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マイルカ の のんびり日記

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マイルカ

マイルカ

2007年12月22日
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カテゴリ:旅行・お散歩

2008年になりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

「あのショーペロの後にウィーンにたどりつけたの?」
という問い合わせがありましたので、その後のことを書いてみます。


予定より1日後の9月30日、
夜行電車の切符を払い戻して買いなおすことができました。
ところが、姉の家に帰ってからこの切符をよくチェックすると、
前日に予約していた『女性のみの車両で一番下のベッド』という条件が
なくなっている(ガーン!)。

姉に付き添ってもらって駅に行って相談したものの、
変更するには高ーい手数料がかかるのであきらめました。
夜行電車に乗ってから車掌さんに直接お願いすることにしました。

train

夜行電車が駅に到着しました。
(この時も案の定遅れてましたが)
ホームに降りて切符をチェックしている車掌さんに、
「女性のみの部屋で、一番下のベッドに移りたい」
とお願いしてみると、
「いいですよ!少し待っていてくださいね」との答。

おお!なかなか感じが良い車掌ではないかー。
ロベルトベニーニをひ弱にしたような感じで真面目そうです。

johnny
こんな感じ

まぁ、ともかく変えてもらえるので良かったー。
見送りに来てくれた姉も
「感じがいい人でよかったね。」と安心している。
電車に乗り込み、今度こそ本当にイタリアとはお別れです。

車掌さんに変更してもらった部屋は、
誰もいなくてベッドも好きなところを選べるとのこと。
聞いてみると、この部屋にはウィーンまで誰も来ないらしい。
やった!貸切だ!わーいわーい!

と喜んでいると、
車掌さんが「さあさあ、リラックスして」と
私の横に腰掛けてくるではないか!
おそらくヒマつぶしだったんでしょうが、
結局、その後1時間近くおしゃべりしてました。

その時に「ボクの電話番号をわたしておくよ」と言って
電話番号を教えてくれましたが、
もしかして、これってナンパですか?!
ひぃー。大丈夫かしら、この電車?

まぁ、その後は仕事のグチなどを聞いてました。
(電車の仕事も大変みたいです。)

その後、ヴェネツィアサンタルチア駅で30分ほど停車するので、
「それじゃ、コーヒーでも飲みに行こう!」と誘われたけど、
さすがに断りましたよ…。ねむいってば。

しかも、その時に聞いてみると、
この部屋どころかこの車両自体、お客がいないんだとか。
こ、こわい…。

ドアにはガッチリ鍵をかけて、
入口にはスーツケースという障害物を置き、眠りにつきました。

bed

まぁ、少し不安もありましたが
何事もなく朝を迎えることができました!
目が覚めると、そこはもうウィーン。
ウィーンに着いたとたん、気分が高揚するのがわかりました。
なんだか空気が違う!

ウィーンの駅に到着後、車掌さんに感謝の気持ちを伝えてお別れ。
「今度ミラノに来たら連絡してね」ですって。
連絡しても絶対に忘れられているとは思いますが…。

今ではおもしろい思い出話です。
それにしても、日本ではこんなこと絶対にないよねぇ。
車掌がお客さんの個室でおしゃべりするなんてね。





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最終更新日  2008年01月10日 14時21分15秒
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