2159567 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

行きかふ人も又

行きかふ人も又

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Category

Calendar

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん
2011.07.10
XML
カテゴリ:フランス映画

Immortel_(ad_vitam)_2002_Immortal_(ad_vitam)_4.jpg

 エンキ・ビラル監督は、『バンカー・パレス・ホテル』だけ観ている。

当時の感想を読むと、「若干緩い、微妙にちゃちい、グダグダ」・・・・などという言葉が並ん

でいるものの、世界観はいいと書いていた。いかにもフランスらしいSF。SF観るならハ

リウッドに限る―――そんな気にさせられてしまうのが実におかしい。

近未来の退廃した世界と、原作者でもあるビラル監督が思い描くビジュアルの妙はスバラ

シイ。しかし、これだけ退屈な思いは久しぶり。

14900_image2_big.jpg 4457174421_84842dd353.jpg

2095年、ニューヨーク。反逆罪で死刑を宣告されている古代エジプトの神ホルスは、他の

神々に赦しをもらい、神の子を宿せるという伝説の青い髪の美女ジルを探すため、下界

へ降りてきた。30年の眠りから覚めた政治犯ニコポルの身体にのり移り、彼女に近づき

思いを遂げるのだが・・・・。

 

猶予は7日間・・・・。これを過ぎるとホルスには死が待っている。しかし、そもそも神が死

刑になるなんて、よくわからない世界なのだった。

天上のピラミッドにいる神々たちも滑稽で、ビジュアル映画といわれればそれまでだけれ

ど、もう少し内容がおもしろくあってほしかった。

 

登場人物は、3人だけ生身の人間が演じていて、あとはみんなCG。そのせいで違和感倍

増。いったいどんな意図があるのか、『CASSHERN』の紀里谷氏と同列に語っては叱ら

れるかもしれないが、映像を駆使できると、ありのままに見えている世界が単調でつまら

なく思えてしまうのだろうか。すべて作り物のCG世界にのめり込むことができないわたし

は、生身の人間や自然が作り出すリアルにこそ魅力を感じる。

 

そんな中、謎の女ジルの青い髪とメイクはとても魅力的だ。演じているリンダ・アルディに

救われている場面多々。彼女が唯一頼っていた黒ずくめの男の正体は、いったい誰だっ

たんだろう・・・・内容を半分も理解できていないことが物語る、つまらなさか。

『ティコ・ムーン』はおもしろいといいな。

 

  †     †     †  

 

 (104min)

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.07.11 17:08:46
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.