ワインを飲みながらなんとなくやっていた「ハリーポッターと賢者の石」をスカパーで視聴。今更ながらだが、ハリポタシリーズは本も読む気がしなかったため読んでないし、映画も初めて見た。　ハリポタの熱烈なファンの方には申し訳ないが、やはり予想通り私には向いていない模様。この手のエンタメ映画に必須のワクワクドキドキも全然ないし、ＲＰＧ的手法のストーリー展開は陳腐。期待はしていなかったが、それにしてもテーマ性にも深みにも欠ける映画。なんで小説も映画もあれほど騒がれブームになったのかが理解できない。現代の商業主義文化にはぴったりと適合していて、こういったものが受け容れられるということか。　やはり同じジャンルとされる『指輪物語』（映画は「ロード・オブ・ザ・リング」）とはストーリー性でもスケールの大きさからいっても雲泥の差があるかなぁ（そもそもむこうは歴史ある名作小説。同じジャンルとして比較するのが無理がある？）と改めて感じた。　何日か前に注文したキュベ・ジュヌヴィヴ・シャルドネ[2002]ドメーヌ・タバトーが宅配便で到着していた。明後日あたり、１本開栓してみようか。

February 6, 2004

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人生は愛だ！

　高校は点在する畑と、都心ほど密集していない住宅とに囲まれ、迷路のような通学路をオンボロ自転車ですり抜けていったその先に、まるで「こんなところに建って申し訳ない」といっているかのようにポツンと建っていた。この二十年でかつて畑があった場所には高層の庁舎や社屋が立ち並び、いつもささやかな楽しみである冒険の舞台となった駅から五キロの迷路のような道程は、片側二車線の立体交差もある立派な道路に造り替えられた。　変わったのは土地の風景だけだろうか。あの頃みんな夢を持ち暖かくも不器用に生きていた人々の情熱と想いは今も同じだろうか。人の記憶は風化し続け、悪臭を放つ死骸もいつのまにか白く乾いた骨となり、やがてはキラキラと日射しを受けて光り輝く砂になるように、かつての情熱も夢も、上澄みの思い出だけになってしまうのだろう。　「世の中に一人ぐらい自分の事を話せる人が居てもいいじゃない」というあなたの問いがずっとひっかかっていた。ずっしりとした、しかし人一人分の重さの、手応えのある確かな重みとなって私の中を占めていた。そしてそれは、いつの間にか（自分でも気がつかぬうちに）私の心の奥底に澱のように沈んでいた、眠っていた熱い「何か」を覚醒させてくれた。　　あの頃、不器用ながらも誠実に人と接するように心がけていた。二十年後の現在、私の一番の財産はそんな友である。

February 5, 2004

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早い帰宅～ワイン注文～官能小説用語表現辞典

　妻が職場の新年会とやらで、子供たちを見るのに午後６時に帰宅しました。いやぁ～こんなに早く帰宅するのは、いったい何ヶ月ぶりでしょう・・・・・・。今日はゆっくり風呂につかりました。　「気まぐれワイン蔵」にてキュベ・ジュヌヴィヴ・シャルドネ[2002]ドメーヌ・タバトー（南仏：ヴァン・ド・ペイ／白）を注文。25～30ha/hlの低い収穫量の完熟果を手作業で収穫、充分な選果と、一切の補糖・補酸はなしという、徹底した製法を行うドメーヌです。この「ジュヌヴィヴ」は、さらに無濾過で清澄・冷却作業も一切行わない完全手作りの、極少量生産プラベート用ワインです。今回は２本購入、届くのが愉しみ！　日記リンク先のＨＰで官能小説について話題が盛り上がっていますが、そちらの方に興味がある方、『官能小説用語表現辞典』（マガジンハウス）なんかどうでしょう？　因みに私は手許にありますが、結構面白い。おフザケではない、学術的に作られた真面目な辞典です。官能小説を読まない人でも（私もあまり読みませんが）笑えます。文章表現の幅を拡げる（ホントかな？）ためにも役立ちます。

