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僕の歯だヨ!歯医者さんも絶句!あかん、、、これ、あかんやつや...(2023,11,13) 上記の歯レントゲン左側上部のブリッジを切断した残骸である。歯医者の診断では、ブリッジを支える歯が劣化しているとの見立てで切断を決意、案の定、歯茎を支える歯は取れ落ちてしまった。長期間喫煙の報いである。煙草を辞めろとは言わない。ただ、この結果を「他山の石」としてもらいたい。閲覧各位の歯の健康を心より願う。 実家の庭に退職時に植えてもらった桜(陽光桜)が開花したゾ!思いのほか、淡い色合いなのだね。桜は、咲いてもすぐに散ってしまうあまり縁起の良くない花なんだケド、桜は自衛隊のシンボルマーク(陸は桜単体、海は桜に錨そして空は桜に翼が付く)、咲いた花なら散るのは覚悟、見事散ります国のため・・・なんてあるくらい。本来は、在職中に散る覚悟でいましたが、退職して桜を植えるとは、「事に臨んでは危険を顧みず潔く散る覚悟、気概を何時までも持ち続けて欲しい」との父からも無言のメッセージなのでしょうか。真意は父に聞かずにいます。
テーマ:今日の出来事
カテゴリ:喫煙
喫煙…何時から喫煙という行為を意識しだしたのは定かではない。物心が付くころには煙草の存在は常に愚生の日常と共にあった。当時、愚生の父親は、旧専売公社が発売していた「チェリー(マイナーな存在であった)」という煙草を愛煙していた。
眩い朝日の中で空中に物憂げに漂う埃と揺らめく紫煙…商品名のチェリーを連想される甘ったるい柑橘類の焦げた香り(カーテン等は茶色く薄汚れ、悪臭が滲んでいた)が愚生の身に染みわたっているのを感じていた。母親は父親の喫煙をひどく嫌っていたが、愚生には嫌悪感はなく、むしろ、好感的にそれを受け入れていた。 酷く疲れた様子で煙草を咥え、不吉な紫煙を纏って寂しげに佇んでいる父親の後ろ姿を眺めていた記憶がぼんやりと蘇る。 父が留守の時、こっそり一本(火を着けてはいない)口に咥えてみたが、ひどくいけないことをしている様にかんじ、慌ててクシャクシャになった煙草箱に戻した… 「大人」を感じたのは、この時であり、煙草は「大人」の象徴でもあった。 或時、父親は突然、喫煙を辞めた。何の兆しもなく、すっぱりと喫煙を辞めた。 「身体に悪いから」 ただ其れだけの理由で長きに渡る喫煙習慣を断てるその精神力は大したものである。 後日、「子供達の健康に悪いから」…と亡き母に聞いた… 父の唯一の安らぎを愚生らが奪ってしまった、と何か釈然とせぬ何かを抱いた。 父は、愚生の喫煙について何も語らない…ただ、愚生の一服を悲しそうに見つめている視線をかんじている。 幼少期の喫煙の記憶を残したまま、青年期を迎え、愚生との煙草との縁は断ち切られていたが、自衛隊に入隊し、再び煙草と再会することとなった。 全ての就職試験を落ち、失意のままに自衛隊に入隊した。いや、入隊するしか無かった。 どれか一つは受かると甘い気持ちでいたが、完膚なきまで失意に叩き落され、落伍者の烙印を押されたわけである。 昭和期の自衛隊は、周囲の者からは良いイメージを持たれなかった。 おおよそ、地域の出来損ないが免許の取得の餌を喰らいつき、厳しい訓練に耐えきれず、地元に逃げ帰るのをよく見かけてはいた。 何処にも雇って貰えない落伍者が最後に行き着く場所というのが、当時の共通認識であった。 日教組に扇動感化され、卒業式で国歌斉唱を妨害した学友からは、「人◯し税金泥棒のガキ」と罵られたのを今も記憶している。 「大人」になりたいと切望した。社会に受け入れられる立派な「大人」に… 最寄り入隊の先で新卒ではない明らかに社会経験のある青年達(民間企業に勤めたが続かずに自衛隊に入隊がするため辞めた)さも当たり前とでもいう風に気取って煙をふかしているのを見て、愚生も「吸ってみたい」と強く感じた。 