[三十一三行詩]の記事一覧 | ぷうらの日記

「陸奥爆沈」＆すっぱいのが好き！

ヨッシー（吉村昭氏）の本を買い込みました（予算の都合上、ブックオフで買いましたよ）。先ず読んだのは「陸奥爆沈」です。昭和18年、戦艦「陸奥」が突然、瀬戸内海で沈没する大事件がありました。死者1121名だったそうです。大惨事です。この事件をヨッシー（吉村昭氏）がドキュメンタリータッチで書いてます。このお船は、とても空しい末路をたどりました。目的を果たすところか、味方の命を道ずれに沈んだ訳ですからね。「陸奥爆沈」は沈没の原因追究していく本なのですが（それはそれで読み応えがあります）、やはり通して感じるのは、膨張して無駄に巨大化した権力・欲張り・意地同士ぶつかり合いの中、逆らえずつぶされて消えていったモノの空しさ、悲しさです。ふー陸奥爆沈改版無駄に摩擦しオイルを消費するだけの　飽食の自由歯車　さて、今日owlmanは仕事で増毛町に行ったのですが、ある直売所（クリックしてね！）で、ナイスなりんごを買うことができました。世の中、甘党、辛党ってありますが、実はowlman、「すっぱい党」です。すっぱい食べ物が好きなんですね。それで、この直売所。ここにかなり酸っぱいりんごがあると聞いたものですから気になってました。そのりんごはこんな感じです。けっこう大きいです。で、お味ですが、ナイス・サワー（「すっぱい党」用語。すばらしい酸味の意）でしたよ。たぶん全国でも少数の「すっぱい党」の皆さん、このりんごを試してみたらいかがでしょうか？　なお、品種名ですが、owlmanが聞いている名前はどうも一般的に呼ばれている名前ではないようなので教えられません。直接お店に聞いて下さいね。いやホント、久々のナイス・サワーでした。★LP/ミニジャンベ LPM196-AW 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.12.12

コメント(4)

道路の雪が融けました！

今日は暖かく、道路の雪が融けました。だけど、こんな日でも夜は寒いんだ。買い物前に近所の廃材置き場で撮った写真です。十一月の雪はまるで黄昏　「都市」もガラクタも包み込んだ　★LP/ミニジャンベ LPM196-AW 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.11.24

コメント(6)

「敵討」

ヨッシー（吉村昭氏）の「敵討」読み終わりました。晴れた朝の空気を吸い込んだような、すがすがしくて、ちょっと切ない気持ちになりました。「敵討」「最後の仇討」２編入ってまして、江戸時代の敵討ちの話です（「最後の仇討」の方は明治までまたがります）。物語の主人公は、「敵討」は熊倉伝十郎、「最後の仇討」は臼井六郎で、二人と誠実な人間です。彼等は理不尽な理由で親を殺され、復讐するため敵を探しに行くのですが、なかなか見つからないんです。いたずらに年月が過ぎていくのですが、それでも諦めず、敵を見つけて思いを果たした姿にジーンときます。あと、この小説のもうひとつの味わいは、敵を討ったあとの彼等の人生も書いてある点です。連載されていた漫画の最終回の様な妙に寂しい味わいがあるんです。いいなー、ヨッシー（吉村昭氏）。敵討積年の夢叶い陣風が止むそれからの日々夕暮れのとき　★LP/ミニジャンベ LPM196-AW 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.11.23

コメント(0)

枯れ草に降る雪

雪が降ったり、晴れたり。ちょっと雪が積もりましたよ。それはそうと、昨晩、ＨＢＣ（TBS）で「あらびき団」という番組がありまして、そこに弾丸ジャッキーが出演したみたいなんです。知らんかった！　いやー残念です。見れんかったですよ。こまめにチェックしないといけませんなぁ・・・・緑燃やして朽葉色枯れ身に降る白の中で　静かに眠る　★LP/ミニジャンベ LPM196-AW 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.11.22

コメント(2)

木の実

今日も寒い日でした。留萌は雪と氷の街になりつつあります。職場の玄関に展示してある木の実を頂いてきました。いろんな種類のモノがまとめて置いてあると、何だか良いモノに見えます。チョコレイト色の殻から残す意志、始まる意志が　放出される　★LP/ミニジャンベ LPM196-AW 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.11.21