February 4, 2004

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特選塩イクラ～詩のボクシング～陸上自衛隊

　うちは３日前に「及川屋」の「アウトレット塩イクラ１kg」を共同購入し（現在は取り扱いなし）長女の誕生日に手巻き寿司にして食べました。とっても美味しくって、みんな大満足！　来年もまた買おうということになりました。　アウトレット品でも鮨屋ネタと同じ味がしたのに、現在オークションに出てるのは「【旨い】特選塩いくら500g木箱入」ですので更に美味しい！　しかも、１kgはさすがに家族７人で手巻き寿司にしても余りましたが、今回のは500gですので、家族でイクラ丼や手巻き寿司にするには、ちょうど良い量でお買い得じゃないかな。トップページのお薦め商品に追加しましたので、みなさん買ってください。（ちなみに私は決して及川屋の回し者ではありませんので・・・・・・ホントに美味しかったので薦めてます！）　現代文授業における「詩のボクシング」第一回戦７試合が無事終了。自作だけではなく他人の詩の朗読でもOKという変則ルール。　初めての試みだし１回戦なので・・・・・・と甘く見ていたら、なんと14名中９名が自作の詩、しかもかなり個性的な詩でハイレベルの戦いでした。生徒たちもかなり盛り上がって、楽しい授業でした。あとで本人の許可がもらえたら、優秀作品を紹介したいと思います。　２回戦は金曜日。楽しみです。　予餞会に行われる職員発表（３学年担任なので）のハンドベルを連日、勤務時間終了後も練習しています。サザン・オールスターズのTUNAMIを演奏予定ですが、楽譜を読むのが苦手な同僚たちは悪戦苦闘してます。　夜９時過ぎ、仕事帰りに同僚４人で久しぶりに魚兼に行く。節分だったので、メニューにない太巻き寿司を注文したところ、「へぇ～節分って太巻き食べるの？　知らないよ、そんなの」と言いながらも、ちゃんと作ってくれた。さすがマスター！　ドリンクメニューがまた増えて、チャイが美味しかった。　久しぶりに同僚と外食したが、この日はいなかったＹ嬢の話題（悪口じゃあないよ）で盛り上がり、おかしくって腹がよじれるほどみんなで笑い転げた。声をあげて下らないことで笑うってことも、たまには必要ですね！　あ～可笑しかった。　帰宅してワインをちびちびと飲みながら、妻と一緒にＮＨＫスペシャル「陸上自衛隊」（再放送）を見た。　そこには、国会での自民党議員（失礼！　反対の自民議員もいることも既知）や防衛庁キャリアたちのような「机上の空論」ではない、日本に残していく小さな子どもたちや、愛する妻、家族も恋人もいる生身の人間としてのリアルな声が、そして苦悩があった。　戦後５０年間、自衛隊として（憲法９条の狭間で黙認され）位置していた彼等の使命が変化しようとしている。「日本の国が攻められた、そんないざという時には、愛する家族を守るために戦う覚悟はありますが、なんで家族をおいてイラクに行かなければならないのか？」という彼等の切実な問いに、果たして政治家たちは誠実に答えられるのだろうか？　番組の最後に「自分の命を守り、殺されないで任務を遂行することももちろん重要ですが、それ以上に、隊員たちに（たとえ敵でも）相手を殺させたくはない。正当防衛だったとしても、自分が殺したという十字架を背負って生きていかなければならないから。お互いに銃器を使うようなスキを与えさせないことが重要だと思っています。」という連隊長の言葉が印象的だ。

