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産後リカバリーヨーガ embrace  <東京都調布市・世田谷区>

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2008.11.07
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カテゴリ:たしなみ
 月に一度のたしなみ教室へ。
 このお教室へ参加する前夜は,
家を丁寧に掃除してからやすむ。
 着る服のアイロンがけだとか,ハンカチだとか,靴の用意。
 普段トレパンばかりのわたしにしてみたら,
スーツだとかスカートだとかのわたしというのは,もうコスプレの域だ。

 とにかく,心と環境の準備を整えて,参加するのだ。

 先生からの教えの仔細は,
クラスのおりなどでご紹介することに。
 わたしがブログで書いたもの(それはもう心から感嘆したことを
記しているのだけれど。そして,母となった方のすべてにお伝えできたら!
と切実に感じているものだけれど)は,
どんなに心に通じるものでも,それは「書籍」から仕入れた「知識」のひとつと
なりがちで、それは先生の意ではないので,
わたしの出会うことのできた,ご縁のある方がたへお伝えしようと思う。
 「知識」ではなく,「知恵」を持つべきだって。
 (あ,また言ってしまった!)

 やはり,臨場感のある場で聴ける先生の言葉は,
心に美しい鐘の響きのように満ちる。
 そして,これまでの雑な行動や気持ちの居心地を悪くさせ,
どうにももやもやとしてしまうのだ。
 
 お教室の数日前からずっと感じていたこと。
 
 それは,親から伝わったものしか,
美しいものも,そうでないものも,
こどもに伝えられないということだ。

 基本的に。

 そしてその長い歴史ある,美しくない,雑なものに関しての習慣や癖を
改善するということも,実にくるしみやつらさを伴うものなのだと。

 美しいものを知ってしまったから,
これまでわたしを占めていた雑なものが居場所を失って,
暴れ出しそうな感覚だ。
 特にたしなみ教室へ通い出してから,
よいもの,気持ちよい方へ向かおうという意思が発揮されて,
体力と落ち着きの足りない時には,新しい理想と離れがちになり,
たいへんにがっかりするのだ。

 こどもたちの行動は,
それまでのわたしの心を映した歴史でもあるわけで、
なんともつらい瞬間が多々ある。
 なんと雑で傲慢だったのだろうと。

 ひとには,ホメオスタシス機能があるけれど,
心もそうなのね(涙)
 一方で,いいじゃん,いままで通りだって,
という悪魔の声もちゃんとするのだ。

 が,明らかに嫌だ。
 いままでの雑さに、もはや耐えられない。
 信じられない!

 だって,障子戸の開け方も知ってしまったし(笑)
もう立ったまま開け閉めできないわ。

 今日,わたしの心に深く響いたことば、
「わかってる、,大丈夫」というあいまいな言葉を信じるのではなくて,
からだで「できる」ところまで,実践する,ということ。それを促せる,ということ。
 もちろん,この身をもって。

 こどもたちに示すことのできる,
残された時間は,ほんとうに僅かだけれど。

 それでも,知ってしまったから。

 そう!
 今日,このたしなみの教室の開催に奮闘してくださった,
聡明なうこさんが,お看板とお免状をいただいた。
 言葉を震わせながら,先生へのご挨拶をするうこさんの姿は,
とても胸をうつものだった。
 ひとは、自分の軸になるものを見定めて真摯に努力するときの姿は,
ほんとうにそのひとを美しくみせるものなのだ。
 それほどに,彼女はきれいだった。
 おめでとう,うこさん。





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最終更新日  2008.11.08 05:07:39
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