「バーフバリ 王の凱旋」(2017年、インド)
「バーフバリ 王の凱旋」(原題:Baahubali 2: The Conclusion)は、2017年公開のインドの歴史スペクタクル&アクション・ファンタジー映画です。2016年にインド映画史上最高の興行収入を記録した全2部構成の叙事詩的な映画の第一作「バーフバリ 伝説誕生」の続編で、遥か昔に栄えた古代都市のマヒシュマティ王国で、英雄バーフバリの息子シヴドゥが父の命を奪った暴君バラーラデーヴァに挑む戦いを描いています。インド国内の興行収入記録を更新して歴代1位となり、全世界でも二作合計で500億円以上の興行収入を記録した大ヒット作です。 「バーフバリ 王の凱旋」のDVD(楽天市場)【スタッフ・キャスト】監督:S・S・ラージャマウリ脚本:S・S・ラージャマウリ/K・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード原案:K・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード出演:プラバース(シヴドゥ/マヘンドラ・バーフバリ、アマレンドラ・バーフバリ) ラーナー・ダッグバーティ(バラーラデーヴァ) アヌシュカ・シェッティ(デーヴァセーナ ) サティヤラージ(カッタッパ) ラムヤ・クリシュナ(シヴァガミ) ナーサル(ビッジャラデーヴァ) タマンナー(アヴァンティカ) スッバラージュ(クマラ・ヴァルマ) メカ・ラマクリシュナ(ジャヤ・ヴァルマ) プラージ・ラジ(クンタラ王国宰相) チャランディープ(カーラケーヤ族長の弟) ラケシュ・ヴァーレ(セートゥパティ) アシュリタ・ヴェムガンティ(クンタラ王妃) ほか【あらすじ】その昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。伝説の英雄バーフバリの息子シヴドゥ(プラバース)は、父の家臣カッタッパ(サティヤラージ)から、裏切りによって命を絶たれ、王座を追われた父の悲劇を聞きます。カーラケーヤとの戦争に勝利を収め、国母シヴァガミから王位継承を託されたアマレンドラ・バーフバリ(プラバースの二役)は、忠臣カッタッパと共に身分を隠して視察の旅に出ます。その途中、アマレンドラはクンタナ王国の国王の妹デーヴァセーナ(アヌシュカ・シェッティ)と恋に落ちます。一方、王位継承の争いに敗れたバラーラデーヴァ(ラーナー・ダッグバーティ)は、アマレンドラとデーヴァセーナの仲を裂き、王座を奪おうと陰謀を企みます。やがて、王位を奪ったバラーラデーヴァは、アマレンドラと生まれたばかりのその息子を亡き者にしようとします。父アマレンドラはなぜ殺されたのか、母デーヴァセーナはなぜ25年もの間、幽閉されていたのか、すべてを知ったシヴドゥは、マヘンドラ・バーフバリを名乗り、暴君バラーラデーヴァに戦いを挑みます・・・。【レビュー・解説】最初から最後まで上がりっ放し、普遍性のある神話的ストーリーにインドらしさを満載、リアリティよりも娯楽性を重視したCGの効率的な活用で、世界的に停滞感のある歴史スペクタクル映画に風穴を開けた、インド映画最大のヒット作です。インド的楽しみが満載描かれている人間ドラマが普遍的で共感度が高く、日本でも絶叫上映会が企画され、コスプレの上、掛け声を上げ、大声で歌いながら鑑賞する熱狂的なファンも現れるなど、インド的な楽しさが満載された作品です。「ラーマーヤナ」とともにインド二大叙事詩と称され、古代インドの宗教的、哲学的、神話的叙事詩である「マハーバーラタ」の登場人物たちの特徴を取り入れて創作された、神話的なスケール感を持つフィクションです。例えば、アマレンドラ・バーフバリは三本の矢を同時に射ますが、これは「マハーバーラタ」に登場するバルバリクの技を取り込んだものです。マハーバーラタに登場するバルバリク(ピンタレスト)三本の矢を同時に射るマヘンドラ・バーフバリインドらしさが溢れる、スケール感のある舞台設定美しい民族衣装こうしたキャラクター設定や、舞台、衣装に溢れるインドらしさは、それらにとどまりません。