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カテゴリ:エッセイ
終電を待たずにちゃんと10時35分の普通電車に乗れた、わたしとY君でした。 一軒目は金山の芋焼酎が何百種類もあるという、「芋蔵」へ。 Sちゃんがコース料理と飲み放題を予約しておいてくれた。 よその店のコース料理を食べるのは初めて。 量は少なめだったけど、味は美味しくて満足でした。 二軒目は近くのホテルの30階のバーへ。 日曜日だというのにたくさんのお客さん。 ホテルのバーだから、飲み物だってウィスキーのロックが1200円とかするのに、ワイン をあけているカップルもいて、不景気なんてウソなのであろうかと少し思う。 さすがホテルのバーはニッカ「余市」のロックをダブルで注文したら、真ん丸い手割りの美 しい氷が…グラスの中に地球があった。 これが一杯ダブルで2400円の理由なのである。 麻生さんになったようだ。 夜景がとてもキレイだった。夜景代金も入っているのだな。 三軒目はそのまた近くの居酒屋へ。 もう食べれないけど、少し飲んだ。 カラオケに行こうかという案もあったが、最近のわたしの声は塩枯れており、アメ横でカニ を売りさばいているオッチャンのようなので、やめにした。 八代アキなら歌えたかもしれないが、ドリカムは無理である。こう言っちゃなんであるが、 わたしはドリカム派だ。 お客さんからの予約の電話で、まるで20代かと思われるようなかわいい声はもう作れな い。 電話でならかわいい女の子のふりで、人をだませそうだったのに残念だ。 わたしたち3人は年に一度くらいしか会わないが、それぞれの家庭のことや、この一年に起 こったことなどを男女の垣根を越えてなんでも話す。 今年は家庭でいろいろなことがあり、最悪だったというSちゃん。 仕事が大変で、最近耳鳴りがするというY君。「たぶんストレスだけどめんどくさいから病 院行ってない」らしい… 店を縮小するわたし。 みんな一生懸命に生きているのに、いろいろなことが降りかかってくるものだな。 電車を降りてブラブラ歩いて帰ってきた。春のように暖かい夜だ。 途中のコンビニにより、ワインを買った。 冷蔵庫には札幌のデニーロの知り合いから毎年頂く、高級タラコが… 木箱に入って、昆布にいだかれている無着色のタラコは本当に美味しい。 それをつまみに、ワインを飲んでいる。 まだ飲むか…わたし… 今日は掃除をした。 家事をよくやってくれるデニーロも掃除はキライ。娘も掃除が苦手。わたしはご存知のとお り。3人の掃除嫌いが3LDKに住んでいる。 今日はわたしがやろうと一大決心をした。 しかし茶の間から玄関に続く短い廊下、玄関前まで掃除機をかけ、力尽きた。 ゴミ屋敷に住む姉妹の気持ちが、ほんの少しだけわかるわたしである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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