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おじなみの日記

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2014年09月26日
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カテゴリ:宝塚歌劇
月組公演「PUCK」の再演初日観劇。
とにかく懐かしかった。
開演前にプロローグのフルートの練習をしてるのがオケピから聞こえただけでゾワッとした。
初演の「PUCK」は6回か7回か劇場で観て、CDが出たらすぐに買って何度も聴いた。
NHKで放映されたのも繰り返し何度も観たのでセリフもナンバーも完全に頭に入ってた。
今回の再演で初演と違った所は一瞬で全てわかった^^;

当時は涼風真世さんと一路真輝さんの出てる舞台を中心に宝塚観劇していました。
この二人の主演作品は特に思い入れが強いので今回は期待半分、不安半分でした。
そうそう!涼風真世さんと麻乃佳世さんが客席に!
カーテンコールの時もみんなと一緒に立ち上がって舞台の端から端までに
腕を振るように拍手をしてました。

龍真咲さん!素晴らしかった!初日から完成度の非常に高い「PUCK」を観せてもらえた。

変わった所はいくつかのナンバーのメロディが変わってました。
歌詞はほぼ初演のままなのに、メロディだけを変えてるので初演を聴き込んだ人には
ちょっと違和感あったかも。
セリフはほとんど初演のまま。

「♪何故だか知らないけれど私に見えるの・・・・」のパックとハーミアが二人で歌う曲の
メロディはあのままの方が良かったように思うけど、この「セカンド・サイト」のメロディは
Alan Menken作曲の「リトル・マーメイド」の中で使われた「Bed time」だから
今はかなり厳しいかな。

「グローイング・アップ」も最初のヴァース部分から全てメロディを変えてました。
歌詞は初演のまま。
この曲はマーヴィン・ハムリッシュの作曲なので著作権とか当時よりも難しいのかも。
初演好きからしたら、ここも変えてほしくなかったけど新しいバージョンのメロディも
キャッチーでなかなか良かったから何度か観たらこっちで慣れると思う。
ミディアムスロー部分のメロディ「Ah!綺麗になるのよ 美人になって 男の子を振りまくるのよ」
の所はそのまま残して、テンポアップしてからの部分だけ新しいメロディにしてほしかったけど
権利関係が難しいのなら仕方ない。

ここは絶対に変えてしまうだろうと予想してた天海祐希さんが歌った
Bruce Springsteenの「Born to Run」のメロディをそのまま使った「Just Say Dance!」は
思った通りオリジナル曲に変わってました。
「Born to Run」に関しては著作料も問題ないと思うけど…
1975年の曲だし今、知ってる人も少ないから著作料払ってまで使う必要はなかったんだろうなぁ。
「Born to Run」聴きたかったけど。

ダニエルが歌う「ハヒフヘホ〜の歌」もやっぱりメロディ変えてました。
この曲はトッド・ラングレンの「Smell of Money」って有名な曲だし・・・仕方ない。
でも「ハヒフヘホ〜」に関してはトッド・ラングレンでいってほしかった^^;

タイテーニアが歌うロバちゃんの曲もやっぱり変えてました。
ジョージ・ガーシュウィンの有名な「バイ・シュトラウス」をそのまま日本語の歌詞付けて
歌ってたので今回は無理だろうなと思ってた通り・・・オリジナルメロディに変更。

舞台装置は初演のイメージそのままでほとんど変えてませんでした。
あまりにも何度も映像でも繰り返し観てたので、豆の花 クモの糸 蛾の羽根たちの
衣装が豪華になって色も変わった事とかも瞬時に分かってしまう^^;

曲に関しては権利問題など当時とは事情も大幅に違ってきてるから仕方ないかな。

ダンスの振付けもほとんど当時のままで感動でした。
覚えてるもんだなぁと自分に感心してしまった。
セリフから曲に入るタイミングとかも初演のままの所が多くて鳥肌箇所がいくつもあった。

今日、龍真咲さん以外で凄く感動したのは
トレイシー役の早乙女わかばさんとボビー役の珠城りょうさんのやり取り。
早乙女さんの「あ〜あ やってらんないわ」
珠城さん「トレイシー!何のために村までエアロビ習いに行ったんだ?」からの
セリフの流れやタイミングが初演そのままで鳥肌立ちまくりでした。
早乙女わかばさん最高!!!

