カテゴリ:ボランティア
あれから8年です。
通常、私たちは 〇年前の〇月〇日にどこで何をしていたか 正確に覚えていることはありません。 でも、2011年3月11日については、 誰もが どこで何をしていたを きちんと覚えています。 それだけ衝撃的なことでした。 それでも時間が経つにつれ、記憶は風化してしまいます。 8年前の夏、石巻。 石巻動物救護センターには、津波で家族とはぐれた犬や猫、 人間が落ち着くまでの一時預かりなどの犬や猫を保護していました。 2012年1月の福島県 原発事故後、”警戒区域”に指定された地域に取り残されたペット達。 行政やボランティアなどが 数度に渡って レスキューされた犬猫が、 文字通り ギュウギュウで 保護されていました。 2012年春のSORA(福島市) 上の写真の県のシェルターよりは広々とした場所に保護された犬たち。 でも、当時は 雨が降れば 地面は泥沼のようになり、 太陽を遮るものも少なく、今より過酷な環境でした。 2012年のいわき市 あの日牙をむいた海は穏やかで美しく・・・ でも、その脇には 放射性廃棄物が詰まったフレコンバッグが積まれていました。 2016年春の飯舘村 避難指示が解除される1年前の村役場。 その時計は 止まったままでした。 村には 多数の除染作業員がいましたが、家には人の気配はありませんでした。 まだまだ 「震災後」は続いています。 あの日起きたこと、そして その後のことも 忘れないようにしたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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