産後リカバリーヨーガ　embrace 　＜東京都調布市・世田谷区＞

　編カンパニーの鎌田麻莉さん主催の、
エサレンを学ぶ５泊６日、
「こころで触れるボディワーク本格コースレベル２」から戻りました。

　触れあうことのできたみんなが、
まるでひと月共にいたような濃密なときを過ごしました。

　ロングストロークがメインだったレベル１の
復習と、あらためて寄りかかりのだいじさと、
寄りかかりと腕や指のちからで圧をかけることの差を
試行錯誤した時間でもありました。

　今回はディティールワークがメイン。

　からだの仕組みが頭に入っていること、
筋肉の始止と停止部を明確にし、
自分自身が何にアプローチしようとしているかの意図、
その正確性が、じつは深い癒しにもつながっていることを、
まさに体感することができました。

　これまでやってきたことの、
上滑り感。

　だけど、
きっとこれだけの時間が必要だったと、
いま腑に落とせる心のやわらかさに、
ただ感謝するばかりの、いまのわたし。

　正確に触れることは、
自分のからだへの気づき、労い、認識になって、
何かをリリースできることにつながっています。

　わたしは・・・

　すごかったです、自分の筋肉に宿る感情が。

　大腰筋にも触れたのですが、
わたしの左の大腰筋には、
恨みや被害者意識がすさまじいエネルギーで宿っていました。

　これは誰に対するものだろうと、
親に対してなのかなとなんとなく感じていましたが、
それは父でした。

　今朝、夢に出てきて、
その感情とお別れもしました。

　レベル１からやけに大腰筋に反応している自分が
おかしかったのですが、ここにつながってたのか！
という苦笑するばかりな、本当に自分を癒すためのコース
に自ら参加していたのだと、やれやれです。

　それにしても、
痛烈な、すさまじい叫びのような、
大腰筋の痛みでした。

　だけど同時に、
見つけてくれてありがとう、
という感涙な感覚もありました。

　あぁ、
わたしはこれからが本当のはじまりなのだと、
わたしという花がいまふわっとひらき始めたのだと、
その神秘さと尊さの中にあります。

　今回のコースでは、
講師の麻莉さんへセッションを三度もさせていただき、
またセッションを受けることもできたことも、
自分の手技と意図のくせを感じ、
また、わたしがこれから目指す世界観も感じることができました。

　これからいろんなからだをお借りして、
このコースから受けとったものを、
自分の手と心で現していくばかり。

　あぁ、
これから始まるのだなぁ、

なんというすてきな夏。