カテゴリ:スピリチュアル
引き寄せの法則では、よく、豊かになろうとしてイメージすると貧しいのをなんとかしたいというメッセージを宇宙に送る事になり、うまくいかないという言い方をします。
だから、イメージした後は忘れろとか、豊かになろうとするのではなく、「既に豊かである」と完了形でイメージしなさいとよく言われます。 でも、これは、結局同じ事なんですよね。「既に豊かである」と完了形でイメージするというのも、貧しさを引きずっているから行っているというのがよく分かります。完了形でイメージしようとしまいと、貧しさをなんとかしたいと考えているという状態に変わりはありません。 ミロスでは、豊かになろうとするという事は同時に、豊かさの正反対である貧しさも同時に求めようとする事だと語っています。貧しさを切り離して豊かさだけを求めようとする事自体無理なのです。豊かさを強く求めるという事は、自分は貧しいという自覚を深めるという事であり、貧しさも同時に求めるという事に他なりません(もちろんそれを分かって行うならいいですが)。 豊かになる為の基点が、豊かでなければ、貧しくなるだけであり、貧しい人はどうあがいても豊かにはなれないのです。内面が豊かな人が豊かになるだけであり、貧しい人は、どんなに頑張っても貧しいままです。貧しさから立ち直ろうとすること自体が貧しい自分への自覚を深めるからどうにもならないのです。 本来、時間も空間もない、同時存在・二重構造の世界においては、貧しさも豊かさもない本当の豊かさがそこにあります。その位置に居ない限り、人が物理的にも豊かになっていく事は困難でしょう。 そして、その世界を理解するには「愛」が必要なのです。愛がなければ、豊かにはなれないし、幸せにはなれないのです。豊かさの源泉が「愛」とは、とても不思議な話ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.09 08:06:20
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