February 3, 2004

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カムイの食卓～In Our Time

　生涯教育の開放講座で、現在パソコン講座をやってます。メインの講師ではなくアシスタントなので、こんな具合に片手間で日記書いてます。４日前に注文した本が夕方届く。白戸三平の『カムイの食卓』、古川日出男の『１３』、スティーヴン・グリーンリーフの『匿名原稿』、宇土巻子『心ふるわせ種まきて』。パラパラと捲ってみると『カムイの食卓』は大判の本にカラー写真が配置され、眺めているだけで愉しめる。寒ナマダ（ウツボ）の開きや狸汁など、現代日本の日常の食とはかけ離れたものがあるが、それらの食材を通じて白戸三平の生き方を垣間見ることができる。　深夜に家で『In Our Time (The World as Seen by Magnum Photographers) 写真集マグナムの40年』ウィリアム・マンチェスター（文藝春秋）を本棚から引っ張り出して読み耽る。　そこには、４０年に渡って撮り続けられた４００点に及ぶ記録写真が収録される。いや、それは単なる記録写真・報道写真という枠にはとどまらない、史実以上に真実を伝える写真たちである。　マグナム設立に関わったジョージ・ロジャーが1947年のマグナム設立の2年前に撮影したベルゲン・ベルゼン強制収容所の写真では、夥しい数の処刑された死体の上で無表情で死体処理作業をするドイツ兵の姿がある。蝋人形のように横たわる死体。　「居合わせなかった人間に事件の本質を伝えるものはその場の全体像ではなく、むしろワンカットだ」というロバート・キャパの言葉にあるように、優れた報道写真はたとえ事実として間違っていたとしても、真実を伝えることはできるのである。　同じ発言の繰り返しになるが、これ以上殺戮の歴史を繰り返してはいけない。世界が平和に向かって歩むために、大切なのは一人一人の透明な意志である。

February 2, 2004

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今日は駅伝～芥川賞私見

　今日は職場対抗の駅伝大会。私は長距離は嫌いなので、ここ数年は選手から外れて良かった。スーパーストップウォッチで区間タイムの計時記録係になる。終了後は職場の反省会（という名の飲み会！）。昼間から飲むので、今夜は日記の続きは書けないかも・・・・・・。　今回の芥川賞（というより最近の芥川賞）の選考には「？」と思う。どう考えても、注目が薄れる芥川賞との名誉回復と、読書離れによる人気低下の文壇に対する話題集めのため？　と穿った見方をせざるを得ない。　２作品とも、受賞前に手にとったが読む気にならなかった。もちろん、個人的な好みの問題もあるので、あれが純粋に好き、良いとする人も多いに違いない。彼女らにしか書けない、現代の若者の世相や感覚を描いたという点で高い評価を得たのだろう、ということは想像がつく。書店でも売り切れ続出、図書館では貸し出し予約満杯という、一時的にせよ読書離れを食い止める効果を生みだしたという点は思惑通りであろう。　個人的には、島本理生の方が、直球勝負の大リーガータイプで将来性を感じるので、応援したい。　まあ、ハリポタとか、バカの壁とか、大江が嫌いな天邪鬼な私のあくまでも私見（偏見ではないと思ってますが）ですので、大多数のみなさんの見解とはだいぶ違いますが、気に障った方はお許しください。　現在、授業にて「詩のボクシング」を展開中。今週トーナメントの１回戦が開始します。　「詩のボクシング」について（日本朗読ボクシング協会）

February 1, 2004

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Montlouis Sec Les dix Arpents 2002 Domaine de la Taille Aux Loups

　ロワールの白、モンルイ／セック・レ・ディ・ザルバン[2002]ドメーヌ・ド・ラ・タイユ・オー・ループを飲んだ。　ロワール中流域モンルイという地区はテロワールとしては恵まれていないそうだが、どうしてどうして、かなり素晴らしい辛口の白である。古樽熟成のせいだろうか、シュナン・ブランというよりはシャルドネに近いような重厚なボディーにグレープフルーツのような芳香がし、素性の良さと作り手の誠実さが伝わるストレートな辛口の味わいである。　35hl/haと収量の低い厳選されたシュナン・ブラン100％を天然酵母で発酵、補糖は一切行わずに旧樽熟成。レ・ディ・サルパンの上にセック・レミュがあるが、こちらは新酒ではなく、飲み頃を待った方がよいとされる。新酒で飲むなら、柑橘系のフレッシュな香りとシュナン・ブランにしてはオイリーで重厚な飲み口を持つ、レ・ディ・サルパンの方がおすすめ。　この歴史の浅いドメーヌをわずか10年でフランス中に知らしめたジャッキー・ブロ氏は、恵まれないといわれていたテロワールを完全な無農薬栽培と徹底的な選果を真面目にこつこつと行うことにより、この地のミネラル豊かな土壌を生かした高品質のワインを生み出した。したがってモンルイＡＯＣの中でもこのドメーヌだけは別格であるといえよう。

