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神奈川県で木造本堂を造ります。 この本堂の棟梁は飛騨高山在住。私と同郷の大工さんです。 以前大屋根の反りの原寸検査を行い、変更をお願いしました。ただ、何しろ売れっ子の棟梁なので、集中して手直しする時間がとれなくて・・・やっと、このお寺に本格的に着手してくれる手はずになりました。 とはいっても、とても気さくな方なので、一度仕事が始まれば私の意見、思いを充分取り入れて仕事を進めてくれます。とてもとても頼りになる棟梁です。 さて、全ての原寸が描けたというので、高山の工場へ出かけました。当日はあいにくの雪。東海北陸道をどんどん北上していくと、ひるがの高原辺りは吹雪。吹雪。除雪車の後をゆっくりゆっくり、時速30キロで走りました。SAで昼食をとりながら、はたして帰れるだろうか?心配になってきました。 それでも約束の1時半には工場につき、原寸検査を行いました。優秀な大工さんに原寸を描いてもらうと、気になるところが共有でき、解決方法も直ぐ見つかります。打ち合わせはとてもスムーズに進み、軒反り、箕甲、破風板など、納得の曲線が描けました。
幸い雪もやんだので、一生懸命働いているスタッフたちに飛騨牛カレーパンのお土産を買い、帰路につきました。そして、2時間のドライブの車窓から感動的な雪景色を楽しむことができました。 寺院建築の設計を手がけています。 http://www.sugano-k.com/jiin/index.htm
昨年の夏から求人を開始し、この半年の間に多くの応募がありました。 累計でいえば30人以上の若者から連絡をもらい、10人程度の方とお会いしました。その結果、3人の一級建築士、2人の二級建築士を採用することに決めました。 お会いした人たちからは、弊社の「和風」にこだわったデザイン、「お客様の夢の実現を第一に考える」設計姿勢に魅力を感じ、自分も是非その一員になりたいという気持ちがひしひしと伝わってきて、お断りの連絡をするときは、本当に申し訳なく思いました。 ただ、応募者の境遇を聞くにつけ、本当の設計士を育てられない、育てようとしない業界の現実を知り、とても残念に感じると同時に、将来に不安を持ちました。 経済中心の会社、社会の在り方は本当に正しいのか? 夢を抱いて就職した途端、その現実とのギャップに深く傷ついていく若者。そして諦め、やがて、企業戦士に育っていく。 しかし、経済優先で建てられている建物の質は明らかに低く、街並みはばらばら。理想とはあまりにも相違する現実が世の中を覆っていきます。 設計士は、建築士としての高い理想を持ち、お客様の笑顔を生きがいにする建築のコンシェルジェが本来の姿だと私は確信しています。そして、設計事務所とは、気持ちを同じくする設計士の集まりです。 これからも、弊社は設計事務所の王道を進み、志ある若者を育てていきたいと思っています。今回は希望にお応えできなかった応募者の皆さん、ごめんなさい。今後の活躍を祈っています。 寺院建築の設計を手がけています。 http://www.sugano-k.com/jiin/index.htm
久しぶりで法隆寺へ行きました。
到着したのが4時過ぎだったので、ゆっくり見学できなくて残念でしたが・・・・やはり感動しました。 1000年以上の歴史を経た本物を前にすると、わが民族の素晴らしさ、その一員であることに誇りを感じます。そして、毎日毎日短いスパンの仕事をし、ささやかな想像力を働かせる。そんな自分の存在が小さく小さく思えてきます。 見学の後、奈良県在住のお寺様と会食をしました。 「私も時々法隆寺へ行きます。何をするでもなくただ、ボーとするために。とんでもないものに包まれているのはとても心地よいし、気持ちが洗われますよね」 私が子供の頃は「そんなことをすると、ばちが当たるよ」とよく母から叱られました。きっと当時の人たちは、人間を超えるもの、畏れ多いものを信じていたし、身近に感じていたのではないでしょうか。 今どきの子供に「ばちが当たるよ」と叱ったら・・・逆に「誰から?」と聞かれる。でも、具体的な人の名前は言えない。 私は子供たちや若者に、「とんでもないもの」をもっと見せるべきではないかと思います。退屈だというかもしれませんが・・・いつか、快楽では得られない安堵感や誇りをしみじみと感じられる人間に育ってくれるような気がします。 寺院建築の設計を手がけています。http://www.sugano-k.com/jiin/index.htm
