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田中およよNo2の「なんだかなー」日記

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2004年07月25日
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カテゴリ:硬派
先に結論を書くと、私は1リーグは公平なシステムだと思います。

あなたは昨年に阪神から日ハムに移籍した坪井選手が3割3分の高い打率を残したのを知っていますか。
多くの人は知らないですよね。
阪神ファンなら藤本選手が3割を超えたことは知っていますよね。

あなたが日本の打者で5人優れた選手を挙げなさいといったら、誰を入れますか?
もしかして、巨人の阿部選手や高橋選手を入れられたかもしれませんね。
別に、悪い選択じゃありません。
さて、そこに日ハムの小笠原選手は入りましたか。
多くの人は入ってないでしょう。
でも、大リーグのスカウトに同じ質問をすれば、間違いなく、小笠原選手は入るでしょう。
トップに上がってもなんら不思議はない。

原監督の辞任騒動のときにあるTV番組で大沢親分が「喝」を入れてました。
「巨人なんか、細かいことにこだわるな」と。
その時、隣にいた張本さんの複雑な表情は忘れられません。
いつも、強気で鳴らしてる人なのに。
そして、司会者に水を向けられ、こう答えました。
「やっぱり、巨人にいるというのは違いますよ」

これが、日本の野球界の現状です。
つまり、巨人と阪神という人気球団と、そのおこぼれを分配することで成立してきたシステムなのです。
だから、新規参入には30億もの莫大な登録料をかけて、誰にもその分配を渡しません。

さらに、それを批判する視聴者も、小笠原選手の凄さなんかを知らないのです。
日本の世論や野球界はどっぷり、そこにつかっているのです。

そりゃ、パリーグはすべて赤字になりますよね。
分配システムが機能していないのに、続いてきたほうが不思議なくらいです。
しかも、赤字なのに選手の給料は高騰する。
変な話ですよね。

つまり、僕はこう思うのです。
「パリーグ総てが赤字だった、2リーグこそがいびつである」と。

最近の前提は「2リーグは長年続いた素晴らしいシステムである」です。
すっごく、おかしな話です。
長年続いているだけで、そのシステムの正当性がどこに保証されていますか。
そんなのは役所で「前例がない」と繰り返す頭の固い人間の発想さえしない、発想です。

だから、僕はこう、言いたい。
「全部の球団で巨人と阪神の人気球団と利益を分かちあうのは1リーグは、現実的であり、もっとも公平な方法である」と。
ちなみに、そもそも、私は12球団で1リーグにするのが最適だと、思ってます。

さて、現在は巨人以外のセリーグが1リーグに反対してますよね。
どうも、みんな好意的に受け取っているようです。
でも、僕は違うと思います。
なぜなら、彼らは「パリーグの球団が減ろうが、関係ない」といった突き放した主張をしてます。
彼らが反対してるのは球団が減ることではなく、巨人と試合できる球団が増えてしまうことなのです。

一番大きな問題は、球団が減ってしまうということです。
それに関しては、無視をしているのに、セリーグの2リーグ擁護発言が好意的に取られるのか、私は理解に苦しみます。

きっと、マスコミや視聴者は球団が減ることと、リーグが統合する問題の順序をごっちゃにして、一体化して把握してるため、軸足がずれているのです。

阪神を筆頭とする主張の本音はこうでしょう。
「利益はセリーグだけで分配していきましょうや、利益でてるから、パリーグはほっときましょうや」
一体、誰が一番身勝手なのでしょうか。

誰が野球界全体を考えているのですか。

私にはよっぽど、巨人の渡辺オーナーさんのほうが野球界に対して、真摯なビジョンを持っていると思います。
勿論、全面的に賛成とはいきませんが。

繰り返しますが、最大の課題はリーグの数ではありません。
球団が消えることです。

対応策はあります。
その一つとして、球団の概念を広くして、増やすことです。
つまり、アマチュアとプロの垣根を低くして、入れ替え戦を行えるシステムにすればいいと思います。
ちょうど、サッカーのように。

そもそも、数年前までプロ選手だった人間がアマチュア選手に戻れなかったんですよ。

でも、プロだった人間がアマチュアでももっと活躍し、さらにプロの道がシステム化されれば、人材の受け皿は広がるでしょう。
ちょうど、サッカーのJ2で何人もの元・日本代表の選手が移籍するように。
それが、レベルの底上げに繋がっているように。

オーナーがむかつくとか、選手が可愛そうとかの議論も結構です。
なにしろ、面白いですしね。
それは否定しません。

さて、別の角度からいきましょう。
経済界では赤字なのに、労働組合が解雇に頑健に反対して、会社自体が倒産してしまう例は多々あります。
つまり、これ以上、赤字だらけだとパリーグ自体が消えてしまう可能性もあるのです。

その現実的側面を忘れず、なにが一番いいシステムなのかを実行に移す時期ではないでしょうか。

※8月2日にかみぽこちゃんさんのページにトラックバックを貼らせていただきました。
真摯に考えるべき問いかけです。





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最終更新日  2004年08月02日 23時36分50秒
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