January 31, 2004

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スポーツと男性誌の文化

　スポーツジャーナリスト二宮清純の『勝者の思考法』（PHP新書）を読んだ。　日本人は敗者の中にドラマを見つけだし感動しようとする。いわゆる「敗者の美学」ばかりが劇的にクローズアップされる。しかし、スポーツにおいては何よりも感情より思考が優先しなければならない。「運」だけで片付けてよいものではなく、敗者にも勝者にもそれなりの理由があり、必然なのだと。　古くは三原、長島、トルシエ、野茂、イチローから小出＋高橋まで、実例をあげながら二宮が説く名将の条件や勝利の方程式は、スポーツ界だけに当てはまるモノではなく、社会全般にとって重要なファクターが含まれているのではないか。　斎藤美奈子著『男性誌探訪』（朝日新聞社）は、「男性誌」という特殊なフィルターを通して、現代の世相を解く試みであり、これが見事成功している。　週間ポストからヤングオートまで、一般誌・専門誌の区別なく、雑誌そのもののと、その背後に存在する読者層の文化を一刀両断である。この人の書評は池澤夏樹のものとは好対照であるが、こういったタイプの豪快な社会批評を読むのも爽快だ。　頭髪を１週間ぶりにガシガシと洗った。頭洗うって気持ちいいっ。そんなことを改めて実感した。なんか、１週間溜まっていた疲れもモヤモヤも、石鹸の泡が垢と一緒にきれいさっぱり刳るんで一緒に流した感じだ。　ワイングラスもそうなのだが、それに加えて最近ソムリエナイフが欲しくなった。Ｔ型のコルクスクリューではちょっと味わいがないし、スクリューが太すぎてコルクが巧く抜けないときがある。　シャトーラギオールかライヨールあたりが最高なんだろうけど、ちょっと値が張るのでどうしようか迷ってる。安くて良い、愛着持って長く使える製品はないだろうか・・・・・・。誰か良いブランドご存じですか？

January 30, 2004

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抜糸完了～本を４冊注文～「プレッジ」

　今日の午後、病院に行って抜糸し、頭部裂傷は完治した。明日から頭髪ガシガシ洗える。　そう。今までは、傷に影響のない周辺部のみをそろそろと洗っていた。でも明日すぐにガシガシは無理かな。とりあえず刺激の少なそうな石けんシャンプーでユルユルと洗ってみよう。　池澤夏樹の『風がページを…』を少しずつ読んでいるのだが、この本で紹介されている本がどうしても読みたくなった。　白戸三平の『カムイの食卓』、古川日出男の『１３』、スティーヴン・グリーンリーフの『匿名原稿』、宇土巻子『心ふるわせ種まきて』の４冊を今日、楽天ブックスで注文。全部在庫があったので、２～３日で届く模様。楽しみだ。　順次、読み終わり次第レビューを載せる予定、乞うご期待。　スカパー・スターチャンネルで深夜、ショーン・ペン監督の『プレッジ』を視聴。昨年（一昨年だったか？）封切りの時に見たかったのを見逃した映画だったので、深夜３時終了の放送だったが、ついつい画面に惹き付けられ、最後まで見てしまった。　アメリカ片田舎の市警察官の主人公が、定年を迎えるその日に殺人事件が起こり、定年まであと６時間というパーティーの最中に捜査に乗り出す。被害者の少女の母親と「犯人を必ず捕まえる」と「魂に誓って」約束をしてしまい、退職後、１人捜査を続ける・・・・・・といったストーリーである。　警察官役ジャック・ニコルソンの迫真の演技が見物である。見終わった後、決してスッキリとした感動の残るエンディングではないが、それだけに、銀幕の向こうにある世界のリアルと、現実世界の人生の重さとがシンクロして、何とも言い表わしがたい感慨に耽ってしまう作品だ。プレッジスペシャル・エディション(期間限定)【SBBBF-3382】 =>20%OFF!

