カテゴリ:文化の違い(国外)
先日入国管理局のガサ入れまがいに遭遇してしまいました.
(そんな大袈裟なもんじゃないんだけれど) 文化会館の様な公民館の様な場所です。中では 色々なお稽古事が行われている最中でした。 サリーはいつも通り、プチーのお稽古事が終わるのを ソファーに座って待っていたんだけれど、遠くから ドヤドヤとたくさんの人が押し掛けてくる靴音がして なにごとかと思い入口の方を見ていたら、おじさんやら 警察官やらが入ってきました☆ 彼らはサリーの前を通り抜け、そのままズンズンと お目当ての人達のいる方(日本人ばかりが集まり活動するグループ)へ 歩いて行きました。 (サリーもプチーもそのグループとは無関係です) 日本語通訳の女性が 「入国管理局です。パスポートを見せてください。」 と日本語で言いました。 大変だ~!日本人がターゲットだ~! でも今日、パスポート持ってきてないよ~。 これは、中国人か韓国人のふりするしかないな。 サリーは仕方なく、ひたすら見て見ぬふりをしました。 日本人じゃないふりをし続けました♪ そのうち、おじさんたちのうちの一人が日本人グループの元を去り 周りをうろうろし始めました。そして別グループで活動している プチーに気がづき 「あの子、日本人じゃないのか」 と話をしはじめました。 でもどうしてだかわからないけれど、直接聞かないもんだから プチーもサリーもその状態をひたすら無視し続けました。 (後で聞いたら、プチーは自分が注目されていることには 気がつかなかったそうです。真面目にお稽古に励んでいましたから♪) 大きな声で「日本人いますか~?」とか言われたら 小心者のサリーなら絶対手をあげちゃったと思うのに なぜか誰もストレートには聞きません。 入国管理局の取り締まりというと、その場で後ろ手に連れて行かれる イメージがありますから、とにかく日本人だということがばれたら怖い! ビビりました。 日本人の特徴である愛想笑いを封印し、仏頂面でだるそうに立ち続けました。 周りには、アジア人、白人、などなど あらゆる人種がいたのに、ターゲットは日本人のみでした。 どうしてだろう? プチーを調べたがっていたおじさんは 同僚のしつこい「もういいやんか別に」に押される形で 調べるのをあきらめてくれました。 結局調べられたのは日本人グループの日本人だけでした。 日本人は群れるから(言葉の関係だと思います) ひとつグループをおさえたら、何人もまとめて取り締まれて かなり効率がいいのではないかしら。 その他のグループに属しているかもしれない 少数派の日本人なんて、探すだけ時間の無駄と 思ってくれたのかな。 30~40分ほどでした。 おじさんたちがうろうろしたり あわただしく電話で連絡をとったり 横柄な態度で話をしたり。 そしてみんなで去って行きました。 何も問題なくてよかった~。 来週はパスポート持っていこうと思います! ちなみにその日本人グループは、半数以上はちゃんと パスポートを携帯していたようだったし、提示もしました。 でも今後の活動を禁止されたようでした。 何も悪いことしてないと思います。 空手を練習するグループでしたから・・・。 空手グループに見せかけて実は宗教団体だった、ということも ないと思います。 (もしそうだったらみんな連れて行かれていたはず) 気の毒だなぁ・・・。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.12.06 11:47:34
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