本作にはシヴァガミが何度か目を見開くシーンがありますが、これが歌舞伎の決め顔のように象徴的で、とてもインパクトがあります。シヴァガミを演じたラムヤ・クリシュナはインド古典舞踊の名手ですが、インドの古典舞踊では感情が九つの表情(ナヴァ・ラサ)で表現されます。インドの古典舞踊の九つの表情(ナヴァ・ラサ)シュリンガラ(恋情)ハスィヤ(気品、笑い、ユーモア)ラウドラ(怒り)カルナ(悲しみ)ビーバッア(嫌悪)バヤナカ(恐怖)ヴィーラ (活力、勇敢)アドゥブタ (驚き)シャンタ (平安、寂静)インドの古典舞踊におけるバヤナカ(怒り)の表現(ピンタレスト)目を見開くラムヤ・クリシュナ(シヴァガミ)このアイコニックな感情表現は、インド古典舞踊の名手であるラムヤ・クリシュナならではと思われます。限られた出演時間で、目の表情一つで強烈に印象づけ、言葉少なくして雄弁に語る彼女のパフォーマンスに目を奪われてしまいました。多様な言語、文化圏を持つインドインドの公用語はヒンディー語、準公用語は英語ですが、インドには憲法が認める言語だけで22と、数多くの言語圏、文化圏があり、映画も北インドのヒンディー語の映画、南インドのタミル語、テルグ語の映画、南インドのマラヤーラム語、カンナダ語の映画、東インドのベンガル語、西インドのマラーティー語の映画・・・などがあります。それぞれの言語圏、文化圏の規模を各言語の話者数で見てみると、ヒンディー語:2億5,800万人ベンガル語:8,250万人テルグ語:7,380万人 (ドラヴィダ語族)マラーティー語:7,170万人タミル語:6,070万人 (ドラヴィダ語族)・・・といった規模になります。俗に言う「ボリウッド」は、インド映画の中でも、北インドのヒンディー語映画を意味します。最近の日本のインド映画ブームは支えているのは主にヒンディー語映画ですが、タミル語映画の「ムトゥ 踊るマハラジャ」(1995年)がヒットしたことがあり、同じくタミル語映画の「ロボット」(2010年)や、テルグ語の「マッキー」(2012年)、本作のように、ヒンディー語映画以外にも強烈な個性が光る作品があります。日本で公開され、話題になった主なインド映画と言語(文化圏)タイトル公開年言語(文化圏)ムトゥ 踊るマハラジャ 1995年タミル語その名にちなんで(印米合作)2006年英語、ヒンディー語 恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム2007年ヒンディー語きっと、うまくいく2009年ヒンディー語マイネーム・イズ・ハーン2010年ヒンディー語マダム・イン・ニューヨーク2010年ヒンディー語ロボット2010年タミル語神様がくれた娘2011年 タミル語スタンリーのお弁当箱2011年ヒンディー語女神は二度微笑む2012年ヒンディー語バルフィ!人生に唄えば2012年ヒンディー語命ある限り2012年ヒンディー語マッキー2012年テルグ語PK2014年ヒンディー語バーフバリ 伝説誕生2015年テルグ語ダンガル きっと、つよくなる2016年 ヒンディー語テルグ語映画から、インド基準、そしてグローバル基準へ本作のS.S.ラージャマウリはもともとテルグ語映画で頭角を表した監督で、前作の「マッキー」(2012年)は同年に最も高い興行成績を収めたテルグ語映画となりました。この作品はヒンディ語に吹き替えられましたが、北インドでの興行成績はさして伸びませんでした。というのも、言語のみならず、文化も違うので、最初から双方を意識して制作しなければ違和感が出てしまうと、ラージャマウリ監督は言います。しかし、この作品でヒンディー語映画界にその実力を認められたラージャマウリ監督は、次の作品からヒンディー語とテルグ語での双方で、言語・文化によらない普遍的な映画を作ることを決意しました。子供の頃からインド神話のコミックに夢中で、映画監督になって以来、インド神話的な英雄物語を作りたいと思っていたラージャマウリ監督は、10年ほど前に父であり、有名な脚本家、作家で、本作の原案者でもあるK.V.