Road To Kume Island
激走編
今年20回目の記念大会である久米島マラソン
当日のスケジュール
７：２０ 開会式
７：３０ フルマラソンスタート
９：００ ハーフマラソンスタート
９：１０ １０キロスタート
９：３０ ５キロスタート
会場にはホテルから徒歩で８：３０に到着
10キロトリオ 左姉右妹
道端にふつうに島バナナがなっている
訳「ゴールで、また会いましょうね～」
20回記念シーサーと記念撮影
青いゼッケンは10キロ、
黄色いゼッケンは5キロ
ハーフマラソンのスタート
１０分後に控えた姉たちがスタートに備える
人のスタートを見てしまうとだんだんと一気に緊張が高まった
精神統一？
進行はＫスタ宮城の野球ＤＪ
応援に駆け付けたクラッチ＆クラッティーナ
ちょっと浮気
１０キロ組がスタートしてしまうと一人残されて
緊張はピークに
男女併せて２００人弱がスタート位置につく
号砲一発いよいよスタート
周りにあわせてだらだらと走り出す
何せ初体験なので勝手がわからない
が、走り始めてすぐに周りが遅いペースであることに気づき
ふだんのペースにあげてどんどん追い抜いていく
気温はたぶん２５度を軽く超え、真夏の日差し
黒いパンツが暑い
走りだして1キロも走らないうちにへばってきた
その頃5キロ先をゆく姉は・・・
余裕の走り？
すぐ前を150センチもない小柄でガッチリ体型の
オバチャンがピッチ走行で走っていた
黄色いタンクトップに同色の短パン、
黄色い豆タンクと抜きつ抜かれつしてペースを保つ
第一給水所で水の入ったコップを取る
しかし、走りながら水を飲む練習はしていない
口には含んだ方がいい、という姉のアドバイスに従い
走りながらコップに口をつける
水がはねて鼻に入り痛い目にあう
ここで黄色い豆タンクをかわして前に出る
沿道には島んちゅたちが
思い思いの鳴り物を手に応援を送る
応援してんだか踊っているんだか判別が難しいオバァも
5キロはすぐに折り返し
両側がサトウキビ畑の道を走る
それまでは「コブクロ」を聴きながら走っていたが
その風景を見、体の疲労からか、頭の中は
「ざわわ～ざわわ～広いサトウギビ畑は
風が通り抜けるだけぇ～」
残り1キロになるとペースが落ちてきた
最後の給水所でかち割り氷を受け取る
ミカンやバナナもあったが余裕がない
氷のビニールを破いてチューチュー吸う
むせないしいい感じ
ゴールの球場が見えてきたところで
後ろからタッタッタと小刻みな足音
黄色い豆タンクに抜かれ、ぐんぐん引き離されてしまった
最後に気力を振り絞ってゴール
すぐさまゼッケンにつけたチップが回収され
完走証がコンピュータから打ち出される
そこに刻まれたタイムは30分19秒
年代別順位：1位
目を疑った
笑いが出た
10キロも次々にゴールしてくる
かろうじて姉よりも先にゴールができた
姉も10キロ年代別1位
姉が5キロに出てたなら姉妹で1位2位となっていたんだ
仲間のＭさんは10歳下の10キロ年代別 3位
2位のビキニのイケイケねーちゃん
黄色い豆タンクは61歳
タイムは29分台
ビギナーズラック
人はこうしてそこに引き込まれていく
乗らない騎手@
らめ仙人@
