産後リカバリーヨーガ　embrace 　＜東京都調布市・世田谷区＞

　この前、
友人のアリカイさん主催の桜梅桃季in森のテラスへつかの間参加。

　誰も歓迎しなかった台風さんのおかげで、
どこもかしこも運動会の振替日。

　当初の予定、
とはいかなかったけれど、
晴れ間が見えただけでも万々歳。

　わたしは写真家の鈴木ナオミさんに、
テラスでバッチとヨガの写真を撮っていただいた。

　いやぁ、
わたしがのぞむものを、
なんでこのひとは可能にしてくれるのかしら！？

　ほんのわずかなあごのラインだとか角度だとか、
風景とのバランスだとか、あぁ、これがプロなのね、
ちょっとしたことが、全然変わるのよ！！

　しかし、
やはりモデルなる生き物って、
ほんと、すごいのね、なんというか、忍耐力と自分自身を磨き上げることと、
自己顕示欲と。

　できません～～～～～～～

　とっても満足な撮影、
できあがりが本当に楽しみ。

　隣り町の小学校の家庭教育セミナー用の写真を
撮りたかったんだけれど、
さすがにブラなし（でも見えないわよ、もちろん）はきっといただけないわね。

　その後
産まれたての赤子とうつくしい母がやってきて、
またその後、アリカイさんとその友人なるものが。

　こまめやくみさんのお弁当をひろげながら、
（ナオミさんはやはりプロ根性でうすく時々射す光を求めながら、
　真剣にお弁当を撮影してた、すごい、うつくしい）

　アリカイさんの友人、
その名はしのぶちゃん。

　某自然育児友の会つながりで、
早10年近いまぶだち暦だ。

　そのしのぶちゃん、
本当に変なひとだった。

　はじめましての母子の赤子に、
いきなり「もののけ姫」を歌いだすひと。

　はじめ、
あかごにむかって発声していて、
何？発声セラピー！？

　彼女は美術に長けていて、
昔アリカイさんが某自然育児友の会の会報で
コラムを書いていたときの、挿絵を担当していたのだ。

　その挿絵は、
とっても印象的で、
いまだにありありと覚えているほど、
とっても好きな絵だった。

　あの絵を描いたひと！

　というわけで、
どれだけいきなり発声セラピー（いや、そんなものはない）をしようが、
不思議なエピソード満載だろうが、
あんな絵が描けたら、
もうそれだけで花マルなのだ。

　ひとって、そんなもの。

　生きてるだけでまるもうけなんだけれど、
それだけじゃなし、自分の生み出すもののひかりがあるならば、
もう最高だ。

　その後わたしは、
娘の運動会の花笠音頭を観に、
ダッシュで戻った（やばかった、ぎりぎりちょうどだった～）
んだけれど、
その後あの場にやってきた友人たちとしのぶちゃんの響宴は、
果たしてどうなったのか、
想像するとニタニタと笑ってしまうわたしだった。