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脊髄性筋萎縮症の原因遺伝子ではないかと考えられる遺伝子が2つ発見された。
1 運動神経細胞生存遺伝子(Survival Motor Neuron)SMN遺伝子 2 神経細胞アポトーシス抑制蛋白遺伝子(Neuronal Apoptosis Inhibitory Protein)NAIP遺伝子 この2つの遺伝子は染色体5q13において非常に接近して存在している。 SMN遺伝子のセントロメア側にSMN2遺伝子(SMNcopy遺伝子)という5塩基対のみが異なっている遺伝子が存在している。 SMN遺伝子のことを SMNSMA遺伝子 SMNtel遺伝子(テロメア側にあるので) SMN1遺伝子ともいう。 1、2が司っている蛋白質の働きは明らかにされつつある。 SMN蛋白は細胞の核に存在し、RNA結合蛋白と反応するものであろうと考えられている。 NAIPは昆虫細胞のアポトーシス(?)を抑制する蛋白質と構造が似ているため、 神経細胞のアポトーシスを抑制する蛋白質と考えられている。 SMNcopy(SMN2)遺伝子についてはその働きは不明。 脊髄性筋萎縮症ではSMN1遺伝子の一部やNAIP遺伝子の一部が欠損(欠失)している。 全ての患者で欠失がみられるわけではない。 SMN1遺伝子は患者の約85% NAIP遺伝子は患者の約5%に欠失がみられる。 1型ではSMN1遺伝子とNAIP遺伝子の欠失がみられる。 重症例では欠失が大きい傾向がある。 以上の説明を受けました。 溜希は生まれたときから哺乳力も泣き声も弱かったし、胎動も弱かったので 妊娠中に発症していると考えられ、もしも脊髄性筋萎縮症だったら1型であるとのことでした。 「もしこの病気だったら歩けないということですか?」と小林先生に尋ねました。 そうですと言われましたが実感が湧きませんでした。 1/40000の確率で生まれる病気だなんて、私の子がそんな大変な病気のわけがないと思いました。 そして、採血をして血液を東京女子医科大学附属遺伝子医療センターへ送りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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