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インテルのモバイル用新プロセッサ「CoreDuo(コアデュオ)とCoreSolo(コアソロ)」、このコアによるCelelonM430が先週末から秋葉原の店頭などに登場しています。
ところが、ここ数日、このCeleronM430のとんでもないオーバークロック成功のニュースが話題になっています。 なんと、93%ものオーバークロック、1.73Ghz→3.1Ghzというとんでもないもの。 情報元は中国とのことで、「マユツバ」かいな?という心配もありますが、スーパーπ104万ケタで21秒を切ったというキャプチャ画面もあり、信憑性は高いようです。 ○ CeleronMシリーズの不思議なおいたち Celeron(セルロン)M430は、クロック1.73Ghz、L2キャッシュ1MB、FSB533MhzのCoreDuo系と思われるモバイルプロセッサです。 実はこのCeleronM430、インテルの新プロセッサCoreDuoやCoreSoloと同様のYonah(ヨナ)コアである以外、不明な部分が多い。 第一、インテルのサイトにも「M430」のプロセッサナンバーは現在も明示されてません。 CeleronM430は恐らく価格からしてシングルコアだといわれていますが、これとて明確ではありません。 また、CoreDuo系ですから、これまでのPentiumMやCeleronM用マザーボードでは動作しないはず。(物理的にソケットに差せないマザーと差すことは可能だが、動作するかどうかわからないマザーがあるという2つの意味) ところが、「動作する」という話も出てきて、秋葉原のある有名パーツショップでは「動作マザーボード不明」として売られているそうです。(なんじゃそりゃ?) ○ 3.1Ghzだとちょとスゴイ! ★ 価格比較 サハロフの秋葉原レポート4月15日号によると最安値価格は以下のとおり。 インテルCoreDuo T2600(2.16Ghz) 78,330円 CoreDuo T2500(2Ghz) 51,980円 CoreSolo T1300(1.66Ghz) 23,980円 Pentim M780 (2.26Ghz) 74,700円 CeleronM430 (1.73Ghz) 17,692円 ちなみにCoreDuoはノーマルのクロックでも、Pentium4、PentiumDの3Ghzクラスと同等の性能で消費電力はグンと低い。 しかもCoreDuoの現在の最高峰T2600は8万円近いのにCeleronM430は17,000円強。 この価格のCeleronM430が3.1Ghzなんて稼動可能であれば・・・いや、2.5Ghzのオーバークロックでもおそらく、PentiumDやT2600よりもはるかに高速なんじゃないか! ○ CeleronM(CoreDuo/Solo)は安い! CeleronMシリーズのCPU単体価格と搭載されたノートPCをイロイロ調べてみると、AMDファンとしてはかなりクヤシイ。 ★ CPU単体価格 既にCeleronMシリーズのM380クラスは1万円前後、それ以下のMシリーズBOX価格も1万円を割っており、性能対価格比は相当高い。 2006年4月に入り、CoreDuo/Solo対応マザーボードが続々と登場しており、プラットフォームも整ってきています。 これでかなりのオーバークロック可能となると、AMD対抗馬のSempronやTurion64をはじめMobile用Athlon64は価格的にもきつい。 Celeron M380 1.6GHz 1M/Box ★CeleronMシリーズ(CoreDuo/Soloコア)プロセッサ単体BOX価格一覧 ★ ノートPC ノートも10万円以下から存在し、価格対パフォーマンスは相当高いと思います。 ★CoreDuo/SoloコアCeleronMシリーズプロセッサ搭載ノートパソコン最安値を探す ○ 次世代AM2ソケット「Athlon64」は5月23日に登場 つい昨日、AM2ソケットのDDR2対応Athlon64シリーズの発売が5月23日に延期になったという報道がなされました。 明日のブログに書くことにしますが、実は、AMDの次世代プラットフォーム、ソケット「AM2」には一抹の不安があるんです。 これで、CeleronMなんかがこのパフォーマンスだと、AMDファンとしてはさらに不安です。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年04月20日 19時12分54秒
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