January 29, 2004

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池澤夏樹の書評集～平和のためのデモクラシーを

風がページを…－池沢夏樹の読書日記　／　池澤夏樹　著　（文藝春秋）　池澤夏樹の最新書評集。　みすず書房から出版された『読書癖(1)～(4)』に始まり、『ブッキッシュな世界像』（白水社）、『小説の羅針盤』（新潮社）、『海図と航海日誌』『沖にむかって泳ぐ』（スイッチ・パブリッシング）、『室内旅行－池澤夏樹の読書日記』（文藝春秋）と、彼の書評集（正確に書くならば『沖に向かって泳ぐ』はインタビュー形式による自作解説が中心だが）をいつも楽しみに読んできた。彼の素晴らしいところは、文芸だけではなく自然科学から社会・政治の分野までカバーした幅広い読書量だ。　これらの書評集で彼が紹介している書物の中から、素晴らしい本に今まで何冊も出会った。ワインに例えるならば、ヒュー・ジョンソンの『ポケット・ワイン・ブック』のように、私の読書航海にとっては絶対に信頼の置ける水先案内人（案内本？）である。　この『風がページを…』からも、そんな素晴らしい出逢いの予感がする。現在ワクワクしながら読んでいる。　　あら？　楽天ブックス【品切れ】？　なぜ？　続き＞池澤夏樹はこの本の中でこう言っている。「もちろん危惧はいろいろある。本でなくても済むものを他のメディアに譲るはずなのに、今の日本の出版界はどうでもいいものを大量に出し過ぎている。部数が伸びない分を点数で補おうと無理をしている。出すに値しない本が多数出回っているのは、とても健全な姿とはいえない」と。　実際本屋に行くと、本当に良い本が、片隅に埋もれている。まぁ、そういう本を発掘して見つけたときの喜びが大きいのだが。　何の本だったか、題名は忘れたが、丸山眞男の評論（→調べて判った＝『現代政治の思想と行動』）に「不作為の責任」という言葉があった。うろ覚えだが、その内容はこうであった。　このままほうっておけば事態は今よりも悪い状態に向かうことが薄々と解っている、そんなときにあなたが何もしないこと、それこそが大いなる罪なのですと。現在のわれわれが当に「不作為の責任」を放棄し、その結果として不作為の罪を犯すかもしれない、そんな状態ではないだろうか。人々がたくさんの血と涙を流したあとに、この「不作為の責任」に気づいてももう遅い。そうなるまえに、われわれ一人一人が意識して目の前の小さな行動を起こすことこそが、近代デモクラシーの基礎ではなかったのか、と丸山は主張する。　丸山の言うように、今こそ我々は政治に無関心ではいられない。そしてせめて声をあげて戦争に反対しよう。平和を願う一人一人の小さな行いが民主政治を築き上げよう。　明日、病院で頭の怪我の抜糸してくる予定です。

January 28, 2004

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だめだぁ～

　なんか、今日はむちゃくちゃ疲れた。会議とかもあったのだが、一段落して気が抜けたのかなぁ。1/3残ってたシャトー・ガイヤールのボジョレーあけたら頭クラクラする。今日はもう寝ます。中身のない日記ですみません。

