★従来のマーケティング手法は限界!?右脳を使うってどうやって?★
山積みになっている未読本より、マーケティングの神様コトラーさまの本を読んでみました。ビジネススクールで習ったマーケティングは、要約すると「消費者のニーズを把握したうえで、そのニーズを満たしていく営み。」でした。ある製品を企画して市場に導入する際に、・顧客ニーズは何か?・最適なセグメンテーションは?・ターゲティング顧客は?・自社製品のポジショニングは?・そして、4P戦略はどうする?などを検討するべし!と教えられていたわけです。しかし、この「伝統的な」マーケティング方法だと、市場の細分化・飽和が進み、新規の創造的な製品が生まれにくい!ということで、コトラーが2004年5月に発刊した本です。●伝統的なマーケティングが、垂直思考(左脳的)だとするなら、●誰もかんがえなかったような新しい製品を考えるのは、水平思考(右脳的)!!水平マーケティング(Lateral Marketing)とは・・・1)フォーカスを選択する。2)市場・製品・マーケティングミックスレベルのいずれかを選択し、思考を水平移動(代用・逆転・結合・強調・除去・並べ替える)により、「ギャップ」を生じさせる。3)「ギャップ」を連結させる。というステップ。2)の水平思考というのは、たとえば、バレンタインデーに最愛の人にバラの花を贈る」を題材としたら、●代用する:バレンタインデーにレモンを贈る●逆転する:バレンタインデー以外の日に、毎日バラの花を贈る●結合する:バレンタインデーにバラの花と鉛筆を贈る●強調する:バレンタインでーに何本ものバラの花を贈る。あるいは1本だけ贈る。●除去する:バレンタインデーにバラの花を贈らない。●並べかえ:バレンタインデーに愛されている人の方からバラの花を贈る。えーそれって可能?実現する訳ないじゃない!など、なんらかの「ギャップ」が生じたところがビジネスチャンス。この本に掲載されていた「客がいつでも返品可能な絵」ビジネスは実現したら是非利用してみたいです。「え、それってどんなサービスなの?」って、聞いただけでワクワクしますね。ということで、思考停止しがちな頭に刺激を与える私なのでした。なお、伝統的なマーケティングと新しいラテラルマーケティングは、お互いを補完するものだそうです。確かに。。。■コトラーのマーケティング思考法フィリップ・コトラー (著), フェルナンド・トリアス・デ・ベス (著), 恩藏 直人 (翻訳), 大川 修二 (翻訳)価格: ¥1,890 (税込)→→今すぐ買う!------------------------------------------▼副収入があったらいいな▼と思っている方、一緒にビジネスしませんか?------------------------------------------