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2010.05.07
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カテゴリ:カテゴリ未分類

「セールスで絶対に断られない方法があります」
むかしある講演会で聞いた講師の言である。
「それは売り込まないことです。売ろうとするから断られるのであって、売らなければ絶対に断られません。新幹線の車内販売の売り子が断られるのを見たことがありますか。
彼女たちは買って下さいなんて言葉は一言も発しません。それでも名物弁当は、瞬く間に売り切れてしまいます。これぞセールスの真髄です」
なんだか、まやかしの営業理論みたいではあったが、「売らないから売れる」この禅問答のような話しに、その時はなるほどと感心したものである。

「生命保険の外交員を断る最高の方法は、断らないことである」
これは吉川英治さんが何かの機会に語った言葉だったように記憶している。
むかし 「販売は断られたときから始まる」というE.Gレターマンと云う人の有名な本があったが、これを裏返せば、もし「保険には入りません」と断らなければ、外交員は断りに対処する販売話法が展開できず、セールス活動が始動しないということになる。
断りをどのように打破して行くかを、販売話法の原点にしていた外交員にとって、この吉川英治さん言葉はセールスマン泣かせの至言だったに違いない。

この伝で行けば「女性に振られない最善の方法は、相手に惚れないことである」あるいは「女性に振られない最善の方法は、惚れたことを相手に告げないことである」なんてことが成り立つかも知れない。
などとつまらないことを考えていたら、どうもこれが冗談ではなさそうなのである。
NHKのテレビ番組「あさいち」を見ていたら、恋愛中のカップルで女性の方から男性に愛の告白した割合はなんと65%にも上り、男性は女性からの告白をひたすら待ち、単に受け身のオーラを出しているだけのケースが多いと明治大学文学部の諸富祥彦教授は言うのだ。まさか今どきの男性は「失恋回避症候群」にでも陥っているとでも言うのだろうか。

【婚活では遅い!授業で結婚力】と銘打って先程の番組では、諸富教授が「心理学概論」の授業で、結婚力を身につけさせるために「婚育」をおこなっている様子が報道されていた。
同教授の調査によれば、彼氏・彼女と付き合っている割合は
○女子生徒だけの学校出身者の彼氏保有率は4割だったが
○男子生徒だけの学校出身者の彼女保有率は僅か1割にすぎなかったという。
しかし最近は、男女共学の学校出身者であっても「異性に話しかけられない」「緊張して相手に敬語を使ってしまう」などの悩みを抱える対人関係やコミュニケーションが苦手な男子学生が、相対的に年々増え続けているそうである。

これでは将来は結婚力の低下につながりかねないと危機感を抱いた教授は、色々な心理学的ゲームを取り入れながら、コミュニケーション力をつけさせる「婚育」の授業を開始したと云うわけである。

私の場合、小学校入学は男女席を同じくせずの戦時中だったので、男子しかいない「男子校」だった。それでも小学生の高学年で終戦を迎え、晴れて男女共学になった。しかしこれは新制中学卒業までのほんの短い期間の経験だった。
なにを血迷ったか高校は男子だけの私立高校に進学したため、またもや目の前から一気に女の子が消えた。
高校卒業後、東京の私立大学に入ったが、昭和30年代の初め頃の4年制大学には、女性の姿をキャンバス内で見かけることなど殆ど皆無に近かった。もちろんクラスには野郎ばかりで、紅一点すら望むべくもなかった。
私は、まさに諸富教授の言う「男子だけしかいなかった学校出身者」の範疇に入る典型的な人間であり、「婚育」の授業を受けねばならない対象者であったことは間違いない。

残念ながら、吾が母校では心理学の授業で、親切にも「婚育」など実践してくれた教授はいなかった。仕方なく自力で、いくつもの失恋の試練を重ねた末に、なんとか20歳代の終わりに、やっとかみさんをゲットできたが、これでも晩婚と言われたものである。
反対に多感な青春時代を男女共学で過ごし、少なくとも女性とのお付き合いを私よりはるかに巧みにこなす息子が、30歳はとうに過ぎたのに、いまだに独身でいることは一体なにを意味しているのであろうか。
2008年の総務省統計局「国勢調査報告」によれば、なんと30歳代の未婚率は
30-34歳: 47.4%
35-39歳: 31.2%
だそうで、なにも息子だけに限った特別なことではなさそうである。
しかしもしこのままでは、少子高齢化で日本が衰退してしまう可能性もあるし、同時に吾が家系も途絶えてしまう危険性がある。
「婚促」の特効薬でもあれば、密かに息子に一服盛りたいものである。






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Last updated  2010.05.07 11:12:45
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