ゴーヤーチャンプルーゴーヤーチャンプルー(沖縄料理)にがうりは夏を代表する野菜でもあり、沖縄料理には欠かせない重要な材料の一つ。苦さとでこぼこの表皮を持つ独特さが知られているが、ビタミンCが豊富な健康野菜であり、夏バテ予防&スタミナ付けに最適な食材と言える。 Recipe#1. 簡単ゴーヤーチャンプルー(豊見城市 さっちゃん 風) (調理時間約10分; 2人分) [材料] *にがうり 1本 *卵 2個 *コンビーフハッシュ 好きなだけ *豆腐 半丁 *だしの素 少々 *醤油 少々 [調理方法] 1. ゴーヤーを縦割りにする。小さなスプーンなどで種・綿を取り出す。取り終わったら、全体を綺麗に流水で洗う。 2. ゴーヤーを3ミリから5ミリ程度の薄切りに。切ったゴーヤーをざるに移し、大さじ2杯くらいの塩でしっかりもむ。しんなりとしたら、流水で塩を完全に洗い流す。 3. ゴーヤーの水を切っている間、フライパンに油少々をさし、大きめに切った(3センチ角)豆腐をきつね色になるまで炒める。きつね色になったら、火を止め皿に移しておく。 4. 次に、ゴーヤーをフライパンに入れ一分程炒める。そしてコンビーフハッシュを混ぜ入れ、更に2分程炒めた後醤油・だしの素で味付けをする。 かき混ぜた卵を全体にかけるように加え、良く混ぜ合わせながら炒める(3分程度)。 そして出来上がり! Recipe2. 「苦さが苦手!」という人の為のゴーヤーチャンプルー(雅美風) (調理時間約15分) [材料] *にがうり 1本 *卵 4個 *薄切りの豚肉(ベーコンでも可) *豆腐 *うす削りのかつお節(はながつお) *醤油 少々 *塩 少々 [調理方法] 1. ゴーヤーを縦に切って種を取り出し、綿もしっかり取り除く。 2. ゴーヤーを可能な限りの薄切りにする。薄切りにしたゴーヤーに大さじ半分程度の塩を降りかけしっかり揉む。(ゴーヤーが透き通った感じになるまで。ここで苦みがかなり落ちる。) 3. 塩もみをしたゴーヤーを良く洗って塩を抜く。 4. 沸騰したたっぷりのお湯に、洗ったゴーヤーを入れ1~2分さっと茹でる。(苦み抜き作戦その2。パスタを茹でる感覚でちょっと固めに茹で上げる。) ※苦くないゴーヤーチャンプルー作りは下拵えにかかっている。苦みに馴れてきたらまず茹でるのをやめ、塩もみだけの処置にしておいてもいいし、苦みが好きな方は塩もみする時間を短くすれば良い。 5.豚肉を食べやすい大きさに細長く切る。 6.フライパンを強火にかけ、良く熱し油を引く。そこへ豚肉を入れ、火を良く通す。 7.しっかり水を切ったゴーヤーをフライパンに加え炒める。 8.豆腐も、大さじくらいの大きさにちぎって加える。(豆腐は、余り大きくない方がゴーヤーの苦みを誤魔化してくれる。) 9.ゴーヤーが好みの硬さになるまで火が通ったら、塩と醤油で味付けをする。 10.そして溶き卵を加え、卵とじに。卵は1人前に2個使うという具合で多めに使う。その方がゴーヤーの苦みも消える。 11.卵が固まったら火を止め、仕上げにはながつおをまぶし混ぜる。そして出来上がり! |