コメント(2)

「星への旅」

この頃、owlmanは吉村昭氏（ヨッシー）にはまっています。日曜日の北海道新聞には本の紹介のページがあります。そこで見つけたのが、「星への旅」でした。変に気になりました。それからしばらく経ってから入手して、読んでみました。感想は、なんと言うか、寂しくなりましたよ。弱くて、どこか痛々しい人々の儚い人生の終わりを淡々と描いているのですが（哀れすぎます）、乾いた雰囲気に満ちていて、なんとも奇妙な味わいのある本でした。この本は短編集です。「鉄橋」「少女架刑」「透明標本」「石の微笑」「星への旅」「白い道」で構成されています。興味のある方はどうぞ読んでみてください。ヨッシー（吉村昭氏）の本を制覇したいものです。星への旅改版水面にうつる星影の傍　刹那もえる灰塵線香花火　★LP/ミニジャンベ LPM196-AW 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.11.18

コメント(0)

雪、融けました

雪が融けてくれたので、旭川までぶらりと走りました。完全に雪道になると、ぶらりって気分じゃ無くなりますので。根雪はまだまだですね。写真は深川留萌自動車道の秩父別Ｐで撮った風景です。白かば並木の枝で遊ぶ　くろがねからすホリゾンブルウの風　LP/ミニジャンベ LPM196-AW 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.11.17

コメント(6)

いやー、雪でした。

留萌に雪が降ってきました。TVでは初雪と言ってましたが、記憶では11月２日に少し雪が降っりましたよ。まあ、それはいいとして、どんどん寒くなりますな。写真は事務所裏です。昼に撮ったのですが、少々暗かったです。潮静かなる街に降る　あいじろの雪　ジョンブリアンの葉の上に　LP/ミニジャンベ LPM196-AW 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.11.15

コメント(8)

稲刈り開始！

小平町桑園にある調査田の稲刈りをしてきました。稲刈り第一号です。今月は調査田の収穫でてんやわんやになりそうです。今日刈った稲は「ななつぼし」でした。とてもきれいに実ってましたよ。これならコンクール入賞も夢じゃない！明日は小平町富里の調査田の稲刈りです。赤錆びた鉄車のよこで黄金の穂　春労すれば　出来秋うれし　LP/ミニジャンベ LPM196-AW 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.09.12

コメント(5)

富良野チーズ工房

富良野チーズ工房の花壇で見かけた白妙菊です。このチーズ工房で作られている「メゾン・ドゥ・ピエール」に負けない白っぽさでした。秋空に白い手広げ深呼吸　ホコリまみれの　ちいさな粉屋　LP/ミニジャンベ LPM196-AW 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.09.08

コメント(0)

曇り空の下、たんぼの視察

曇り空の下、たんぼの視察をしました。場所は、小平町富里にある水稲奨励品種決定現地試験圃です。どんどん評価が高まっている北海道米ですが、まだまだネタが尽きない様です。試験中の極良食味米を見てきた訳ですが、いい生育をしてましたよ。こりゃ楽しみです。楽しく視察だったのですが、疲れることもありました。まあ、いろんな人がいるもんです。雨雲を塗ったような　古びた壁に　秋が染込み枯れてゆく翅　そうそう、ミニ・ジャンベを入手しました！「LP/ミニジャンベ LPM196-AW」　好きな音楽を聴きながらポコポコ叩いていると、かなりいい気分になりますよメ～ン！ 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.09.07

コメント(2)

円周上の小平町沖内

雲越える夢を抱くも果たせずに　草叢に伏す　油ぼがすぎ 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.05.29

コメント(0)

円周上の稚内市宗谷村　2005/7/2

潮風に吹かれて漁を懐かしむ　波打ち際の　枯れた老船 1ﾎﾟﾁ2ﾎﾟﾁ3ﾎﾟﾁ応援宜しくお願いしますね！ ←チビ達の楽しい話が満載ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.05.28

コメント(0)

円周上の小平町滝下

滝下の時の綴りをぱらぱらと　湖面を覗く　大石竜子の目ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.05.19

コメント(4)

円周上の留萌市樽真布

ガタガタと無限軌道は回転し　土草踏んで　歩みを印すネットで買い物するなら　楽天市場

2007.05.18

コメント(0)