ヴィジャエーンドラ・プラサードが出してくれたシヴァガミのキャラクターに関するアイデアに着想を得ます。監督の父が話してくれたのは、シヴァガミが自らの命と引き換えに幼な子を救う感動的な場面でした。それから、二人は「バーフバリ」に登場する様々な登場人物を創り出し、その登場人物たちが織り成す壮大な物語を組み立てました。「バーフバリ」は古代の王族と彼らの闘いの物語です。そしてそれらのハリウッド映画もそうです。そのため、キャラクター設定や衣装、そしてそこで繰り広げられる感情などは、まったく違う国の違う物語にもかかわらず、どうしても似てしまいがちです。それは、こうした物語が普遍的で万国共通のテーマを持っていることに他ならないからだと思います。 私が「バーフバリ」を製作した理由のひとつは、この物語がそうした世界規準の物語だったからです。「バーフバリ」というのはきっとインドだけでなく、国を超えた普遍的な存在なんだと思うんです。皆が統治者にも望むことは、まず正義をしっかり持っていること。そして身分を問わず、国民を尊重すること。そしてその統治者が男性ならば女性、つまり妻と母を尊重するということ。そして自分を犠牲にする覚悟があるということ。これだけの素質を持ったリーダーを望まない人はいないと思います。(S・S・ラージャマウリ監督)http://www.moviecollection.jp/interview_new/detail.html?id=757「バーフバリ」成功の要因インドでは必ずしも主流ではないテルグ語映画界から一躍躍り出て、インド国内の興行収入の記録をたて続けに更新、世界的にも大ヒットなった本作ですが、その大成功はインド映画最大の製作費(二作合計で70億円以上)を集めたラージャマウリ監督の類まれなる才能への期待とそれ応えた実力に加えて、以下のような要因が考えられます。王位継承、恋愛談、裏切り、復讐といった人間的ドラマをインド神話的世界観で描き、テルグ語圏だけではなくインドの多様な文化に普遍的な価値を持つ作品を狙ったこうした人間的ドラマを反映した神話的世界観は、インド国内のみならず世界に共通するものであり、普遍的な作品として世界的なヒットにつながった重厚長大な神話そのものの映画化を避け、インド神話のキャラクターの特徴を取り入れながら、コンパクトな神話的ストーリを創作した(最終的に二部作になったが、当初は一話完結の予定だった)歴史スペクタルは費用回収のリスクが高いが、いたずらにリアリティを追求せずに娯楽性を目的としてCGを活用することにより費用効率を高めた(ラージャマウリ監督はSFXの大家ではないが、逆にそれが合理的なディレクションを生んだ)余談:リスクが高い歴史スペクタクル映画1920年代から1940年代にかけて黄金時代を築き上げたアメリカの映画業界は、1940年代の白黒テレビの放送開始、1950年代の同カラー放送の開始に、大きな脅威に直面します。そんな中、テレビの脅威に対抗すべく、1950年代の映画界はこぞってワイドスクリーンによる映画の大型化に向かいます。20世紀フォックスのシネマスコープをはじめ,パラマウントのビスタビジョン,MGMのパナピジョン,さらに70ミリ映画などが次々と開発され、歴史劇などを題材に、著名な俳優のオールスターキャスティング、大掛かりなセット、膨大なエキストラ、長い放映時間などでテレビドラマとの差別化が図られました。1950年代から1960年代に制作された主な大作映画と製作費タイトル公開年製作費十戒 1956年 1350万ドル ベン・ハー1959年1500万ドルスパルタカス1960年1200万ドルナバロンの要塞1961年600万ドルエル・シド1961年620万ドル史上最大の作戦1962年1200万ドルアラビアのロレンス1962年1100万ドルクレオパトラ1963年4400万ドル大脱走1963年400万ドルサウンド・オブ・ミュージック1965年820万ドル*製作費は当時のベースで、現在の価値に換算すれば十倍近くなるこれらの大作は一時的に観客を映画館へと引き戻しましたが、独占禁止法による企業再編と赤狩りによる人材喪失に苦しむ制作会社に、膨大な製作費が大きな重荷となります。