026518 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

a little thought on the blue ocean.

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Profile

*jojo

*jojo

Recent Posts

Category

Archives

Apr , 2024
Mar , 2024
Feb , 2024
Jan , 2024
Dec , 2023

Freepage List

Mar 15, 2006
XML
同じ宿に泊まってたドイツ人のイルナが、
゛あさってからアメッドに行くんだけど、jojoも行かない?゛と
聞いてきた。

彼女はニュージー・ランドを車でひとり旅した
World Traveller.
自分のフィロソフィーを探してる、
なんか気があう女の子。

なんでもウブド初日に、アトリエをもつアーティストの
インドネシア人と話していて、彼がアメッドに仕事で行くので、
彼が車、イルナがガソリン代をシェアして
いっしょに旅をしよう。という計画らしかった。

すごくバリらしい話しで、
かなり うさんくさい感じ。

jojoはイルナに忠告して、
次の日、公共のバスに乗ってパダン・バイで合流することにした。
ウブドは連日雨だったし、ここでのインタビューにも
前途が見えなくなってたしね。
雨の少ないアメッドはまたjojoの大好きな海があるし、イルカもいる!(こともアル)

バス停に着くと、弱々しいウサギみたいな白人の女の子がひとりだけ
座ってた。

jojo ゛もしかして、あなたもアメッドへ行くの?゛(・v・)
riana ゛私はロビナに行くのよ゛(・v・)

     とってもかわいい声。

jojo ゛あなた1人で? だったら私はアメッドに行くんだけど
    途中でドイツ人の女の子とおち合うから、
    よかったらいっしょに来ない?彼女もすごくイイ子なんだよ。゛

基本的に誰かの計画を変えるのは好きじゃないけど、
彼女が合流してくれたら、もっと楽しくなる気がしたし、
彼女にとっても1人でロビナはどうも大変そうだったんで、
アメッドのことを説明してみた。
彼女は嬉しそうに笑顔になって、私の誘いに同意した。
(彼女のこの俊敏さが、私も好きになった☆
 お互い瞬間的にハームレスだと感じたんだよね。)

結局チケットはリファンドしてもらえなかったけど、
そんなのおかまいなしで、リアナは私と同行することになった。
これぞ、World Traveller!

その様子をずっと見てたバリ人の男の子たちは、
゛な、な、なんでそんなカンタンに決まっちゃうの~??゛って
フシギ顔。(笑!)
いや正直jojoも、この展開はウケました。(小説より奇なり?)

私たちは途中の村(パダン・バイ)で、イルナとアーティストの
おじちゃんと合流した。そして静かなチャンディ・ダサまで
移動してお茶をして、彼の作品を見せてもらった。

半分、アーティストだってことも疑ってたjojoは、
彼の点画のクオリティに驚いた。

゛このおっちゃんは、本物じゃん。゛

でもなんか武勇伝が多い。 さっきから自分のことばっかり話してる。

そして おっちゃんが泊まろうと思っていたところを
jojoが、゛できたら別のところがイイんですけど・・・゛と言うと、
態度が急変した。(笑えるほどに)
なんでもそこのオーナーが、アメッドでは力をもっているらしい。

ま、World Travellerにとっちゃ、そんなことどうでもイイし、
そもそも、そのオーナーが好きになれないんだよね。

jojo ゛同じところに泊まりたくないだけだから、
    別に他を探してなかったら、そこでもイイですよ。
    確かに宿自体はナチュラルで素敵なところだから。゛

おじさん ゛それじゃぁ、民主主義でいこう。
       そこに泊まりたい人は?゛

一同  ゛し~ん゛

それからおじさんは、jojoに意地悪になった。

インドネシア人らしく、いや、それともアーティストらしく?
深刻な顔つきで『何か不吉な予感がする・・・』とか言い始めた。

確かにふりだした雨は激しくなるし、
途中の道に穴があいてたり、木が倒れてたりして・・・(笑)

゛jojoと合流してから、何かが変わった。゛という。(名指しだよ!)

そんなこと言われたのは初めてだったので むかついた。
私はおじさんに、できるだけ礼儀正しく接していたのにさ。
(ま、もちろん心の中では、ウサンクサイって思ってたけどね)

だけど、そんな穴も地元の人は、何も介さず通りぬけるし、
倒れた木も、子どもたちがニコニコ押し上げて通してくれた☆
                    かわいい~♪

(へへへ・・・おじさんの予感なんかに、そうカンタンに負けやしないぞ。)

                    ☆

そう、おじさんのたくらみは見事に失敗に終わったのだ。

その夜、イルナから、前日のおじさんの彼女へのアプローチを聞いて、
jojoとリアナは確信した。

結局このおやっさんは、イルナとラブラブになりたかったのだ。

そこへ突然バリをよく知る日本人と、さらにイギリス人の
仲良しチームが合流して、おじさんのたくらみは撃沈したのだった。(笑)

それにしてもイルナとリアナとjojo,国籍も違うし、
会って間もないのに、まるで姉妹みたいに息があった。
エキストラ・ベッドを入れた部屋はまるでYhaのドミトリー。

イルナは時々ドイツ人気質がでて、厳格なとこもあったけど、
(あと、おじさんを信じたことでちょっと自己嫌悪にもなっていた)
リアナが打開策を打ち出すそのやり方や、
こっそり私をサポートする意見を言ってくれるやり方なんかが
日本の友人たちとそっくりで、力をもらった。

やっぱ、そんなのに国境なんてないんだよね。

さてさて このお話しには、まだまだ笑える展開が・・・
                     
そんなこんなでこうご期待! (・v<)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Mar 16, 2006 08:02:28 PM
[3月のアメッド(バリ島)] カテゴリの最新記事


Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

CoCo Pujer ☆CoCo☆さん
バリコラ! バリ家具・雑貨・インテリアfinestageさん
Keiko Cake ケーコ・ケーキさん

Comments

コメントに書き込みはありません。

© Rakuten Group, Inc.