円周上の苫前町三豊　2007/4/24

枯れ草が切れて舞う灰色の下　白羽佇む　錆色の浜ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.05.17

コメント(2)

円周上の留萌市住之江町

界なぞる廻る時計の針の先　崩れた径に　青草繁るネットで買い物するなら　楽天市場

2007.05.17

コメント(0)

円周上の留萌市黄金岬

黄金岬の岩です。小さな穴があいています。鏡色した影片を寄せあわせ　骸映せば　懐かしの景ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.05.16

コメント(0)

Punk China Doll　「”Naked City”　John Zorn 」

盲目の堕人の弾が　時計を砕き　平和の鐘が鳴り止んだ（ﾓｳﾓｸﾉﾀﾞﾋﾞﾄﾉﾀﾏｶﾞ　ﾄｹｲｦｸﾀﾞｷ　ﾍｲﾜﾉｶﾈｶﾞﾅﾘﾔﾝﾀﾞ）ネットで買い物するなら　楽天市場

2007.04.18

コメント(4)

暖かい昼

今朝の留萌は寒かったのですが、お昼はポカポカです。♪欲張りには空の箱をあげましょう♪色とりどりの♪綺麗な柄のたまに思いますよね。BY OWLMAN

2006.11.01

コメント(0)

マイ美術館

今日は自宅から一歩も出ませんでした。ほとんどは寝ていましたが、起きている間はインターネットで気に入った絵画画像を拾っていました。フォルダに好きな絵画がどんどん増えていくと、自分だけの美術館のようでなんだか嬉しくなります。ふと、owlmanの母校、函館市の本通中学校で美術の先生をなさっていた、ひげのＢ先生の事を思い出しました。とても良い先生で、美術の時間が楽しかったものです。そのＢ先生は新聞や雑誌で気に入った絵などを見つけてはスクラップ・ブックに貼り付け「マイ美術館」を作っていたものです。その楽しみを生徒にも教えてくれました。owlmanはすっかりオヤジになりましたが、その頃の楽しさを今で味わえています。Ｂ先生、ありがとう。そういえば、担任のＯ先生は元気だろうか？　Ｏ先生はＢ先生とは違うタイプですが、とても良い先生でした。理科の先生です。熱血漢で頼もしい先生でしたよ。あの頃30代だから、今は・・・あら、けっこう老？。まあ、きっとＯ先生の事です。今も元気に厳しく楽しく教室を盛り上げていることでしょうね。また授業を受けてみたいもんです。先生はいつまでも先生なんですね。Alfred Sisley = 1878 = Snow at Louveciennes－白雪で隠蔽された　街の闇　その上を細き影が歩く－シラユキデインペイサレタ　マチノヤミ　ソノウエヲホソキカゲガアルクby owlman　　　　「ゴルママ作品集」はこちら

2006.10.15

コメント(4)

脱穀サンプル搬入！

水稲試験圃のサンプルを小平町にある米施設に搬入しました。12日に脱穀する予定です。今日は晴れた良い日でした。W20061010-001！－錆を散らしてグングン延びる線路　秋晴天の　古里峠下－サビヲチラシテグングンノビルセンロ　アキセイテンノ　コリトウゲシタby owlman　　　　「ゴルママ作品集」はこちら

2006.10.10

コメント(2)

ようやっと見つかりました！

かなり昔、美術の教科書で見た絵をowlmanは探していました。タイトルは「突風」。木が突風に強く煽られている絵なんですが、作者がわからずどうしようもありませんでした。それがこの間奇跡的に発見！嬉しかったなぁ。作家はジャン＝バティスト・カミーユ・コロー(1796～1875年　フランス）。印象派の画家だそうです。印象派は現実の生活や自然の情景を感じたままに描く人たちだそうです。とすると描き上げられてた風景は心のある姿ってことなんでしょうね。owlmanの思う断片風景もそんな感じです。コローの絵に惹かれるわけです。Jean-Baptiste-Camille Corot「Gust of Wind」（1865）－問答無用の力と轟音が　塗り込められた　褪せない「突風」－モンドウムヨウノチカラトゴウオンガ　ヌリコメラレタ　アセナイ「トップウ」by owlman　　　　「ゴルママ作品集」はこちら

