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行きかふ人も又

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2009.05.30
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カテゴリ:鑑賞 etc

No_59h.jpg


 久しぶりの観劇でした。
帯広のアマチュア劇団の、2年ぶりになる札幌公演。
平田オリザさんと親交があり、演目はオリザさん書き下ろしの戯曲。幾度か再演してきたお芝居です。
私のむかしお世話になっていた劇団なので懐かしく、札幌公演があると知って出かけてきました。


 
今は売れなくなってしまった歌手 そして そのマネージャーと付き人
三人を乗せた夜行列車は北へ向かう
車内で交わされる何気ない会話
その中に微妙な人間関係が見え隠れする・・・・




 初演当時には気付かなかったことに、気づけるようになった今。
それだけわたしも歳を重ねたんだなぁ。
立ち上がって無理やり林檎を齧らせる場面が、あんなに官能的だとは思わなかったし、何気ない会話の妙味に、今さらあらためて気づきます。

オリザさんの戯曲は、普通の会話劇が繰り広げられ、とても静かです。
そこに描かれる微妙な三人の関係。大人な芝居。
ラストの闇に浮かびあがる、星々やエンヤの歌が、とにかく懐かしい。
ところどころ台詞も、しっかり覚えていた。それくらい思い入れ深い芝居だった。


皆さん、10年前とまったく変わっていませんでした。
舞台に上がると、普段よりさらにグンと素敵になる役者さんたち。
立ち話程度でしたが、代表やお世話になった団の方々と久しぶりにお話ができて嬉しかったです。

終演後には、大泉洋らを輩出した劇団イナダ組の代表イナダさんを迎えて(豪華)アフターステージトークがありました。
始まって暫く聴いてから、場違い覚悟で連れて行った小さい家人たちがいよいよ眠そうにしてるので8時半過ぎにお暇。
後ろ髪を引かれる思いで、会場を後にしました。


同じころ団員で、同じころ止めてしまったおねえさんが、最前列に居るのが見えました。
お互いお芝居は止めてしまったけれど、色んな事を語り合った懐かしいおねえさんと、いつかまた必ず再会して話をする機会もあるだろうと思ったら、またうれしかった。
あいにくの雨ふりだったけれど、素敵な晩でした。








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Last updated  2009.05.31 16:25:39
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