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楽天市場 アウトドア道具・ランド【OUTAIR】

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Duth Oven とは

Dutch Oven 04
  
Duthovenとは どんな種類があるの? Duthovenの機能 Duthovenの使い方 Recipe
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調理風景


■Dutch Ovenとは


アウトドア愛好家からカリスマシェフたちに、そして今、家庭の主婦たちにも人気がひろがりつつある。
「一度使い始めたら、手放せない。」そのわけは、丈夫で長持ち、経済的などたくさん。
ダッチオーブンは調理方法をえらばないオールマイティな鍋。
高い蓄熱性と保温性、圧力鍋のような密閉性で初心者にだって失敗なく、魔法のように短時間でおいしい料理がつくれてしまう。

ダッチオーブンは西部開拓時代に荒野で完成された調理道具だ。
人気TV番組「大草原の小さな家」や「ローハイド」をはじめ、西部劇映画の食事シーンには
必ずといっていいほど登場する黒い鉄の鍋である。
ダッチオーブンは鉄でできている。最も重要なのが鍋の厚さである。
12インチのもので重さは8キロもある。

何でもできる鍋というまえに、料理の可能性が広がっている。
重さをさらに吟味すると、フタの重さがとりわけ重要だ。その重さが密閉性を上げる。
密閉性が高いからロースト・チキンなどが手間なしで出来るのだ。
チキン自身の水分で自らを料理した。すべてができるから、蒸した後に焼くことも出来た。
圧力鍋も水分を逃さず熱を芯まで伝える。しかし焼きはしない。
オーブンは焼きはするが、乾燥させてしまう。
すべてができるのはダッチオーブンだけ。
それこそが魔法の鉄鍋と呼ばれるゆえんである。



■名前と由来



ダッチ01 ダッチオーブンとは、直訳すると「オランダのオーブン」という意味だ。
なぜ、そのように呼ばれるのか?
様々な説があるが、「オランダ人が売り歩いた鍋」という説が有力である。
コロンブスによってアメリカ大陸が発見された後、南北アメリカ大陸はヨーロッパ人によって支配されるようになる。
アメリカ入植当初のオランダの勢力は非常に強く、ニューヨークも初めは、オランダ人によって支配されていた。

ニューヨークのマンハッタン島も当時のネイティブアメリカンから安く買い取った。(というより、だましとった。)
彼らは、ニューアムステルダムと名づけた。オランダがその後、英蘭戦争で敗れたため、イギリスのものとなり
ニューヨークと呼ばれるようになった。
国力を失いはじめたオランダだったが、商売人たちはヨーロッパで使われてきた鋳鉄製品
(鋳物のこと)を意欲的に売り続けてきた。
ガスレンジ、電子レンジなど当時はなかったころである。燃料は薪か炭。
オランダ商売人が売っていた鋳鉄製のストーブ、火かき棒などの暖炉の道具、暖炉で調理するための調理器具、
それらにまじって鋳鉄製の鍋もあった。
つまりオランダ人(ダッチ)が熱心に売り歩いた鉄鍋(オーブン)だから、ダッチオーブンと呼ばれるようになった。



ダッチ03 オランダ商人が売り歩いていたダッチオーブンは、主に家庭の台所で使われていた。
暖炉の上に載せてシチューやフライドチキンを、調理していた。
当時のダッチオーブンは足もなければ、蓋の淵のフランジもなく、ツルンとした豆のような姿をしていた。
その様子から人々は「ビーン・ポット」と呼んでいた。いまでも、つくらていて 「キッチン・ダッチオーブン」と呼ばれている。

独立戦争が終わりイギリスの束縛から解放されたアメリカ人は、新天地を求め、西へ西へと大陸を移動しはじめた。
西部開拓時代の幕開けである。荒野に向かう人の道具としてオランダ人のオーブンが欠かせないものになっていき、
ひとつのブランドになっていった。
しかし当初のダッチオーブンは焚き火の上に置くには、あまりにも不安定だった。
彼らは安定よく置けるようにと底に三本の足を付けることを思いついた。
安定がよくなっただけではない。底と熱源の間に隙間が生まれ、充分に酸素が流れるようになり、安定した燃焼が可能になった。


あのおいしさを再現するには上部からも熱する「天火」の機能が必要だと気付いた。蓋にフランジを付け、
おきを不安なく置けるように改良した。
ダッチ02 このように野外での食事作りの長い時間のなかで、試行錯誤を繰り返して改良され、その結果、完成された形として残ったのが
現在の 「キャンプ・ダッチオーブン」なのである。
しかし、現在ホウロウ加工のダッチオーブンがないのは、やはり耐熱性の問題であろう。
フランスのル・クルーゼ社(美しいホウロウ加工を施した鋳鉄製鍋で有名)でも炭の空焼き状態までの耐熱温度保証はしていない。
フランスで生まれ、世界中で愛され続けている.



■ル・クルーゼって何?


ル・クルーゼ ホウロウ・ウェアーの逸品、ル・クルーゼ

家庭用の鍋として人気が高い。
グルメの国フランスで200年以上の伝統を持つル・クルーゼの鋳物ホウロウ製品は、伝統に培われた技術を駆使して一つ一つ丹念な手作りで作られている。
素材は鉄で重く、熱が冷めにくく、表面はエナメル質で出来ている。
カラーバリエーションの豊富さは「オシャレ」以外の何者でもない。
弱火でコトコト煮込むのに向いており、火からおろしても、しばらく熱を持ち続けている。
重いフタのおかげで、圧力鍋のような効果があり、煮込み料理は通常の半分以下の調理時間ですむ。
ごはんを炊くのも最適。
ロッジ社のダッチオーブンが持っている欠点「作りおきができない。」「洗剤で洗えない。」「湿気に弱い。」をすべて解決している。




■ダッチオーブンの今


いくら西部開拓時代の礎を築いた鍋とはいっても昔の道具である。
ほとんどの人がダッチオーブンを忘れてしまった一方で、開拓時代から受け継がれた道具を
愛し続けている人たちも根強く存在する。
ダッチオーブンの愛好者は、建国記念日や入植記念日に各地で「クックオフ」という料理大会を開いている。
地区予選を勝ち抜いてきた愛好家たちはが自慢の腕を披露し、強豪と戦うダッチオーブン料理コンテストである。
そして日本でも1996年J・D・O・S(ジャパン・ダッチ・オーブン・ソサエティ)という会も発足している。
年2回のクックオフをはじめとした活発な活動を行い、アメリカ・ロッジ社に10インチディープ(深型)
キャンプダッチオーブンという日本限定モデルを作らせるまでにいたっている。

ユニフレーム社のダッチーブンも私が使っています。UFDにも参加しています。

●UFDはユニフレームダッチオーブンを使用したり,興味がある方の為のWebフォーラムです。


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