2006.10.07

コメント(0)

酒米「彗星」の脱穀

増毛町朱文別にある酒米試験圃の「彗星」を脱穀しました。酒米は大粒ですが、籾も大きいです。早く籾摺りしたいです。季刊「PANORAMIC MAGAZINE iS NO.57」。昔買った雑誌ですが、捨てられなくとっておいてます。特集は「地下世界」です。－地下に広がる「街」は教えてくれる　太陽の下　余白だらけと－チカニヒロガルマチハオシエテクレル　タイヨウノシタ　ヨハクダラケトby owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.10.05

コメント(2)

ディープインパクト、お疲れ様！

第85回凱旋門賞、ディープインパクト３着。残念でした。沢山の人の夢を背負ってさぞ気持ちが重たいレースだったと思いますが、がんばってくれました。怪我もなさそうなので、その点は良かったです。兎にも角にも、ディープインパクト、お疲れ様！　武豊騎手もお疲れ様！ＮＨＫで凱旋門賞が放映されましたが、その前にディープインパクトの特集がありました。その中で久々にサイレンススズカを見ました。シーンは秋天です。11月１日の悲劇でしたね。owlmanにとって未だにゴールしてないレースです。凱旋門賞ということでフランスの風景。良くも悪くも「人間」の国です。P20031117-005m1faBW－罪の数だけ十字架を刻むなら　人間尽く　暮れない墓場－ツミノカズダケジュウジカヲキザムナラ　ヒトコトゴトク　クレナイハカバby owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.10.02

コメント(2)

朱鞠内湖

朱鞠内湖のそばを通りました。きれいな湖ですが、陽の当たらない歴史もあります。－泥纏う白木眠る朱鞠内　湖面に映る　月影揺れる－by owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.09.30

コメント(0)

断片風景　～　サロベツの海岸線

南留萌の米の検査場でいろいろと話を聞いてきました。今年の南留萌産米も相当美味そうです。昨年、南留萌の中の留萌地区（幌糠）産米が全国米コンクールで入賞しました。今年も入賞かな？この写真は、2005年7月1日に撮ったサロベツの海岸線です。大好きな道のひとつです。道の果てにある海を見て、不思議な安堵感を覚えたものです。W20060701-005!－延々と歩いた先は蒼き海　旅の終いは　はじまりの場所－by owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.09.27

コメント(1)

断片風景　～　小平町　達布にある廃校の木

試験圃の収穫が沢山の手伝いのおかげでようやく終了しました。感謝しています。ようやくたまった仕事をやっつけれます。この写真は、2005年8月19日に撮った小平町達布の廃校の木です。なんだか切なくなりますね。木はそこにいてくれるだけで嬉しい存在です。昔は走り回る子供達を見守り、今も風に吹かれ青草に囲まれています。W20050819-002!－廃校の庭木のまわり変わらずに　若草茂り　そよ風走る－by owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.09.26

コメント(0)

断片風景　～　小平町　おびらしべ湖

増毛町朱文別で栽培している酒米（「吟風」と「彗星」）を収穫しました。なかなかのボリュームでした。豊作でしょうね。これで昨年同様に低タンパクなら、堂々と高級酒米産地と言えるでしょう。楽しみです。この写真は、2005年7月3日のおびらしべ湖の湖底です。天気が続いて干せてたところを撮りました。owlmanは少年時代に函館市の東山地区でこんな風景を見たことがあります。心にしっかり残っているのです。ふと思います。「底」はかれているのが本質かもしれませんね。W20050703-033!－炎天下満たされぬまま時が過ぎ　涸れ果てた底　飾らない素顔(ｶｵ)－by owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.09.25

コメント(2)

断片風景　～　　「YOURNA」　by　Pepper Adams Quintet『10 to 4 at the Five-Spot』

ボーとしていた日曜日です。昔はこんな時間の過ごし方は嫌だったのですが、今はこれが大切です。こうやって気合をためていくのです。「YOURNA」は物悲しい曲です。Pepper Adamsのバリトン、Donald Byrdのトランペットが静かに歌っていて気持ちよいです。それに加え背景となっているBobby Timmonsのピアノ、Doug Watkinsのベース、Elvin Jonesのドラムの語り口調もとてもよいです。「YOURNA」　by　Pepper Adams Quintet『10 to 4 at the Five-Spot』Pepper Adams (baritone saxophone)Donald Byrd (trumpet)Bobby Timmons (piano)Doug Watkins (acoustic bass) Elvin Jones (drums)－極彩色の罪と欲が滲み込む　都市(ﾏﾁ)に流れた　葬送の風－by owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.09.24

