新型インフルエンザで厚生労働省は嘘にならぬよう嘘をついている
新型インフルエンザ対策を啓蒙する記事が増えてきたが、厚生労働省はワクチンが作れないと嘘にならないように嘘をついている。(一国壊滅型の)新型インフルエンザワクチンは流行しないと作れないが、接種しておけば通常のインフルエンザ程度の影響で済む「プレパンデミックワクチン」はすでに備蓄されている(宮崎哲弥氏確認済み)。ただし、政治家・ライフライン関係者など国家の骨格を支える2000万人分だけで、あとの1億人は「生き残ってくれることを祈る」というだけだが。推定最大死者数65万人は弱毒タイプでの試算であり、強毒タイプであることが確定している新型インフルエンザでは100万人になるか200万人になるか分からない状態である。しかもそれは40歳以下の、特に10代・20代に集中する。曝露(ウィルスに接触)したからといって必ず発症するわけではないが感染者数が増えればいやおうなしに曝露する確率も上がる。それがプレパンデミックワクチンを追加増産して希望者に接種するだけでいいのだ。なぜそれをしない。一人600円だろうに。