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テーマ:今日聴いた音楽(74246)
カテゴリ:宝塚歌劇
花組公演「二人だけの戦場」を観劇してきた。
自分にとってかなり思い入れのある作品。 バウホールと愛知厚生年金会館で観劇してCDもVHSも購入して、 何回観たかわからないほど観てる作品。 正塚晴彦先生の作品は大劇場で初めて作・演出した「テンダー・グリーン」からほとんどの作品を 観ていると思う。 中でも一番好きな作品がこの「二人だけの戦場」と「マリポーサの花」と「ロジェ」、 全部雪組作品ですが・・・。 その次に好きな作品は「バロンの末裔」「銀の狼」「BOXMAN」「ロマノフの宝石」かな。 「デパートメント・ストア」「ダンサ セレナータ」「ラスト・プレイ」もかなり好きな作品。 ![]() 主役のシンクレア役は一路真輝さんへの完全なあてがきで当時の一路さんファンも 納得のはまり役でした。 相手役の花總まりさんもこの芝居からさらに演技力が磨かれたように感じた。 今日、この再演を梅田芸術劇場で観ていたら初演をバウホールで観た時の 客席の緊張感や感動で鼻をすする周りの音とかリアルに思い出した。 それ以上に名古屋公演で観た時の感動はバウの時よりもさらに大きかった。 愛知厚生年金会館・・・今はもうないホール。名古屋駅からけっこう遠かったように思う。 名古屋市民会館と同じぐらいの距離だったイメージ。 名古屋で一番良く行ったホールはやっぱり名古屋市公会堂かな。 メタルやロック系の来日ライブは名古屋市公会堂が多かった。 OZZYやジューダス、ACCEPT、ホワイトスネイクなど名古屋公演も必ず行ってたので 鶴舞公園の木々の中にある無骨な建物。中は客席も西洋の劇場のような作り。 センチュリーホールが一番遠いように感じる。 それを思うと中日劇場や御園座は名古屋駅から凄く近いように思えた。 まったく「二人だけの戦場」とは関係ない話になってしまった。 (CDジャケット) ![]() この作品の再演を知った時は再び観られる喜びと、心のすみでちょっとイヤだなとも感じた。 一路真輝さんの主演だけで完結でも良いと思ってた作品だったからイメージ壊れたらイヤだと 正直、少しだけ思った。 でも、好きな柚香光さんの主演なので不安はあまりなかった。 歌も凄く心を感じられるようになってきてるし、芝居は文句なしだから、逆に再演のシンクレアが 柚香光さんで良かったと思った。 この作品、あの人で観てみたいとか、あのコンビで観てみたいとか、いろいろ思ってたけど いざ、本当に再演が決まると複雑な気分になったのは事実。 シュトロゼックは汝鳥伶さんが今回もやってくれるのか?とか 矢吹翔さん演じたノヴァロ・ジョクレアを出来る人はいるの?とか 古代みず希さん演じた大佐役は誰がやるのだろう?とか 一路さんと轟さんだから出来たシンクレアとクリフォードの信頼関係を感じられるかとか、 エルサは誰がやるんだろう?とか・・・配役が発表されるまでは不安も大きかった。 ![]() でも今回、1幕を観終えた瞬間に胸が熱くなるぐらいに感動してた。 柚香光さんと永久輝せあさんの二人の芝居は想像以上に素晴らしかった。 この二人の並びはもっといろいろな役で観たくなった。 ライラ役の星風まどかさんも凄く良かった。 矢吹翔さんが演じたあのやらしさが出せるのだろうかと思ってた綺城ひか理さんのノヴォロも 心配どころか、もう完璧だと思えた。 初演でクェイド少佐役を演じた泉つかささんも癖の強い芝居で凄すぎたので、誰がこの役を やるのだろうと思ってた。航琉ひびきさん、素晴らしかった! 今の花組で「二人だけの戦場」が再演してくれて良かった。 数え切れないほど映像作品も含め何度も観てる作品なので、今日観ながら次のセリフが 頭に浮かんできたり、細かい演出も思い出しながら観てた。 ![]() ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年05月05日 09時27分39秒
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