コメント(2)

断片風景　～　　「Sunny」　by　Sonny Criss『Up, Up and Away』

「Sunny」。Bobby Hebbの名曲ですね。これを、Sonny Crissのアルトが軽快に歌い上げています。Cedar Waltonのガンガン鳴るピアノもいいですよ。聴いていると、グイングインとゆれてきます。今日は丘の町「美瑛町」をドライブしてきました。観光化した農業のいい事例ですね。でも、農業はそもそも良い絵になる産業ですよね。そういった魅力をその土地の人間が活かしているかいないかの違いなんでしょうね。「Sunny」　by　Sonny Criss『Up, Up and Away』Sonny Criss(as)Cedar Walton(p)Tal Farlow(g) Bob Cranshaw(b)Lenny McBrowne(ds)－夜と云うカンバスに射し込んだ陽が　街を描いて　朝は始まる－by owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.09.23

コメント(2)

断片風景　～　　「Come Together」　by　Manhattan Jazz Quintet『Come Together』

アルバム『Come Together』の「Come Together」。Manhattan Jazz Quintetのパワフルでスピード感のあるプレイが楽しめます。僕は一斉に全弾打ちまくる感じの演奏が大好きです。「ＦＭもえる」と云うラジオに出演しました。緊張しましたよ。いやしかし、上手く語れないものですね。反省してます。小平４ＨＣの皆さんごめんね！　それでも勉強になりましたよ。僕としてはいい経験でした。機会をくれた小平４ＨＣの皆さん、「ＦＭもえる」さん、ありがとうございました！「Come Together」　by　Manhattan Jazz Quintet『Come Together』～Manhattan Jazz Quintet～　Charnett Moffett :Bass Dave Mathews :Piano Andy Snitzer :Sax (Tenor) Lew Soloff :Trumpet Victor Lewis :Drums －カイロスの前髪をつかみたいなら　良い靴よりも　駆け出す裸足－by owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.09.21

コメント(0)

断片風景　～　　「Cha-Lacy's Out East」　by　Charles Tyler『Eastern Man Alone』

「Cha-Lacy's Out East」。Charles Tylerのアルトがしゃがれた声で雄鶏の様に鳴いています。聞いていると喉が渇いてきます。だけど、後も先もなく吹きまくる孤高の姿がイメージされ、何だかかっこうの良い曲なんです。「Cha-Lacy's Out East」　by　Charles Tyler『Eastern Man Alone』Charles Tyler (as)David Baker (cello)Brent McKesson (b) Kent Brinkley (b) －土埃が舞う荒野のルースター。涸れるまで啼く、あてなき翼。－by owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.09.20

コメント(0)

断片風景　～　　「Bye Bye Blackbird」　by　Albert Ayler『My Name Is Albert Ayler』

Albert Aylerの「Bye Bye Blackbird」。調子外れのサックスで悲しく、妙に美しく歌いあげられています。何でか心に残る曲です。壊れてどうしようもなくなった大切な何かを抱いて、泣き笑いしている男をイメージしてしまいます。一度聞いてみてください。「結婚できない男」最終回。少々乱暴な展開でしたが、あの短い時間ですからしょうがないとしましょう。まあ、それでも面白かったです。桑野が作った二人で住む家の模型。この画で〆でしたね。いいドラマだったなぁー　終わってしまってちょっと残念。ＤＶＤが欲しいです。「Bye Bye Blackbird」　by　Albert Ayler『My Name Is Albert Ayler』Albert Ayler (ss, ts) Niels Bronsted (p) Niels Henning Orsted Pedersen (b) Ronnie Gardiner (ds) －銃口を向けられ怯え鳴けないで、可笑しく歌う、ハゴロモガラス－by owlman　　　　「デラックスやすこ作品集」はこちら

2006.09.19

コメント(0)