愛知県で木造本堂と客殿を造ります。 設計図が完成し、現場説明会を行ないました。見積りを依頼する建設業者にお寺へ来てもらい、見積り依頼書と設計図を渡し、現地を見てもらいながら設計内容を説明しました。 「最近は図面データーをメールで送ってくる設計事務所もありますよ」と建設会社の営業さんから聞いたことがありますが・・・もっての外だと思います。 設計図に盛り込んである内容は膨大です。図面はお客様との濃密な打ち合わせの成果なのですから、見積りを依頼する人たちに、現地を一緒に見てもらいながら丁寧に説明しなければ、絶対に想いは伝わりません。 また、見積りには多くの労力がかかること。、伽藍建設は、お客様と造り手の信頼関係が最も大切だということを考えると、住職、建設委員、建設会社が見積りに先立ち「よろしくお願いします」と挨拶を交わすことは大切な礼儀だと思います。 だから、現場説明会でお客様と建設会社が顔を合わせ、設計士が丁寧に設計内容を伝えることはとてもとても大切なのです。 建設会社さんには、午後1時から約1時間おきにお寺へ来てもらい説明を行いました。当日は、住職と二名の総代に立ち会っていただきました。以前は、営業マンだけが参加する建設会社もありましたが、最近は、積算を担当する方も同行してくれるようになりました。私たちの気持ちが伝わった結果だとうれしく思います。 とても寒い一日でしたが、各建設会社の皆さんは熱心に説明を聞いてくれました。よろしくお願いいたします。 寺院建築の設計を手がけいます。 http://www.sugano-k.com/jiin/index.htm
昨夜から雪が降り始め・・・仕事に追われる四人のスタッフに「早めに切り上げないと電車が止まって帰れなくなるぞ」と声をかけて、私は7時半に事務所をでました。 ただ、そんな私の言葉にニコッと微笑んだだけで、またコンピュータの画面に目を向けたそのそぶりからは、直ぐに帰ったとはとても思えませんが・・・さて、あれから何時まで仕事をしたのやら。ご苦労様。 今朝、目を覚まして恐る恐る窓の外を見てみると、10センチ程度の積雪。「あれ、そんなに積っていない。夜の間は降らなかったみたいだ。でも、スタッフたちはちゃんと出社できるかなあ」 そんな心配をよそに、8時半に私が出社すると、玄関先の雪も掃除して、かわいい雪だるまがお迎えしてくれました。そして、9時には全員集合!わが社は今日も元気ですよ。 それにしても、昨夜の雪の降り方は程よい量で、樹形をきれいに見せてくれました。屋根の上の雪も適度で、街並みもきれいに見えます。長靴をはき、駅に向かう人たちもどこか楽しそうです。
昨夜のテレビで東北、北陸の大雪の様子を中継していましたが・・・あれだけ降ると、雪かきが大変で、こんなのんびりしたことは言ってられませんよね。 そういえば以前、小牧市のメナード美術館で行われた「田淵敏夫展」に行き、白馬雪景色を描いた一枚に感動しました。川合玉堂も牧歌的な雪景色をたくさん描いています。 ほどよい量の雪は、魅力的な景色を造りだしてくれます。まさにワッツ・ア・ワンダフルワールドです。 寺院建築の設計を手がけています。 http://www.sugano-k.com/jiin/index.htm
愛知県で工事を進めていた客殿・庫裡が完成し、検査を行いました。 完成検査といっても、もうすでにお寺として使っていらっしゃいます。実は、いろいろな理由で工事が遅れ、行事のたびに無理無理使っていたという感じ。本当にご迷惑をおかけしました。 ただ、住職は上機嫌で・・・「大変気に入っていますよ。お洒落だし、使いやすいしねえ」 「2階のリビングは天井を高くしましたが、寒くないですか」 「いえ、ファンヒーターひとつで直ぐ暖かくなるので、以前の隙間だらけの庫裡と比べたらもう快適ですよ」 実は最近完成した同じく愛知県のお寺様から、2階が寒いというお話を聞き、とても心配していたのです。断熱は同じ程度しているので、太陽光の入り方の違いなのでしょうか。寒いとおっしゃったお寺は、今後しっかりフォローしていく必要がありそうです。 「先日、お手伝いに来て下さった皆さんが、和風旅館みたいだねえと言ってみえましたよ。ははは」 私は、檀家の皆さんがつい行きたくなるような、素敵なお寺を造りたいといつも考えています。だから、和風旅館みたいと言われて・・・とてもとてもうれしく感じました。 寺院建築の設計を手がけています。http://www.sugano-k.com/jiin/index.htm
![]() 毎日、寒い日が続いています。 わが事務所のある一宮市も朝の気温が0度近くに。今日も、目が覚めたら屋根の上にうっすら雪が載っていました。 来月は本堂の耐震診断のための調査が三重県と岐阜県で2か寺、日程に入っています。こんなに寒いのに大丈夫だろうか?心配になってきました。しかも、岐阜県のお寺は一宮市より寒い地域にあります。 予想はつくと思いますが・・・冬の屋根裏は外より寒いんです。日が入らないのに、風はびゅんびゅん吹き抜ける。それはそれは冷えます。手がかじかんで、記録をとる指が動きません。足も感覚がなくなってきて、気をつけないと足を滑らして真っ逆さまにもなりかねない。 逆に夏はうだるように暑い。頭がボーとするし、汗がぽたぽた落ちて記録がとれない。 そんな感じです。でも、こちらの都合で先延ばしするのは申し訳ありませんから、わがスタッフは頑張って調査を決行します(拍手)。 ただ、今週末から大寒波が襲ってくるそうです。名古屋でも雪が降るらしい。さすがに、来週の岐阜県の調査は延期した方がよさそうです。 「申し訳ありません。2週間延期してもいいでしょうか」「はいはい、結構ですよ」ホッとしました。 寺院建築の設計を手がけています。 http://www.sugano-k.com/jiin/index.htm |一覧| |