January 27, 2004

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「小泉首相を思いやる？？？」それ、なんか変だ！

　今、職場で仕事をしながらTFMのラジオ番組"LOVE & NEWS"を何気なく聞いていたのだが、なんかものすごくムカムカしてきて、まだ仕事の途中なのだが、急に日記書きたくなった。　「いま、NEWSはLOVEとつながります」ってのがこの番組のコンセプトらしく、それについては異議はないのだが、今日のテーマは「小泉首相はいまどんな気持ちでいるのか、あなたは想像してみたことがありますか？」っていうもの。　あのねぇ、イラクに自衛隊を派遣すること、その先に確実に存在する『戦争』について、そんな感情論で議論して何が意味があるんですか？？？？？　しかも、「小泉首相の気持ち？？？？」一国の首相の気持ちを、何で私たちが思いやらなきゃならないんですか？　逆でしょ！！！　ちょっとおかしいよ論点が。ラジオではみんな真剣に意見していて、無関心じゃないってだけでも良いのかもしれないけれど・・・・・・。重要な決断・態度決定をする訳だから、首相は苦しいのはあたりまえ、当然の責務であって、国民がそれを思いやる必要がどこにあるの。　う～ん。こんなテーマを真剣に番組にして疑いを感じないその態度と感性が危険だと思う。重要な政治問題を、小泉首相の個人的なキャラクターの問題として、ワイドショー的に矮小化しないでほしい。　戦争は何があろうと絶対に反対だ。【Beaujolais Villages Nouveau 2003 Chateau Gaillard】　まだ開栓せずに残っていたボジョレーを開ける。ワインマーケットＰＡＲＴＹ ( http://www.partywine.com/ ) で今年が初めての購入になるワインだ。色が淡いライトボディタイプ。非常に飲み口が軽く癖のないタイプだ。さらりとしていくらでも飲めてしまう味。それほど飲むつもりではなかったのに、2/3ほど開けてしまった。ボジョレー・ヴィラージュの中でも安い方なのでまあこんなもんか・・・・・・。個人的にはボジョレーといえども、もう少しコクのあるタイプが好きなので、来年また買おうと思わせるほどのものではなかった。

January 26, 2004

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不覚にも頭を縫った（軽傷につきステープラー？　で一針）

　先ほど、ＯＢ戦・懇親会（が実はメイン？）で泊まった水戸のホテルより帰宅。無事終わり・・・・・・と言いたいところなのだが、昨日のＯＢ戦にて味方同士で激突！！　ぶつかった相手の方が呻きながら転げ回って苦しんでいたので「おい大丈夫か？」と何度も声をかけて、大丈夫そうなのでプレーを続けようとして何ともないと思っていた自分の頭に触ったら、手に血がべっとりと・・・・・・。　ありゃりゃと思い、グラウンドから出て見てもらったら傷は深くないものの、パックリと割れて血が噴き出しているらしい。たいしたことないとは思ったものの、念のため病院に行った方がよいとの勧めで救急病院に。　診察した医者は、「大したことないけど血が止まってないからねぇ、一応縫っときましょう。一針だけなので麻酔の注射の方が痛いから、麻酔しないでやるからちょっと我慢してね・・・・・・」とステープラーみたいな器具で頭をバチンとやられた。　その後、頭にネットをかぶらされ、パイナップル坊やのようになって水戸の街を飲み歩いた。縫ってもらって血も止まったから平気だろうと、酒を普通に（浴びるほど？）飲んでしまった。皆は「おまえそんなかっこで飲み歩いてるのは絶対変だぜ！」というのだが、自分の姿は自分では見えないので恥ずかしくもないものだ。　それにしても、１週間後の抜糸まで、この格好でいなきゃならないのかと思うとちょっと恥ずかしい。明日出勤したら何を言われるか・・・・・・。　［追記］ネットは目立つので、しまむらで３８０円也のブラウンのニットキャップを購入。パイナップル坊やから、ニットキャップマンに変身してしまった。でもこれかぶったまま仕事してたら、やっぱり変かなぁ。　　　おうい雲よ　　　ゆうゆうと　　　ばかにのんきそうじゃないか　　　どこまで行くんだ　　　ずうっと磐城平まで行くんか　　　　　　　　　　　　　　　　（山村暮鳥「雲」）もやもやとしているとき、くよくよしている自分を、見つけたとき、もしもよく晴れた空に、雲がぽっかり浮いていたら、もしくは雲ひとつない、青空であっても、人目なんか気にせずに、人目が気になる人は、気にならないところに、出かけて行って、大声で雲（空）に向かって、この詩を詠んでみよう。気持ちがいいよ！

