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カテゴリ:シンプル インテリア
2007年1月26日、デンマークの著名デザイナー、ハンス・J・ウェグナーが死去しました。92歳でした。
ハンス・J・ウェグナーと言えば、家具デザイナーとして、デンマーク・モダン・デザインの代表的人物ですね。 現在までに「ザ・チェア」「Yチェア」「ベアー・チェア」「ビーチ・ムード・チェア」「アーム・チェア」「オックス・チェア」「チャイナ・チェア」等、500種類をこす椅子をデザインしていて、世界の多くの美術館の永久コレクションとして収められるなど、世界的に高い評価を得ています。 中でも「Yチェア」は1950年から製造が開始され、現在までに70万脚以上作り続けられており、日本で一番輸入されている椅子となっています。 値段も他のハンス・J・ウェグナーデザインの椅子と比較してもお値段が安いです(といっても高いですが)。 ちなみに、安曇野アートヒルズミュージアムのイタリアンレストラン「QUINDICI -15- (クインディチ)」の椅子としても使用されています。 一方、「開運堂」の松風庵では、「チャイナ・チェア」が使われています。 チャイナ・チェアはYチェアより古く、ウェグナー・デザインの原点と称される作品ですね。 ちなみに、私が好きなのは「バレット・チェア」、「従者の椅子」という椅子。 この独創的な3本足の椅子は、従者としての役割を果たす椅子です。 背もたれは、ハンガーの形そのもの。 座面の下は小物入れになっており、財布や鍵等を収納。 フタも兼ねる座面を開くと、手すりにようになった側が上に来て、ここにパンツを掛けることが可能。 外観は椅子なのですが、一本脚のハンガーと、小物入れの小型テーブルが組み合わさった形とも言えるでしょう。 改めて、心よりご冥福をお祈りいたします。 ブログランキングに参加中。この記事がお役に立てましたら、応援クッリク頂ければ助かります。
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最終更新日
2007.02.13 00:40:23
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