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今日は、全米規模のステーキレストランチェーン店であり、現在18カ国余りの市場にも出店している、OUTBACK STEAKHOUSEについて書きたいと思う。
OUTBACK(アウトバック)は『奥地の、未開墾地』などという意味であるが、このレストランではオーストラリアのOUTBACKをテーマに、そのダイナミックさを加えたようなアメリカンな味を提供している。 席についてまず最初に気付いたのは、メニューの中にもオーストラリアにある町の名前があちこちに散りばめられている事だ。 例えば、“エアーズロック”ストリップ、“クィーンズランド”パスタ、“アリス・スプリング”チキンなどなど、オーストラリアを知る人はきっとすぐにピンと来るのではないかと思う。 地名つきのメニューだけならともかく、メニューにある言葉一つ一つさえ面白いのだ。 前菜には、Aussie-tizer(Appetizerをもじった語。Aussieはオーストラリアの~という意味)という名前がついているし、サラダの総称はBonzar salad(Bonzarはアメリカ英語ではGreat、Cool、Awesomeなどの意味)、そして、お子様メニューはJoey menu for kids(Joeyはカンガルーの子どもという意)という名がついていて、オーストラリア英語を楽しむ事も出来る。 オーストラリアではバーベキューの事をBarbie(バービー)と呼ぶらしいが、それもこのレストランに来て初めて知った。 こうして覚えた単語を、オーストラリアに行った時にでもかっこよく使いこなしてみたいものである。 さて今回は何を注文したかというと、前菜にはAussie Cheese Fries、そしてメインはAlice Springs Chicken®とRibs On The Barbieだ。夫と二人で半分ずつ食べる事にした。 すると、ウェイトレスの方が『Are you sure you can eat all of them?(全部食べられるかしら?)』と訊いてきたので、何となく周りを見回したのだが、隣の席のテーブルに運ばれてきた料理のボリュームの多い事! 注文した張本人も目を丸くしていたほどである。 それで、前菜のAussie Cheese Friesはhalf order(1/2量)に変更する事にした。 half orderなんてメニューには載っていなかったのだが、こういった客の我ままが通るのも、この店のポリシー『No rule, just right(マニュアル接客はしない)』のお陰である。 客1人1人に対して出来る事なら何でも応じ、最高のサービスを提供するのがモットーなのだそうだ。 だから、例え客が作業服で入店しても文句は言わないし、大抵のレストランでは席はウェイトレスによって決められてしまうところも、ここでは自分で遠慮なく座りたい席につけるのである。 また、料理に対しても、『★★★は省いて』、『◆◆◆をつけて』などのうるさい注文も快く引き受けてくれる。(勿論、『◆◆◆をつけて』の場合は追加料金で。) それから間もなくして、ドリンクとサラダの登場、、。 このレストランの魅力の一つは、サラダにのっているクルトンから殆ど全ての料理を各自の店で手作りしているという所だ。 そしてサラダを食べ終えた頃に、Aussie Cheese Friesがやってきた。 a half orderとは言え、直径10センチほどの皿にこんもりとのっていた位だから、full orderだとどんな事になっていたか想像も及ばない。 Aussie Cheese Friesはどんな料理かというと、フライドポテトに刻みベーコンとジャックチーズ&チェダーチーズがトッピングとしてのっているもので、決め手はディッピングソースのランチドレッシングだ。 何だか自分の家でも作れそうな一品だが、この日以来フライドポテトにはランチドレッシングと決めたくらい、すっかり虜になってしまった。 それから暫くして、Alice Springs Chicken®とRibs On The Barbieが運ばれてきたのだが、どれも美味だった。 特にRibs On The Barbie(ポークリブを1枚丸ごとグリルしたもの)は、甘めのバーベキューソースが好きな人にはお勧めである。 OUTBACK STEAKHOUSEの商品はどれもボリュームがかなりあるので、Doggie bag(持ち帰り用バッグ)を頼まないといけない羽目になるかもしれないが、そのサイズも見所である。 聞いた所によれば、日本にも東京、神奈川、千葉の辺りにOUTBACK STEAKHOUSEがあるそうで、いつか日本の店舗でも食べてみたいものである。 そして、今度OUTBACK STEAKHOUSEに行く時には、是非アウトバック名物と言われているBloomin’Onion(丸ごと揚げたフライドオニオン。芯を残して切るので花のように見える。)を試してみたいとも思う。 さてお腹もすっかり一杯になり、そそくさと洗面所へ向かったのだが、何とそのドアにもBlokes(男性)、 Sheilas (女性)などとオーストラリア英語で表示されていたのである。 そのこだわりようは愉快だが、OUTBACK STEAKHOUSEという小さな空間で感じたオーストラリアは、私の「オーストラリア行きたい病」にますます拍車をかけてしまったような気がする。 それくらい素敵な場所だ。 OUTBACK STEAKHOUSEジャパン http://www.outbacksteakhouse.co.jp/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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