January 25, 2004

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ＯＢ戦～賢治雑感

　今日２４日は、大学ラグビー部のＯＢ戦とＯＢ会総会が行われるため水戸のホテル泊まりです。美味いビール飲むために、久しぶりに汗流すか！　只今后前０時２３分。ＯＢ戦のために、もう寝ます。　と、思いましたがもう少々・・・・・・。「我等に要るものは　銀河を包む　透明な意志　巨きな力と　熱である」（宮澤賢治『農民芸術概論綱要』より）　花巻農業高校の正門を入るとすぐ右手に、賢治が地元の農民たちを相手に羅須地人協会を営んでいた当時の建物がある。その住居に続く入口のところに賢治を偲んだ石碑があり、この一節が刻んである。　運命に翻弄され苦しみながら、それでも夢を持ち、希望を捨てずに、目の前の他人に誠実に接してその小さな幸せを願い、そのかたわら広い宇宙に意識を向けて全人類の幸せを願い続けた、そんな賢治の思いが込められたことばではないだろうか。私の大好きなことばだ。　どんなに苦しい時も、周りの世界が荒んでいる時でも、目の前の小さな花の美しさに心を動かし愛する気持ちを大切にしたい。たとえ一瞬であっても、私の前に立つあなたに、誠実な想いを捧げよう。そんなメッセージが賢治のことばたちから優しく響いてくるようだ。

January 24, 2004

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『読書記録』追加

　今日から読書記録をつけることにした。これは、まあ半分業務用みたいなもんか・・・・・・。目的はあくまでも、個人的な〈記録〉であるので、書評的な詳しい記述を毎日するわけではないが、このＨＰ見てて何か知りたいことがあれば遠慮なく聞いて下さい。「詩のボクシング」って何だ！？　／　楠かつのり　（新書館）　ＮＨＫで放映されたのでご存じの方も多いのではないのだろうか。自作の詩の朗読による、声の格闘技である。著者の楠かつのりさんは日本朗読ボクシング協会を創設、代表を務める。

January 23, 2004

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甘酒は米糀から

　正しい甘酒は米糀（糀と麹とあるんだね、漢字が）から作る。　米を炊いて粥にした中に糀菌を入れて混ぜる。それをすぐに（発酵しないうちに）飲むのが甘酒。そのまま適温の場所に置いておくとアルコール発酵が進み、「どぶろく」になる。酒粕で作る甘酒はこれと比べれば偽物（って言ったらこちらの方が好きな人に怒られるか）だね。　オレは甘酒はどちらも嫌い。どぶろく（醸造用糖類と醸造用アルコールの入っていないいわゆる「にごり酒」）なら大好きだけど。

January 22, 2004

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Bourgueil "Perrieres" 2002 Domaine de la Butte