龍真咲さん・・・
今日一番感動したのはパック誕生の場面。
パック、オベロン、タイテーニア、妖精たちのやり取りやパックの芝居が懐かし過ぎて
胸が熱くなった。
ストーンステージから降りて来て妖精たちが両手で作ったトンネルをくぐる振付けとか
完全にあのままで懐かしかった。
龍さんのパックはまったく違和感なしに楽しめて最高でした!

星条海斗さん・・・
オベロン役。後半はほとんど出てこない事は分かってたから配役見た時に絶対似合うので
うれしい反面、出番がそんなに多くない。
「夜の森」の場面でこれからアドリブも増えそうなので楽しみです。
今日も初日に絡めたアドリブを早速入れて来た星条さん最高でした!
かっこ良すぎるオベロン様だけどコメディセンスも抜群でした。

凪七瑠海さん・・・
子供の頃のラリーの可愛らしさは強烈でした。
バイオリンのチューニングしてる姿も可愛かった。
沙央くらまさんとのコンビネーションも絶妙で二人の芝居が作品におもしろみを
さらに足してて素晴らしかった。
凪七さんの芝居はやっぱり好きだ。

沙央くらまさん・・・
最初に登場しただけで客席に笑いが起きた^^
おもしろかった〜!ヘレン役がここまでおもしろく膨らんだのは沙央さんの演技力の高さが
あるからこそです。
初演のNHKの映像ではヘレン役の汐風幸さんが休演して代役の彩輝直さんで収録されてます。
実況CDは汐風幸さんのヘレンが収録されています。

憧花ゆりのさん・・・
タイテーニア役。
「ロバちゃん」の歌が「バイ・シュトラウス」じゃなくなったのは残念だけど、
新たに創られたメロディも憧花さんでしか歌えないような凄い曲になってました。
タイテーニアも初演のイメージを壊す事なくオリジナリティも感じさせる素晴らしいタイテーニアになっていました。

美弥るりかさん・・・
久世星佳さんが演じたダニー役。あの独特な雰囲気作りをがんばってたと思う。
初日開いて日にちが経てばもっとダニーの雰囲気に近づいてくると思う。
「ハヒフヘホ〜の歌」も新メロディでおもしろおかしく盛り上げてました。

珠城りょうさん・・・
配役が発表された時に、何かイメージ違うと思いましたが、
子供時代のボビーの登場からめちゃくちゃハマってて最高でした。
舞台上の珠城さんは天海祐希さんのボビーとダブるように見えるほどでした。

名曲「Lover's Green」の符割りが少し変わった所もあった。
「♪目に沁みる緑 心にも沁みて 色褪せる事なくエ〜バ エーバグリーン」だったのが
「♪目に沁みる緑 心にも沁みて 色褪せる事なくエバーエーバグリーン」に変わってた。
何故変えたのかよくわからないけど、前のままでいいんじゃないかと思う。
歌唱指導でこう歌うように直されたのだと思うけど・・・

「PUCK」は懐かし過ぎて微妙な違いまで敏感に感じてしまったので
今日はいろいろ思い出し、考えながら観たので純粋な作品の感動は2回目観劇からかも知れない。

来週、2回目観劇するので、ショーの事は今度。
ショーに関しては初見ではちょっとイマイチだったようなイメージです。
舞台装置や照明が素晴らしかった。レーザー光線はちょっと古臭く感じたけど。
レーザー光線で驚いたのは1978年8月30日日本武道館での「アリス栄光への脱出」の時に
初めて生でレーザー光線を観て感動したのを覚えてる。30年以上前だし・・・
懐かしくレトロな照明のイメージが強い。それを狙って使ってるのなら効果的でした。
今日は2階席1列目で全体を観る感じでした。
2回目以降の観劇でイメージがどんどん変わりそうな気もします。

龍真咲

星条海斗さん (オベロン)
星条海斗

凪七瑠海さん (ラリー)
凪七瑠海

早乙女わかば

初演のプログラムやスチールの時のパックの髪はストレートでした。
PUCK

PUCK

PUCK





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最終更新日  2019年06月16日 06時05分44秒


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