特に「クレオパトラ」で、主演女優のエリザベス・テイラーの破格の報酬を支払い、主演女優の度重なる病気、ロケーションのミスよるセットの造り直しと撮影の遅れ、スタッフやキャスティングの変更、度重なる撮り直しなどにより、製作費が4400万ドルにまで膨れ上がった20世紀フォックスは、深刻な経営危機に直面します。映画製作会社がリスクの大きい大作を敬遠せざるを得なくなる中、アメリカの映画界は低予算映画や、ベトナム戦争や公民権運動に揺れなど既成の価値観に反発する若者や厭世観を描いた、アメリカン・ニューシネマの時代へと突入していきます。もちろん、歴史スペクタクル映画が全くなくなったわけではなく、ベトナム戦争を反戦の視点から描いた「地獄の黙示録」(1979年)、「プライベート・ライアン」(1998年)や、清朝最後の皇帝で後に満州国皇帝となった溥儀の生涯を描いた「ラスト・エンペラー」(1992年)など、現代史、近代史を舞台にした名作がその後も制作されています。しかし、CGという製作費削減の手段が得られるようになったが、リアリティを追求すれば決して安上がりではない倫理的側面から、復讐や戦いを中心を据えた史劇は社会的受容を得にくい勧善懲悪や単純なヒロイズムなど、非現実的ヒューマニズムは受容されにくいなど、歴史スペクタクルは依然として厳しい状況にあります。ペルシア戦争のテルモピュライの戦いのほとんどをCGで描いた「300(スリーハンドレッド)」(2006年)や、シェイクスピア悲劇「コリオレイナス」の舞台を現代に翻案した「英雄の証明」(2011年)などの異色作はありますが、市場の受容は限定的なようです。そんな停滞感のある歴史スペクタクル映画に風穴を開けるかのように登場したのが本作は、委細構わず突き抜ける、成長著しいインド映画の勢いあるパワーが成せる業かもしれません。プラバース(シヴドゥ/マヘンドラ・バーフバリ、アマレンドラ・バーフバリ)プラバース(1979年〜)は、主にテルグ語映画で活動するインドの俳優。父が映画プロデューサーで、叔父が俳優。 2002年に映画デビューし、2005年にラージャマウリ監督の「Chatrapathi」で主演を務め、100日超のロングランとなる。以降、ラージャマウリ監督はプラバースと友好関係にあり、主人公バーフバリのキャスティングについて最初に思い浮かんだのがプラバースだったという。プラバースは本作で、南インドだけではなく国際的にも名前が知られるようになった。ラーナー・ダッグバーティ(バラーラデーヴァ)ラマナイドゥ・ダッグバーティ(1984年〜)は、テルグ語映画、タミル語映画、ヒンディー語映画で幅広く活動するインドの俳優、映画プロデューサー、VFXコーディネーター、カメラマン。祖父、父が映画プロデューサー、叔父、従弟が俳優という、映画一家に生まれる。右を失明しており、左目だけで物を見ているというが、それを感じさせない演技である。主人公を演じるプラバースより美形で、最初は悪人ではないが、父の影響により徐々に邪悪になり、最後には暴君に変貌する役を演じている。アヌシュカ・シェッティ(デーヴァセーナ)アヌシュカ・シェッティ(1981年〜)は、テルグ語映画、タミル語映画で活躍するインドの女優、モデル。2005年に映画デビュー、以降、インド国内で数多くの賞を受賞し、アヌシュカはテルグ語映画のスター女優の地位を確立している。本作で演じるデーヴァセーナは美しいだけではなく、強い女性。シヴァガミもそうだが、本作に登場する女性は美しいだけではなく、強いのが興味深い。サティヤラージ(カッタッパ)タミル語映画で「サティヤラージ 」名義で活動するランガラージ・スッバイアー(1954年〜)は、タミル語映画の他にテルグ語映画、ヒンディー語映画、マラヤーラム語映画、カンナダ語映画など200作以上の映画に出演するインドの俳優。