サザエDeath
窒息乐队-崩溃MV(Suffocated-Breakdown-MV) ゴールデンウィークも終焉を迎えつつあり、明日から仕事かと思うと気分的に沈みがちとなっています。そんな憂鬱な気持ちを吹き飛ばすかのようなデスメタルサウンドを聴いています。有名どころでは、Dark FuneralやCannibal Corpseといったところでしょうが、本日は趣向を変えて中国のデスメタルバンドである窒息楽隊をご紹介しました。愚生もあまり、音楽のことは詳しくないのですが、デスメタル (Death Metal、以下「デス」という)とは、ヘヴィメタル(ハードロック)のジャンルの一種とのこと。そもそもは“死”や“死体”及び“地獄”などが歌詞のテーマとして多く出てくるスラッシュメタルバンドを形容した呼称なのです。俗に、ヘビメタなんていってますけど、上記の”デス”や”スラッシュ”なんて「派生ジャンル」があり、もう分かんなくなってきますね。”スラッシュ”はさておき、上記の”デス”について簡単に特徴等を述べます。(ただし、多数の例外があり、一概には言えないとのこと)1 テンポの急激な変化2 手数の多いドラム3 複雑なギターリフ(繰り返されるコード進行)4 複雑なリズム展開5 デスヴォイスの使用(メロディを廃し、うなり叫ぶ歌唱法)私見としてビートルズ以降のロックミュージックは、進化を遂げてきたのですが、60年代~70年代に”完成期”を迎えて80~90年代に掛けて”停滞期”があったようにも感じます。(あまり適切な表現ではないと思いますが...元気がなかったのは確かであると感じています。)そんなロックミュージックの”閉塞感”を打破するアグレッシブ(攻撃的な)な試みがあったといわれます。その中でも”デス”は、既存の演奏法からの”脱却”を図る”アグレッシブ”の集大成ではないかと思うのです。”デス”のテーマとなりうるテーマについては、上記に述べた必ずしも明るいとは言えないものですが、昨今の救いがたい社会背景を”デス”は、包み隠さずに「率直」に体現しているようにも感じます。“死”といった俗に云う”タブー”とされるものを「素直」に直視して、それを観客に対して”メッセージ”として受け止めてもらい”何かを感じてもらいたい”という意図があるようにも感ずるのです。真意のほどは定かではありませんが、少なくとも、このデスを聴いていると“死”などに対して想いを巡らせるきっかけを愚生に与えてくれている...などとも感じています。昨今の日本の音楽の状況からみると、このデスは、なかなか、一般の方々に受け入れて貰えそうにないようです。【サザエさん ED曲アレンジwith愛情】デスメタルバンド「GOUGLECUS(ググレカス)」(秀逸なネーミングです!)リーダーの仁田光勇さんの作品デス。「魂の叫びを聴いてください。」とのコメントですが、熱すぎる「デス魂」十分に伝わりました。上記のサザエさんは、ネット上においても各種の二次創作物等において様々な”闇”を見せているように思います。一見、平和そうに見える一家団欒の中に潜む様々な”闇”...それを「GOUGLECUS」は、”デス”において表現したかったのではないかと深読みしてしまいました。”デス”を初めてお聞きになられた方も多いのではないでしょうか。お好きなミュージシャンばかり聴いておられると、なかなか、新たな発見もなかろうかと思い、新たなきっかけとして今日は、デスメタルといった変わった音楽にジャンルをご紹介させて頂きました。デスメタルからまた、新たなロックの派生が綿々と続き、我々の心を揺さぶる熱いサウンドをこれからの期待している次第です。