猛暑の夏豪雨の夏沖縄の夏自然の摂理と人間智の限界
相反する自然界の脅威・・・新潟、福井の集中豪雨と猛暑の日本列島。長い歴史の自然界の教訓を現代科学の粋を持ってしても解決出来ない。その対策さえ遅々として進展しないもどかしさに日本列島全体が憂鬱に打ちひしがれている。自然の脅威には人智も遥かに及ばず、あらためて畏敬の念を抱いた次第である。それでも、ホット救われた思いをしたのは三千人余のボランティヤの活動である。日本国民の奉仕的救済の精神は発展途上国のみならず自国の救援活動にも生かされている事に誇りさえ感じた。自利他利の垣根を越え国境を越えてのそれを視野に入れてさえ今回の活動は強く印象に残った。新ためて無心の奉仕の精神を意識的に考える機会ともなった。今回の気象異変が齎した自然界の営為を四つの視点から考えてみた。一つは自然の猛威と驚異、二つはボランティヤ活動、三つは被災者(その事がメイン)、四つは沖縄の地理的自然条件・・・特に被災者の方々には政府が相応の救済措置を講じ万全の策を持って応えるべきだ。同胞として我が身の痛さを共有し陰ながら支援したい。沖縄の猛暑も、いよいよ本番を迎えるが、他山の石に終わらしてはいけない。台風対策と平行して極暑の夏にも十分な策を講じて備えなければ成らない。そういう自然的社会的な諸々の事象事変を教訓として今後に生かす事が長期的な対策になる事を肝に銘じたいと思う。