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カテゴリ:ライフスタイル
公式サイトと勝手サイトのバランスが逆転して、勝手サイトでも十分な収益が上げられる時代が来たと言われています。
昔は携帯電話での決済方法はキャリアの直接課金しかありませんでした。 携帯電話でキャッシュカードの番号を入力する人は今でもまずいません。 しかも、公式サイトの上位にいなければアクセスが見込めないため、いかに上位に踏みとどまるかが死活でした。 この逆転を起こしたのはほかならぬキャリアです。 理由は簡単です公式サイトが増えたからです。 もっと、かみ砕いて言うと公式サイトのトップにいるということはコンテンツがメジャーなものでしかありえないので、ニッチやマニアなコンテンツは延々上位に上がれない事を意味します。 つまり、きわめてショートテールです。 これをロングテールにするために、各キャリアは公式サイトのTOPページに検索機能をつけました。 しかし、ユーザーが検索結果に期待するのは、公式の有料サイトばかりなはずがありません。 そのため、勝手サイトも表示するようにしました。 これにより自らが公式と勝手サイトの垣根を外したわけです。 しかし、ここに検索エンジンとキャリアの両社が見落としていた穴がありました。 ユーザーが期待している検索結果がろくなものではないのです。 これはあたりまえで、検索エンジンはPCサイトの十分(もしくは必要十分以上)な情報量を持ったサイトを対象に検索します。 しかし、携帯サイトは携帯電話で読める最低限で最適な情報のコンテンツを提供しています。 つまり、既存のエンジンのクローラーやロボットでは情報が全く足らないのでインデクシングできないんです。 なんでこんな単純なことに気付かなかったのか疑問でなりません。 で、ほとんどの携帯サイトはアクセスしてきた端末のユーザーエージェント元に端末を判断して、できるかぎり最適なコンテンツを表示するように作られています。 その手法はさまざまですが、大きくわけて二つです。 (1)携帯端末を大きくいくつかの機能別区分にわけてそれぞれのページを用意する。とんでもない労力です。 (2)元コンテンツを1つ用意して動的にコンテンツ変換をかける。これがほとんどです。 (1)はリダイレクトが使われる事が多く、検索エンジンからはスパムとして扱われます。 (2)は検索エンジンからは判断できないか、判断できてもスパムとして扱った場合、携帯サイトはほぼ全滅します。 なので今の携帯電話からの検索結果はすさまじく期待外れなんです・・ 現状、検索エンジンを開発している会社が携帯サイトを開発している会社と手を組むか(千差万別なので遠い道だ)、主要変換エンジンを作っている会社と手を組まない限り打開策はないと思われます。 ヤフー!・グーグルSEO対策テクニック/鈴木 将司 ¥1,680 Amazon.co.jp 最強のSEO対策! ¥1,500 株式会社 ビーケーワン お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年11月30日 23時45分50秒
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