断片風景　～「動乱」　by 森谷司郎

「動乱」。森谷司郎監督の1980年の作品です。出演は、高倉健、吉永小百合、米倉斉加年、桜田淳子、永島敏行などです。五・一五事件から二・二六事件までの時代をバックに生きて散った青年将校の話です。小学校か中学校の頃に観ました。激動の時代の中で信念を貫き壮絶な最期を遂げた、この男たちのドラマに涙したものです。散る花の美しさがこの映画にはありますね。また観たいと思います。でも、少年的な「死に対する美学」を持ち合わせていない今では、どう感じるのでしょう？「動乱」by 森谷司郎－日本の民は散る様をよく好む。見事咲くから、華と云うのに。－by owlman 　デラックスやすこ作品集

2006.09.18

コメント(0)

断片風景　～「都市の論理」　by 藤田弘夫

よい本は、曇ったガラスを拭ってくれる乾いた布のようです。ぼんやり見ていたものが、はっきりしてきます。この本には、都市として現れた人間の本質について書いてあります。霧が晴れた感じがしますよ。「都市の論理」　by 藤田弘夫－権力(ﾁｶﾗ)と云う名の亡霊。様々なモノを掻き寄せ、都市と成ってゆく。－by owlman 　←　がっつし、めんこいです！　デラックスやすこ作品集

2006.09.18

コメント(0)

断片風景　～　　「Longing/Love」　by　George Winston 『AUTUMN』

「Longing/Love」。すごく切なくてきれいです。1980年にリリースされた『AUTUMN』の中の曲ですね。owlmanが聞いたのは高校の頃だったと思います。このＣＤのライナーノートに書かれてある「Longing/Love」への一文にもジーンときたものです。「その想いは夢の中でさえ・・・」って感じの文だったと思います。ジャケットも良いですね。このジャケットのために曲が付いているような気にもなってきます。曲とジャケットの良い関係がありますね。「Longing/Love」　by　George Winston 『AUTUMN』－心の底につもる叶わぬ想い。秋の並木の、枯葉のように・・・－by owlman 　←　がっつし、めんこいです！　デラックスやすこ作品集

2006.09.18

コメント(0)

断片風景　～　北海道　小樽市　札幌市

おたる水族館とノースサファリサッポロへ行ってきました。おたる水族館に行くのは小学校以来です。オオカミウオの記憶しかありません。その時はショーは見なかったと思います。今回はきっちり見てきましたよ。いや凄いです！あのでかいイルカ達がハイジャンプ！　そしてザブーン！　かしこいオタリアのショーにも感激した。でも、一番心に残ったのはペンギンショーです。これはショーではなくお笑いコントといっても良いでしょう。ちっとも言う事を聞いてくれないペンギン達と、それでもショーをしなけりゃならん飼育のお兄さんとのやりとりが爆笑です。これは子供向けではなく、大人向けだと思いました。ショー以外でも、いろいろ展示していまして、楽しいし勉強にもなりました。また行きたいぞ！ノースサファリサッポロは今年で二回目。相変わらずにぎやかでしたよ。動物たちとの再会をたっぷり楽しみました。それと、ここにいるプレーリードックへハーネスをプレゼントしてきました。首輪より負担がずっと小さいと思いまして。係りの人に手渡してきましたが、使ってもらえるかな？この写真は、おたる水族館のオウムガイです。宇宙空間に浮かんでいるようです。－空間を陣取り其処に存在(ｱ)る力。黙していても、生命(ｲﾉﾁ)は叫ぶ。－2006年6月16日撮影by owlman 　←　がっつし、めんこいです！　デラックスやすこ作品集

2006.09.16

コメント(0)

断片風景　～　北海道　小平町　達布

増毛町の米の適期収穫の判定と、南留萌地区内の巡回をしてきました。明日ようやっと試験圃を刈ります。よかった！小平町達布の橋梁跡です。達布という街は、昔は石炭でにぎやかだったそうですが、今はとても静かで美しい場所です。－文明の廻転により周縁へ。古木にかかる、橋梁の跡。－2006年４月30日撮影by owlman 　←　がっつし、めんこいです！　デラックスやすこ作品集

2006.09.14

コメント(0)