高校を出たばかりで煙草は二十歳になってから…法律違反であったが、「大人」になりたい…その思いで青年から初めて貰って火を付け、煙を吸い込んだ瞬間、異物を身体で全力で拒否するかの如く、酷く噎せ返り、ゲホゲホと嗚咽した。 青年の嘲笑から走って逃れ、洗面所にて何回もうがいをした。 その経験から暫く煙草からは逃れていたが、成人式を終え、宴会の際に「吸えよ」との先輩からの一本は、なんの抵抗もなく、愚生の気管に浸透し、肺に紫煙が満たされていく感覚を快く思えた。 身体に馴染んだのである。 アルコールの作用もあったのだろうか、すんなりと一服する自分自身に驚いた。 恐らくは、入隊時の初喫煙は、「20歳未満であるので吸ってはならない」との罪悪感、入隊したての緊張感などがあり、それも精神的に作用したのかもしれない。 煙草が自分を受け入れててくれたとの勝手な思い込みにより、それに対して親密さを抱くに至った。 それ以降、共済組合(自衛隊官給品の煙草は無かった、旧軍や米軍では戦地において煙草の官給があったそうである)から闇雲に煙草を買い求め、隊の喫煙所の一員となり、先輩たちと対等に話す気分は良く、もはや、喫煙は生活の一部となった。 愚生は無闇に背伸びをして格好の良い「大人」の看板をぶら下げていただけなのだと思う。 昭和の自衛隊において喫煙は寛容的であり、喫煙する者が多数(ほぼ、全員ではなかったか)で職場の事務室等は、もうもうと煙に満ちていたと記憶している。 その当時はマイルドセブンやキャビンといったごく普通に若者が喫煙している類いのものを吸っていた。 それから、マルボロ(メンソールは吸ったことがない)エコー(安かった、ただ、ひたすら安かった現在はこれさえも値上げをしている)などを経て、辿りついたのが、プルー厶X… 加熱式たばこの利点は、タールがないこと、これに尽きる。 以前は、歯にヤニが付き、歯は抜け落ち、取り返しのつかないこととになった。 煙草は、呼吸器官以外にも歯に大きなダメージをもたらす。 これだけの代償を支払ってまで、何故喫煙を続けるのか… ニコチンの中毒性、依存性は、薬物等(本当はこういうカテゴリーに入れたくないのだが)の中でもかなり高い。 ニコチンは身体…五臓六部に染み渡り、細胞単位で深く深く浸透していく。 脳内に侵入、脳細胞を刺激し、物理的な安息感を生み出していく。 ただ、決定的に他の薬物等と違うのは、幻覚、幻聴、精神的混乱を生じない。 煙草にあるのは、脳内が要求するニコチン摂取欲求(安息感)を満たしてやるだけである。 血液中のニコチンが体内の水分とともに排出されるのを補充するわけである。 それはカルピス水に浮かぶ氷が溶けて薄くなるのを我慢できず、濃い原液を止め処なく継ぎ足している幼児のようなものだ。 ニコチン濃度を保つため、ニコチンを取り込み、束の間の偽りの安息感をもたらすだけだ。 確実にそれは愚生の健康を損ない、寿命を縮めて一歩一歩死に近づいているのてある。 愚生は煙草を辞めない…ぶら下げられた「大人」の看板は酷く錆びつき、悪臭を漂わせて愚生の身体に食い込み、頑丈に張り付いている。辞めれないのだろう…無理やり「大人」の看板を身体から引き外したのであれば、その後には「なにがあるのか」…幼少期の紫煙が渦巻く中で命を落とすその日まで「なにがあるのか」から目を避けて緩やかに死をうけいれるまで… さて、戯言はここまで。 愚生は、先程にも述べたプルー厶X愛好家であるが、そのままだと、滑りやすい。握り具合ご悪いため 何度も落下させていて本体の表面はかなりの損傷がある。 また、落下時における耐久性に欠ける面がある。対策のため、本商品を購入した次第である。 レザーの高級感が一服の時の満足感を更に際立たせる。現在、50%オフの特典中であり、同ユーザーの方で興味があれば、購入を検討してみてはどうか。
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最終更新日
2024.04.03 21:05:57
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