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IP電話は停電時使えず 東日本巨大地震 (その10)
今日の天気は,北西の風後南の風,滅多にない降水確率0%の晴れ,朝の最低0.8度,日中の最高は14度です。 さあ,冬は今日で終わり,冬を惜しみながら明日よりドンドン気温上昇となります。 「北西の風後南の風」,冬の名物北風より温暖な南風へ。 今日,毎日見ている,ある気象情報の表示が急に変わり戸惑いました。 私の予報は的外れ,気象台の予想通り,昨日桜の開花が発表されました。 草花はこの時期,気温の高低の変化により発育が急速になり,これを忘れていた愚かな私です。 そしてこれも目を疑う次の土日は,桜の見頃と言うではありませんか! これには予報外れと思っています。 今日は,改めて新聞記事3月14日付けよりです。 「NTT東、56万回線不通 IP電話は停電時使えず 東日本大震災に伴う通信障害は、NTT東日本の加入電話が14日午前6時の時点で岩手、宮城両県を中心に停電や装置の故障などのため56万1千回線がつながらない状況が続いた。 光ファイバー通信サービス「フレッツ光」は22万1400回線が接続できなくなっている。 東京電力による計画停電が実施されている時間は、近年一般家庭への導入が増えた光回線利用のIP電話「ひかり電話」は使用できない。 昔ながらの黒電話の多くは、バッテリーを備えた電話局から銅線を通じて電気が供給されるために通話が可能だ。 NTT東は、公衆電話を無料で利用できる措置を継続。 被災した岩手、宮城、福島、茨城、長野の各県に計261台の特設公衆電話を設置した。 被災者が親族らに安否を知らせる「災害用伝言ダイヤル(171)」は、新たに青森県からも伝言を録音できるようになった。 録音できるのは岩手県、宮城県などを含め計12都県の市外局番で始まる電話番号からとなった。」 この通り,意見はありません。 多くの方は「当たり前のことを当たり前にするのは非常に難しい」とおっしゃられます。 が,私は違います。 「当たり前のことを当たり前にするだけ」で,難しいとは一度も思ったことがありません。 大地震=停電。 当たり前のことです。 ですから,通信手段である電話は利用できません。 但しです。 これは家庭内通信設備に電源不用機器があれば,この限りではありません。 家庭にある普通の固定電話,一般電話を見ればわかるように 100V 電源不用です。 ですから,IT 化社会と呼ばれるこの現代,インターネット普及による影響が,電話通信を妨げているのです。 よく知りませんが「フレッツ」の機器には 100V 電源が必要不可欠なはずです,よって停電時,電話が利用できない訳です。 私は一般の方より,少しだけ,1ミリくらい,嫌いなパ阻困 (パソコン) や通信機器,震災対策に詳しく知っています。 NTT の凄さ,壮大さと雄姿,全家庭の固定電話に銅線を介し 4.8V を供給し続け,これが停電時であっても通信可能の理由です。 現在は放棄しましたが,以前 IT 技術者の資格を持っていました。 パ阻困嫌いなので,こんな資格に固執してはいけない。 昔,現在あるプロバイダーのひとつを契約する際,仕事や遊び,趣味と同様,最低でも約 1 ヶ月勉強をし,検討をしました。 その中の項目に,100V 電源使用ルーター付きモデムは,停電時でも電話だけは利用可能か? というものがありました。 プロバイダー会社にこれを確認し回答は「可能」,よってこのプロバイダーと契約したのです。 ところが,性格の悪い私,何でも実際見てみないと,やってみないと,気が収まりません。 実際,機器を接続して,地震時を想定して電源プラグを抜いてみて発信したところ,問題なく通話ができました。 私は地震対策の初期の重要性に,この通信手段の確保,二重三重化 (バックアップ) の持論があります。 持論と言っても,恥ずかしながら正論ですが ..... 大地震が起こったら,先ず自分と家族などの生命,ケガ人の救助が最優先。 次に居合わせなかった者を想う,安否確認。 これらにはどうしても通信手段が必要になるのです。 救急車や医療機関への搬送,相手の携帯への通信。 地震大国日本,これまで幾度となく地震での被災地環境などを気にして調べてきました。 上記の通り,電源使用固定電話で通話不能となれば,電源バッテリー内蔵の携帯で代替利用できます。 しかし,携帯通話は大幅に規制され,これを「ふくそう現象」と言いますが,以前この日記の同項目,「東日本巨大地震」で書いたように,NTT 市外交換機でブロックされてしまいます。 携帯電話から一般電話への通話は,必ず移動通信網関門交換機から NTT 市外交換機を経由するために規制されるのです。 そしてさらに携帯会社自身の規制も加わり,菅さんや枝野さんや私の知り合いにもいる新聞記者の携帯を優先させスルー (通過) させ,規制がさらに加わります。 携帯→携帯,携帯→一般電話,一般→携帯,ほか市内より市外など,数年かかりましたが,この研究結果を持っています。 停電時は当たり前のようにパ阻困 (パソコン) は利用できず,これはノートパソコンバッテリー内蔵であっても周辺機器は 100V 利用のはずです。 このメール対策もバッテリー内蔵の携帯電話が有効になります。 あの新潟中越地震で,大被災し壊滅状態となり立入禁止となった新潟県・山古志村。 NTT は最善を就くし,停電の中,電話交換機の巨大バッテリーを利用して村民の通信を確保しましたが,この放電所要時間は約 3 時間です。 そこで,急きょ,電源供給車を走らせましたが,入村一本道はがけ崩れで通行できず,ついに山古志の通信が途絶え,私は心を痛めました。 そこで,衛星電話も良いでしょう。 衛星電話より宇宙にある NTT ドコモさんの「ワイドスター」という人工衛星に電波を直射し通話するものです。 この人工衛星は南の空約 45 度に存在し,非常時に備え 2 機が飛んでいます。 テレビの国際映像の会話のように 1,2 秒声が遅れが生じます,それはそうでしょう,声が宇宙空間を通過する訳ですから。 但しこれは 1 台約 50 万円,驚くような通信費,これを何度も利用し通話をしました。 ミスター・コンピューター故 池田敏男さんを輩出した世界の富士通 FUJITSU。 この社員の方を 10 名ほど知っていますが,会話の中で皆口を合わせこう言うのです。 この社員さんは電話とコンピューター両方の業務に携わった方々です。 「電話は本当に難しい,パソコンより難しい」 人は間違えるもの,よって社会も間違えはあります,これが真実。 話しを変え土日の出来事はただテレビを見,またある目標である事柄を 2 年強かけて,ようやく終末らしくなってきました。 これだけでは,自分の成長とは言えません。 今日のテレビは「プレミアム自然」でしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月28日 16時09分46秒
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