断片風景　～　北海道　留萌市

晴れた日でした。本当は現地で稲刈りをしなければならないのですが、会議でした。げんなりしました。事務所裏のななかまどです。きれいに赤く実のってます。－蒼落ちて紅を残して七釜戸。実りまぶしく、秋空の下。－2006年９月13日撮影by owlman 　←　がっつし、めんこいです！　デラックスやすこ作品集

2006.09.13

コメント(0)

断片風景　～　北海道　せたな町　旧大成町

仕事上いろいろな北海道米を知ることができて幸いです。そしてつくづく思います。育種家や農家がのびのびと仕事ができて、その成果が真っ直ぐに消費者に届けられたら、北海道稲作は相当盛り上がるだろうってことを。そして、不透明で歪んだガラス越しに、生産者と消費者が立っているということを。写真はせたな町（旧大成町）の海岸です。周りの岩と道の残骸が融合しつつある風景を見ました。－消えてゆく記憶の底の線なぞる。枯葉色した、孤独なシャドウ。－2006年８月11日撮影by owlman 　←　がっつし、めんこいです！　デラックスやすこ作品集

2006.09.12

コメント(0)

断片風景　～　北海道　増毛町　朱文別

今日は米の収穫適期講習会。小平町と留萌市で開催しました。思ったより早く収穫できるようです。いろいろと忙しくなります。適期講習会後は、増毛町の田んぼを巡回してきました。小平町や留萌市よりは遅めのようでした。その途中、朱文別駅を通ったので撮ってみました。味のある駅です。－黄昏の輝きのなか融けながら、日々かすれゆく、朱文別駅。－2006年９月11日撮影by owlman 　←　がっつし、めんこいです！　デラックスやすこ作品集

2006.09.11

コメント(2)

断片風景　～　北海道　小平町　滝下

小平町の達布市街を抜けると、大きなコンクリートの建造物があります。北炭天塩炭鉱の選炭工場跡です。この中に鉄管が積んでありました。部品というのは、組織のために特化されて在るものだと思います。その部品も在るべき所に無く捨てられていたら、鉄管なら鉄くずです。部品は悲しいですね。　－鉄(kurogane)の管が青葉の陰に在る。点を失い、線だけを引く。－2005年６月24日撮影by owlman 　←　がっつし、めんこいです！　デラックスやすこ作品集

2006.09.10

コメント(4)

苫前町郷土資料館～　北海道　苫前町

苫前町郷土資料館、閉まってました。残念！　前から気になっていたのですが、午後５時までなんですね。また今度にします。元は学校かな？と思ったのですが、どうも役場だったようです。お洒落な建物ですね。門の辺りです。郷土資料館の入り口です。郷土資料館の入り口には、「吹上カッター」なる錆びた機械がありました。いい味出してします。　　－花と錆、変わらぬ時が流れ行く。太古よりある太陽の下。－by owlman 　←　がっつし、めんこいです！　デラックスやすこ作品集

2006.09.09

コメント(0)

三毛別羆事件　～　北海道　苫前町

北海道苫前町三渓でおきた獣害史最大最悪の惨事、「三毛別羆事件」。大正４年12月９日～10日、冬眠しそこねた巨漢の飢えたヒグマが15戸の開拓部落に出現し、次々と女性や子供を襲いました。絶叫の中、ヒグマは嵐のように暴れまくり、被害はしだいに大きくなっていきました。いつまで続くかわからない絶望的な惨劇。そこで登場したのが「宗谷のサバサキの兄い」と呼ばれた大酒飲みの凄腕ハンター山本兵吉でした。雪原の中、彼はヒグマを追跡し、ついに対峙します。空気が緊張していき、そして銃声。ヒグマは彼に打ち込まれた２発の弾丸で絶命したそうです。それでようやく幕は下りました。死者７名、重傷者３名だったそうです。今日はその跡を見てきました。跡地の入り口にはこんな看板が立っています。近くには石碑もあります（石碑は怖いので撮りませんでした）。事件の再現です。巨大なヒグマが小屋を襲おうとしています。この小屋の中は見ることができます。小屋の前の草むらです。倒れている大木は開拓時代からあったそうです。あんな悲劇も時が経つとこんな感じです。　－悲劇には緑と雪が重ねられ、風化の果ては、苔生す古木。－by owlman 　←　がっつし、めんこいです！　デラックスやすこ作品集

2006.09.09

コメント(2)