悪役を演じることが多い。本作では重要な役割を果たす奴隷を演じている。ラムヤ・クリシュナ(シヴァガミ)ラムヤ・クリシュナ(1970年〜)は、テルグ語映画、タミル語映画、ヒンディー語映画、マラヤーラム語映画、カンナダ語映画など200作品以上の映画に出演するインドの女優。幼少期に南インドの古典舞踊バラタナティヤム、クチプディを習得し、数多くの舞台に立つ。1984年より女優としてのキャリアを始め、以降、インド国内で数多くの賞を受賞、「パダヤッパ いつでも俺はマジだぜ!」(1999年)ではラジニカーントと共演し、高い評価を得る。2003年に結婚、出産、女優を休業するが、「バーフバリ 伝説誕生」(2015年)で復帰、実際に子を持つ母として、威厳有る国母シヴァガミを見事に演じている。ナーサル(ビッジャラデーヴァ)ナーサル(1958年〜)は、南インド映画を中心に300作以上に出演する、インドの俳優、映画監督、プロデューサー、南インド俳優協会の会長。マドラス基督教大学で演劇活動を始め、困窮した生活を送りながら、演技を学ぶ。1985年にで俳優として映画デビュー、キャリアを重ねる。「フェア・ゲーム」(2010年)にも出演している。性格俳優として知られており、本作でも個性的な悪役を演じている。スッバラージュ(クマラ・ヴァルマ)スッバラージュ(1977年〜)は、テルグ語映画を中心に活動するインドの俳優。本作では、デーヴァセーナの従兄弟役をコミカルに演じ、映画のトーンにいい味をつけている。タマンナー(アヴァンティカ)タマンナー(1989年〜)は、テルグ語映画、タミル語映画、ヒンディー語映画、マラーティー語映画、カンナダ語映画に出演する、インドの女優、モデル、ダンサー。2005年に映画デビュー、以降、キャリアを重ね、テルグ語映画、タミル語映画のスター女優の地位を確立。非常に美形の女優で、二部作の第一作「バーフバリ 伝説誕生」(2015年)で注目を浴びたが、残念ながら、本作では最後に少しだけ姿を見せるにとどまっている。【サウンドトラック】 「バーフバリ 王の帰還」のサウンドトラック(楽天市場)【動画クリップ(YouTube)】三本の矢を射るシーン一見、荒唐無稽に見えるシーンだが、実は弓の達人であるデーヴァセーナは、日本の矢を同時に上手く射ることができないという伏線が張られている。マハーバーラタのバルバリクの如く三本の矢を同時に射るマヘンドラ・バーフバリがデーヴァセーナに三本の矢の射方を教え、共に戦うだけではなく、デーヴァセーナの耳飾りを射た矢で鳴らしてみせ、その心を射止めるシーンでもある。絶叫上映の様子みんなで掛け声を上げながる観る、なんとも楽しげな上映会である。声を揃えて歌っているのは、サウンドトラックの「バリ、バリ、バーフバリ」、テンポ良く、上がる歌である。インドの古典舞踊を踊るラムヤ・クリシュナ「Narasimha」(2001年)でラムヤ・クリシュナが見せる怒りの踊り 「バーフバリ 王の凱旋」のDVD(楽天市場)【関連作品】「バーフバリ」二部作のDVD(楽天市場) 「バーフバリ 伝説誕生」(2015年) 「バーフバリ2 王の凱旋」(2017年)S・S・ラージャマウリ監督作品のDVD(楽天市場) 「マッキー」(2012年)おすすめインド映画のDVD(楽天市場) 「ムトゥ 踊るマハラジャ」(1995年) 「その名にちなんで」(2006年) 「恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム」(2007年) 「きっと、うまくいく」(2009年) 「マダム・イン・ニューヨーク」(2010年) 「マイネーム・イズ・ハーン」(2010年) 「神様がくれた娘」(2011年) 「スタンリーのお弁当箱」(2011年) 「バルフィ!人生に唄えば」(2012年) 「女神は二度微笑む」(2012年 ) 「命ある限り」(2012年) 「めぐり逢わせのお弁当」(2013年) 「PK ピーケイ」(2014年) 「ダンガル きっと、つよくなる」(2016年)