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カテゴリ:神戸歴史
須磨離宮植物園では、昨年の12月8日から今月中旬までの間、植物園観賞温室でポインセチア展を開催しています。これは植物園開園30周年を記念しての企画で、30種類のポインセチアを展示しています。クリスマスにあわせた企画展示で、神戸女子大学学生のコーディネートによるポインセチアディスプレイがあります。
須磨離宮植物園は、神戸市制90周年を記念して、昭和54年4月28日に開園したものですが、これは須磨離宮公園に植物園を増設したもので、連絡橋で結ばれています。 須磨離宮公園は、明治のはじめに建てられた西本願寺法主大谷光瑞の別荘を、明治40年2月2日宮内省が買い上げて、大正3年1月25日武庫離宮として完成しました。昭和20年12月、武庫離宮は神戸市に下賜され、昭和42年、今上天皇(当時は皇太子)御成婚記念事業として須磨離宮公園が完成しました。 日本に初めて白のポインセチアを導入した福羽逸人(ふくば・はやと)は、武庫離宮の庭園設計者で、日本における温室栽培のパイオニアで、赤坂離宮や京都御所などの皇室庭園を手がけられた宮内省の役人です。 冬のリビングにポインセチアをどうぞ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.01.11 17:28:58
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