　今日は仕事の方も一段落したので、昼から有給休暇を取り、妻と３歳の娘を連れて、水戸へ私用で出かけた。　水戸の街はここ数年めっきり寂しくなった。メインストリートの商店街はシャッターが閉まったままの店舗と、内装が空っぽで主のいないテナントばかりがやけに目立つ。２０年前にラグビー部の仲間と、自転車で走り回っていた頃の活気は旧市街ではすでに失われてしまったようだ。　娘が「白いゴギゴギ」と呼ぶ水戸芸術館の尖塔が虚しくそびえ立っていた。　５時過ぎに帰宅し、再び職場へ戻る。休暇をとった日くらいゆっくり休んでいようとも思ったが、定時を過ぎても頑張っている彼らの顔を思い出すと、お茶を飲むまもなく飛び出した。途中、ピックアップ不良で修理に出していたＣＤレシーバーを取りに行ったついでに、差し入れを買って行くことにする。　８時過ぎに皆が帰ったのを見届けて再度の帰宅。　今夜は、先週末に届いたワインを自分へのご褒美に開栓することに決めていた。ロワールの赤と白であったが、迷わず赤のブルグイユ　レ・ペリエール[2002]ドメーヌ・ド・ラ・ブットゥを飲むことにする。　抜栓して空気に馴染ませてから、グラスに注ぐ。ワイングラスは子供と年寄りが何度買っても割ってしまうため、最近は妥協して使用していない。足がついていない手頃な大きさのタンブラーで飲んでいるが、あぁ、やっぱり美味しいワインはちゃんとしたワイングラスで飲みたいなあ・・・・・・と改めて思わせる、満足のいくワインであった。若いワインらしくフレッシュな薫りがして、重くない飲みやすい赤である。手作業で選別されたというカベルネ・フランの上品さと優雅さがとても心地よい。　邪道だが、ワインキャップ（ポンプで空気を抜き、真空になるやつ）をして、残りの半分は明日の夜の愉しみにとっておくことにする。

January 21, 2004

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ルビーグレープフルーツ

　夜寝る前に、ルビーグレープフルーツを食べた。果肉がピンク色のあれだ。　グレープフルーツはやっぱり黄色い果肉のホワイトに限る。ルビーはグレープフルーツ独特の苦みがない。苦みがなくて食べやすいからいいのかもしれないが、あれでは香りはもちろん、味も素っ気もなく、グレープフルーツの抜け殻みたいだ。　一説によると、グレープフルーツはダイエットに効果的らしいが、それも、あの苦みが良いのか、ルビーではだめだそうだ。　やっぱりホワイトの勝ちか。　そういえば、今夜飲む予定だったワインは、飲んでいる余裕がなくお預けとなった。　美味しいワインは、時間的にも心理的にも余裕のある時に飲まないとね・・・・・・。

January 20, 2004

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楽天日記初日

　初めて利用して２年くらいになるかなぁ。もう長く楽天を利用していたが、こんな楽天広場というものがあるのも今日初めて知ったし、だいたい日記というものをいまだかつて書いたことがないオレが、こんなものを書いていることに自分自身驚いている。　そもそも日記というものは、いったい誰のために書くのだ。自慰行為なのかなぁ。人の日記を好んで読む奇特なヤツがいるとは思えない。そりゃぁ目の前に好きな女の日記があったとしたら、盗み読みしたいと思うけれどね。ここに書かれる日記は、それと話は違うよなぁ。　まあ、いいや。とにかく書き始めちゃったんだから、あれこれ書く意義を追究するのはやめよう。書くことで、自分の中に何か新しい発見があるとか、人がオレの一文に救われるとか、そんなのありえないことなのだから。もともと、オレは書くことが苦手なのだ。草野球でいえば「ライ８」だね。　だから、間違ってここを読んじゃった人は、「ハズレ」です。他の有意義なページに行った方がいいと思うよ。　あれ？　日記なのに、読者を意識してるってのは変だね。　一昨日はラグビークラブの新年会をやっていて家には帰らなかったのだが、（水戸駅南のバッティングセンター前の「宴屋」って飲み屋は、奇妙な入り口だった。入り口も看板も真っ黒く、オマケに高校の文化祭のお化け屋敷に入るときのような、そんな入り口だった。その日集まったクラブのメンバーは１２名だが、そのうち９名は、入り口の前を３～４回行ったり来たりしていた。）その日に届いた、リカーＭＯＲＩＳＡＷＡのワイン「モンルイ　セック・レ・ディ・ザルパン[2002]ドメーヌ・ド・ラ・タイユ・オー・ループ」と「ブルグイユ　レ・ペリエール[2002]ドメーヌ・ド・ラ・ブットゥ」を飲むのが楽しみだ。　３日間静かに寝かせているので、明日あたりは１本あけてみようか。

January 19, 2004

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