ミス日本萩美香

２２日に開催される日本女性の美の競演「第３９回２００７年度ミス日本グランプリ決定コンテスト」（スポーツニッポン新聞社後援）の出場者激励会が２１日、東京・新宿の京王プラザホテルで開かれた。本選を前に「ミス日本・スポニチ特別賞」が発表され、中部・北陸地区代表で立教大大学院生の萩美香さん（２３）が選ばれた。

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　優しい笑顔が印象的な萩美香さん。「誰が選ばれるのかなと思って、周りの人たちを眺めてました。まるで夢の中にいるみたいでうれしい」と、信じられないといった表情を浮かべた。

【画像】その噂の有名人は

　萩美香は高校時代には「ディベート甲子園」に出場し全国ベスト８の実績の持ち主。三重大在学中の０２年、「ミス津」に選ばれた。ローカルテレビ局でリポーターも務め、鈴鹿サーキット（三重県鈴鹿市）で「スピン体験リポート」を行うなど、幅広く活躍していた。しかし上京後は、新しい環境になじむことができず、悩んだことも。萩美香は「自信を取り戻したい」とチャレンジしたのがミス日本だった。

　「スポニチ特別賞」はスポーツニッポン新聞社のホームページ「スポニチアネックス」上での投票で決定。萩美香さんは、総数９万２９１０票のうち、１万８３２２票を獲得。２位に８０００票近い大差をつけた。

　応募は今回で３度目。初めて挑戦した高校３年生のときは、芸能界にあこがれていたという母親が内証で書類を送ったという。「自分が果たせなかった夢を、娘に託したかったんじゃないのかな。寝ている間に、勝手にスリーサイズを測られたりしました」と笑う。

【画像】高校生の萩美香さん

　元日には伊勢神宮に参拝。そのかいもあってか、まずは幸先良く１冠をゲット。副賞のプーケット旅行は「選ばれたのは両親のおかげ。今年、銀婚式を迎える両親に贈りたい」と親孝行だ。本選に向け夢は膨らむばかりだ。